マザロザif 完結   作:アーク1

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リクエストがあったSAOのマザーズロザリオ...そのif作品になります。

私の処女作品であり、ナルトの小説と違い一人称で展開されます。

そして、リクエストされた方の希望される作品かどうかは正直わかりません。

おそらく好みがかなり別れる物と思われます。
そして最後に...私はハッピーエンドが好きなんですよね。


1

「ごめんね。キリト君。今日のデートなんだけど、ユウキがどうしても私とALOでスリーピングナイツの皆と遊びたいって言うんで、又、今度にしても良いかな?」

 

そう、この日...ユウキがキリト君のプローブを使って、私たちの学校に通うようになって三日目、今日は久しぶりに放課後キリト君とデートをする約束をしていた。

 

最近、ずっとユウキ達に構っていて、キリト君との時間を作れ無かったから寂しくて私からデートに誘った。

 

でも...

 

「ねえ、アスナ。今日スリーピングナイツの皆と限定イベントボス討伐をやるんだ。アスナも参加してくれないかな?」

 

ユウキからの誘いに、最初は用事があるからと断っていたけど、私は結局押しきられてしまった。

 

ユウキ達が、自分達の生きた証をALOに必死に残そうとしているのを知っているから。

 

それに、キリト君とはまだまだ一緒にいられるという考えもあった。

 

そんな保証どこにも無かったはずなのに...

 

「本当にごめんね。私から誘った話だったのに。」

私が、再度謝るとキリト君は、

 

「仕方ないさ。また時間ができたらデートしよう」

 

そう言って笑って許してくれたけど、やっぱり少し寂しそうだった。

 

私も、同じ気持ちだよ。今度のデートではうーんと、楽しもうね。

 

そんな事を考えながら、私はキリト君と別れた。

 

それが、キリト君と私が交わした最後の会話になるなんて、この時の私は想像もできなかった...

 

時間は過ぎて、その日の夜9時。

 

イベントボスは、然程苦労せずに倒すことができ、そのまま私達はユウキ達のホームで打ち上げパーティーを行った。

今日は、お母さんの帰りが遅いのでゆっくり時間が取れたのだ。

 

打ち上げパーティーを楽しんでいたその時、ふっと、キリト君に呼ばれた気がした。

 

なんとなく、胸騒ぎを感じた私は、中座して落ちる事にした。

 

それをユウキに伝えると、

 

「え~。まだ、早いじゃん。もうちょっとだけ一緒に居ようよー」

 

駄々っ子のように騒ぐユウキに説得を諦め、1時間だけ、と条件を付け納得してもらった。

 

我ながら情けないなぁ。流されてるのはわかってるのに、自分の意見を通せない。

 

SAOにいたころの自分は、こんなじゃなかったはずなのに...

 

そして、10時。パーティーも終わり、皆に挨拶をして、落ちた。

 

アミュスフィアをとって、身体をほぐし、お風呂に入る前にキリト君にメールをしようとスマホを取り出すと...

 

ものすごい数の着信が入っていた。直葉ちゃんや、リズ、シリカちゃん、シノのん、クラインさんやエギルさんからも、5分おきには着信が入っていた。

 

何かあったのか?と疑問に思いながら、私は直葉ちゃんに連絡をした。

 

『あ、明日奈さん..』

 

「電話してくれてたみたいだけど、なにかあったのかな」

私が用件を訪ねると、

『もう、良いんです。もう、遅いんです...今更...』

直葉ちゃんが電話越しに泣いているのがわかった。

「...何があったの?」

嫌な予感がした。もしかしてキリト君になにか...

焦燥にかられながら、震える声で何があったのか訪ねると、 

『.........』

その返事は沈黙と、そのまま電話を切られてしまった...

 

不安がどんどん大きくなっていく。

私は、震える手で最愛の人、キリト君に電話をかける。

 

どれだけ待っても応答が無い。

 

今度はリズに電話をかけた。だが、こちらも繋がらない。そのまま、シリカ、シノン、クラインと電話をかけるが誰も電話に出ることは無かった。

 

誰か、お願い。電話に出て...

 

最後に、エギルに電話をかけると、ようやく応答があった。

 

『アスナか...』

 

「エギルさん、良かった。繋がって。何かあったんですか?キリト君も他の皆にも連絡が付かないんです。教えてください。キリト君に何かあったんですか?皆どこにいるんてすか?」

 

私は、不安と恐怖に心が潰されそうになりながらも、エギルさんに早口で捲し立てた。

 

そして、エギルさんから告げられた言葉は...

 

『アスナ、いいか。気をしっかり持って、落ち着いて聞いてくれ。

 

今日、キリトが...下校途中にトラックに跳ねられて...30分ほど前に...息をひきとった...』

 

この世で、最も私が聞きたくない言葉だった...

 

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