【まあそんな訳で実技の試験は終了だね。 言彦早く変わってー】「分かっておるからそう急かすな・・・よっと」「ふいー 素直に変わってくれてホッとしたよ。緑髪の子も今は大丈夫そうだし」
試験が終了した直後に妙齢ヒロインリカバリーガールと名乗るお婆さんが怪我人を治癒させていったのだが、それには当然緑髪の少年も治癒の対象だったのだ
「あれ?でも可笑しくない?」【何がだ?】「いやほら、言彦の能力である不可逆の破壊者のせいであの子の足治らないんじゃないかなーって」【あの小僧の足を壊したのは儂ではないからな】「いや言彦だよ、言彦じゃなければ誰だって言うのさ」【いやそう言う事ではなくてだ、あの小僧の足は正確に言えば仮想敵にぶつかったせいで壊れた訳であろう?】「ああそっか、不可逆の破壊者は言彦本体か、言彦の武器で壊されたものが対象だもんね」【そういう事だ】「まあそれはそれで良いんだけどさ、そもそも試験があれで合格出来たのかって不安なんだけど」【何を言うか、貴様の筆記試験は問題無かっただろうし、儂の実技も申し分ない数の仮想敵を倒したではないか】「言彦はそれ本気で言ってるの!?私が気にしてるのは、言彦があの子振り回したのがアンチヒーローな行為ってなって不合格にならないか心配だって事なの!言彦は反省してるの!?」【わ、悪かったと言ってるだろう・・・】「まあ、後は雄英高校から通知が来るのを待つだけだけどね・・・」
それから一週間が経った
「いいい言彦言彦言彦!」【そう何度も呼ぶな喧しい 、
どうしたと言うのだ?】「来たの!手紙が!雄英高校から!」【ほうそうか!なんと書いてあったのだ?】「まだ読んでないの!見よ見よ!」
と無袖が手紙の封を破ると・・・
『私が投影されたぁ!』「うわぁ!びっくりしたぁ!」【ほうホログラムか!こんな新しいことをするなど雄英高校はやはり良い!】『さて、普通だったらここで合否を伝えるんだけどね・・・君にはちょっと別の用があってね?』「あぁー・・・(納得と絶望が混ざった声)」
『今日中に雄英高校まで来てくれないかい?そこで色々と質問と言うか尋問と言うか詰問と言うか色々とやらなければいけなくてね・・・』「はい解りました・・・今からそちらに向かわせていただきます・・・」
【おい無袖よ、これは儂の知識と相手の態度を見るに録画の類いの様に思えるのだが】「分かってるよ!分かってはいるけどなんか言っちゃったんだよ!・・・はぁ
気が重い」