サトシの兄な転生者   作:ゼノアplus+

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サトルとモミジ、プラスルとマイナン

7話

 

 

「ここがアローラ地方……空気も澄んでて、自然豊かで、凄く良いところだと思わない、マイナン?」

 

「マイッ!!」

 

「ただ一つ失敗したなぁ……」

 

「マイ?」

 

「こんなに太陽が照りつけると思ってなくて日焼け止め持ってきてないし、タイツと七分袖が暑い……」

 

「……マイ〜」

 

「あっ!初めて見るポケモンだ!森の方かぁ… マイナン、いってみようよ!」

 

「マ、マイ!?マイマイ〜!!」

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

〜ハウオリシティ〜

 

 

「プラスル、なんか欲しいものあるか?」

 

「プラァ……プラッ!」

 

「ん、どれだ?……アイス?……ああ、デラさんにか」

 

「プラァ!」

 

 

やあ、サトルだ。サトシが島巡り挑戦を宣言したのが昨日の事。俺はククイ博士に頼まれた買い出しを終え適当に街を歩いていた。

 

 

「ッ…プラ」

 

「今度はどれだ?……湯のみ?ヨ〜さんにだな。確かに最近日向ぼっこしてるけどさ。ゴーストタイプなのに……」

 

 

プラスルが選ぶものが大体俺の手持ちのためなものについて。自分のも選んでええんやで?

 

 

「プラ?……プラァ」

 

 

ないですかそうですか。

 

 

「ハハッ、まあまた何か欲しいものができたら買ってやるよ。お前意外と欲がないのな。ここでしか食べれないような物もあるぞ?」

 

「プラッ、プラプラァ!」

 

「俺のが良い?要は家に帰ってから作れってことか……分かったよ。みんなの分もな」

 

 

駄弁りながら歩いていく。ちなみにプラスルは頭の上だ。コラコラ、髪留めをチョンチョンするでない。崩れたらどうしてくれる…

 

 

「ん?……あれは?」

 

 

よく見ると森の方に走っていく女の子と1匹。ここら辺で見ない子だな。危なそうだし、ちょっと様子を見にいくか。……ストーカーじゃないからな?

 

 

「森は空から見えないし……走るか。プラスル、一旦戻ってくれる?」

 

「プラッ」

 

「ありがとう」

 

 

素直に返事してくれるプラスル、マジ感謝。

 

 

「さてと…ボーさん出てきて。雑用悪いんだけどこれ家に届けてくれる?多分サトシかククイ博士はまだ家に居ると思うから」

 

「マンダァ」

 

「よろしくね、俺が戻ったらまたおやつ作るよ」

 

「マンダ!!」

 

 

おやつと聞いた瞬間に全力で飛び去っていくボーさん……もしや俺って手持ちのポケモン達に餌付けしすぎ?

 

 

「確か、あの子が行った方向は……獣道に沿ってるな」

 

 

じゃあ、let's go俺!……この時、この後スクールがある事はすっかり忘れております。

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

〜森の中、モミジside〜

 

 

「ねえねえマイナン、あのポケモンなんて言う子かなぁ?」

 

 

私の名前はモミジ。ホウエン地方から夢のためにアローラ地方で修行をするために来たの。名前がジョウト地方っぽいって言われるし、髪が金髪だからホウエンっぽくないとも言われてきた。お母さんがジョウト地方出身で、お父さんがカロス地方出身。小さい頃にホウエン地方に引っ越して生活してる時にパートナーのマイナンと出会ったの。その時はポケモンに詳しくなかったから知らなかったけど色違いのマイナンだったのよね〜。

 

 

「マイィ……マイマイ!」

 

「どうしたのマイナン?宿は予約してるから大丈夫よ。道だって、さっき来た方向に帰れ……ば……」

 

 

振り返ると先程歩いた獣道は見えず……

 

 

「ね、ねえ…マイナン?」

 

「……マイ?」

 

「もしかしなくても私達……迷った?」

 

「マイ」

 

「だよねぇ〜 ……初日から迷子とか、私ついてないな〜」

 

「マイ〜」

 

 

こんな呑気に会話してる場合じゃないんだけど……現実見たくない……

 

 

「クゥ〜」

 

「ふぇ?」

 

「マイ〜?」

 

「いや、今凄く可愛い声聞こえなかった?」

 

 

なんかこう…くぅ〜って?

 

 

「マイ?……マイマイ」

 

「え〜聞こえたって〜」

 

「クゥ〜!」

 

「あ、ほらあっちの方から…」

 

 

声が聞こえた方を見ると、体の大半が黒くて、頭と肉球がピンク、耳の部分だけカチューシャをしてるみたいに白い熊?っぽいポケモンがいた。

 

 

「マ、マイ!?」

 

「うっわぁ〜!可愛い〜!!なにあの子、初めて見るポケモンだけど凄く可愛い!!」

 

 

私の声であのポケモンはこっちに気づいた。

 

 

「クゥ〜」

 

 

あのポケモンはこっちに笑顔を浮かべ両手を大きく振っている。

 

 

「え!?凄く友好的じゃない!やっほ〜!」

 

 

私も手を振って近づこうとするけどさっきからマイナンが服を引っ張ってる。

 

 

「どうしたのマイナン?マイナンも行きましょ!」

 

「マイ!!マイマイ!!」

 

「なんでそんなに必死に首を振ってるの?凄く良い子そうじゃない?」

 

「マイ〜!!」

 

 

遂には涙目。えっ…そんなに…?

 

 

「わ、分かったわよ…ちょっと様子を見るくらいなら良い?」

 

「……マイィ」

 

 

渋々…と言った感じのマイナン。ここまで渋るのも珍しいわね。

 

 

「クゥ!!」

 

「…え?」

 

 

突然あのポケモンが動き出し、腕を振るっただけで隣の木が幹から折れた。……あの見た目で!?

 

 

「マイ!?マイマイ!!」

 

「早く逃げないと!?……キャ!?」

 

 

急ぎすぎて足元の木の根っこでコケちゃった……マズイ……とりあえずマイナンだけは!!

 

 

「マイナン、人でもポケモンでも良いから呼んできて!」

 

「マ、マイ!?マイマイマイ!!」

 

「良いから早く!!」

 

「……マイ!!」

 

 

決心したのか四つん這いで走ってくマイナン。……ありがとうね。

 

 

「クゥ〜!」

 

「私も逃げないと……痛っ……足怪我してる……でも、気にしてられない!!」

 

 

痛みをこらえて走る。多分こっちでしょ。

 

 

「クゥ〜」

 

「あのポケモン足はやっ!?なんでアローラ初日からこんな目に〜!!」

 

 

私、モミジ。ホウエン地方からはるばるアローラ地方まで来たの。絶賛、逃走中です。………ふざけるなぁぁぁぁぁ!!

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

〜サトルside〜

 

 

「参ったな……ボーさんと話してたせいか完全に見失った……」

 

 

さっきから偶〜に幹がへし折られたような木を見るんだけど……この森そんなやばいポケモンいんの?

 

 

「もっと急ぐか……ん?」

 

 

奥から何か走ってくるな……

 

 

「プラスル、ちょっと構えてくれるか…?」

 

「プラッ!」

 

 

プラスルをボールから出し警戒態勢。

 

 

「マイィ……」

 

「プラスル?いや、頰がマイナス……マイナンか」

 

 

耳とかが黄緑色だな……まさか色違い?ていうか確かメレメレ島で野生のマイナンなんか見たことないぞ…

 

「プ、プラ!?」

 

「おっと、そうだ!!……すまん一回俺のボールに入ってくれ」

 

 

そう言って、未使用のボールを触れさせるが反応しない。

 

 

「人のポケモン!?……まさか、さっきの子か!マイナン、君のトレーナーはどこだ?」

 

「マイ!」

 

 

色違いのマイナンはさっきやって来た方向を指す。

 

 

「そうか、分かった。すぐ行く!ヨ〜さん出てきて」

 

「zzz……ッ……?」

 

「寝てるとこゴメンけどこの子運んでプラスルについてきてくれ。俺は先に行く」

 

「………」

 

 

親指だけ立ててグーサイン。

 

 

「ありがとう。よろしくな!」

 

 

そう言ってちょっと走ると、靴の跡と若干の血。

 

 

「この根っこに引っかかったか、血痕は……あの方向!……いた!!」

 

 

こういう時だけ、マサラスペックに感謝するよ。

 

 

「ッ!?!?マズイ、キテルグマか!」

 

 

俺がやってたムーンの図鑑情報には確か……

 

『ごうわんポケモン』

仲間と抱きしめ合う癖がある。その力で背骨を砕かれて()()()()()()()()()()()()()

 

世を去るトレーナーも多い?………ッッ!?

 

「いや、怖すぎるだろ!?ちょっ、今まさにその瞬間が訪れようとしてる!?…ガルさん、let's go!!あの子を【キングシールド】で守れ!!」

 

「……!?……!!」

 

 

ボールから出てきて状況を把握したのか、真っ直ぐ飛んでいくガルさん。流石、状況把握能力はウチのメンツで一番だ。

 

俺も走るが本気のガルさんには追いつけない。…いや当たり前だけどな?

 

 

「ギルガッ!!!」

 

 

ガルさんが女の子の前に行き【キングシールド】を発動させ、キテルグマの両腕を防ぐ。てか今ガルさん喋った?久しぶりに声聞いたな…… おっと、そんな場合じゃない。

 

 

「大丈夫か!!」

 

「え?あっ……えっと、大丈夫です……」

 

「詳しくは後だ、とりあえず遠くに逃げるぞ!ガルさん、俺たちが離脱したら、周りの木を切って通れなくしてくれ!」

 

「ギル…!!」

 

 

俺は女の子をお姫様抱っこの要領で抱えすぐに走る。

 

 

「ふぇ!?ちょっとあの…こういうのはもっと…///」

 

「ゴメンけど喋るとした噛むよ!ガルさん今だ!」

 

「………!!」

 

 

俺の合図を受けガルさんも離脱、周りの木を切り倒した。

 

 

「クゥ……」

 

 

それで興味を失ったのか、キテルグマは別の方向へと歩いていく。……よかった。

 

 

「……行ったみたいだな。ふぅ……ガルさんありがとう、おかげで助かったよ」

 

「………///」

 

「ハハッ、思わず他人の前で声出した事気にしてんのか?いつも言ってるけどいい声してるんだからいいじゃん?」

 

「…!!………///」

 

「ゴメンって…だから頼むから恥ずかしそうに精神操って記憶消すのやめてもらっていいですか!?」

 

 

アブナカッタ……

 

 

「プラ〜!」

 

「お、プラスル追いついたか」

 

「マイッ!!」

 

「あっ、マイナン!!」

 

「うおっ、ちょっと暴れないd……うわッ!?」

 

「へ?…キャア!?」

 

 

女の子が動いた時に俺のバランスが崩れて倒れる。

 

 

「……いてて、大丈夫?……うん?」

 

「マイナンゥ……グスッ……ひっぐ……よかったぁ……!!」

 

「マイ!?…マイ〜」

 

 

恐怖から解放されたせいだろうか、思いっきり涙を流してマイナンに抱きつく女の子と、それを仕方なさそうに慰めるマイナン。このマイナンすげぇな。

 

 

「ヨ〜さん、ガルさん。頑張ってくれてありがとう。家に帰ったらおやつ用意するから、一旦ボールに戻ってくれる?」

 

 

俺が小声でそう言うと、状況を察したのか素直に戻ってくれる。ウチの子達優秀すぎて泣けるわ…

 

 

「もう大丈夫だから…安心して。……大丈夫だから」

 

 

俺は女の子の頭を撫でて落ち着かせる。ポケモンサマーキャンプの手伝いで夜泣きしてた子達はこれで泣き止んだけど…

 

 

「ぐすっ……助けてくれてありがとうございましたぁ……!!」

 

「うお!?……っと、気にしないで。それよりもさ、俺をここに呼んでくれたのはこの子なんだ。だから、お礼はマイナンにね」

 

 

泣きながら抱きついてきた女の子。うーん、煩悩……ハッ!?いかんいかん。

 

 

「……そうなのマイナン?」

 

「マイッ」

 

「マイナン…ありがどうねぇ〜!!」

 

「マ、マイィ…」

 

 

今度はマイナンに抱きつく女の子。若干マイナンが苦しそうだけど、まあこれもスキンシップだよね。

 

 

「プラ…」

 

「いてっ…わかってるよ。少し周りを見ててくれないか?」

 

「プラッ!」

 

 

プラスルに頰をはたかれた俺だがちゃんとわかってる。

 

 

「ちょっといいかい?」

 

「…はい。何ですか?」

 

 

おっ、泣き止んだか。

 

 

「君、足怪我してるよね?応急処置だけど、させてもらえるかな?」

 

「え…あっ、ホントだ。ッッ……痛ッ」

 

「ちゃんと認識したら痛みが来たかな。ちょっと染みるよ」

 

「ッッッッ!!……痛いですぅ」

 

 

まあ染みるよね〜。

 

 

「ゴメンゴメン、はい終わり。ガーゼとか持ってなかったから、手ぬぐいで悪いけど、巻いておくね」

 

「え!?いえ、そこまでして貰うわけには!汚れますし…」

 

「気にしない気にしない。それより、立てる?」

 

「はい、大丈夫でs…いたッ!」

 

「マイ…?」

 

「ちょっと難しいか、ほら、どうぞ」

 

 

俺は背中を向けしゃがむ。いわゆるおんぶだ。

 

 

「ふぇ!?そ、その……」

 

「…まあ恥ずかしいか、じゃあヨ〜さんに乗せてもr…「それもちょっと!!」……ゴーストタイプのポケモンは苦手な感じ?」

 

「その……小さい頃、ジュペッタにイタズラされて…それから…克服したいんですけど…機会がなくて」

 

 

なるほどね〜。それにしてもジュペッタか、イタズラ系ならゲンガーとかだと思ってたけど。ゴーストタイプのスキンシップはイタズラだったりするしなぁ…個体差あるけど。

 

 

「ウチのゴーストタイプ以外で人を運べるのは今手元にいないし、恥ずかしいのはわかるけどおんぶにしようか」

 

「……すいません、ありがとうございます」

 

 

そうしておんぶ。ん〜、女の子って結構軽いのな。

 

 

「マイナンはボールに戻る?」

 

「マイ…」

 

「一緒に歩く?」

 

「マイ!!」

 

 

仲よさそうだな〜。

 

 

「プラスルもそろそろ戻ってくるはずなんだけど……あ、来た」

 

「プラ〜!」

 

 

辺りを見てきたプラスルは手に帽子を持っていた。

 

 

「あっ、私のだ!」

 

「なるほど、プラスルお手柄だな。悪いけど被せてあげてくれるか?」

 

「プラッ!」

 

 

プラスルは器用に、器用に俺を踏みつけながら頭の上に登り帽子をかぶせてあげた。この野郎……俺が今無防備なのをいいことに…!

 

 

「プラスルちゃんありがとう!大事なものだから良かった…!!」

 

「プラッ」

 

「マイッ、マイマイ!」

 

「プラ?プラッ!」

 

「もう仲良くなったみたいですね」

 

「まあ、プラスルとマイナンは種族的にも似通ってるからな。気の合う部分が多かったんだろう。ホウエンにいた時、野生でもよく仲良くしてたのを見たことあるし」

 

「えっ、ホウエン出身なんですか?私もなんです!」

 

 

マジ?金髪だし、イッシュかカロスとか、外国モチーフ系の地方かと思ってたけど…

 

 

「いや、俺はカントー出身だよ。旅はホウエン地方からスタートしてたけどね。オダマキ博士にはだいぶ世話になったよ」

 

 

あと、ヒガナさんにもなぁ……

 

 

「わ、私もオダマキ博士には良くしてもらいました。この子の事も……お世話になって」

 

「ああ、マイナンか。まあ色違いは珍しいからな。ウチのプラスルもだけど」

 

「え?ウチのって……」

 

「おっ、道が見えてきたぞ」

 

 

会話を切るようで悪いが悠長なこと言ってられないんでな。

 

 

「さてと、ここからは帰りやす……い……?」

 

 

やっと道っぽい道に戻ってきたと思った俺たちだが、目の前にはウチのクラスのサトシたちがいるではないか……え、なんで?

 

 

「「「「「先生!?」」」」」

 

「兄ちゃん!?」

 

「え、お前たちなんでいるの?」

 

「いや、先生こそ何してるんですか?ククイ博士が今日は休むって言ってたし……それにその人は……」

 

 

ククイ博士……気を使ってくれてたのか……すいません。あんまり心の中で半裸博士とか思わないようにします。

 

 

「森の中でポケモンにキテルグマに襲われかけててな。助けてたんだよ」

 

「「「「「「キテルグマに!?」」」」」」

 

「え、なに、そんなに……?」

 

「今、ロケット団がキテルグマに連れていかれて……」

 

 

ロケット団……?あの人ら今度はアローラにまで来てたのか。ていうか連れていかれたって……まああの人らならギャグ補正で大丈夫だろうけど、背骨に南無………今度差し入れするか。

 

 

「あの……この子達は?」

 

「ん、ああ、俺の生徒だよ。近くのスクールのな」

 

「生徒さん!?じゃあ、先生…?」

 

「まあ、そうだな。最近なったばかりだけど」

 

「……凄い!!」

 

 

……なんかこう、直接褒められるのも気恥ずかしいな。

 

 

「スイレン、あの2人なんかいい雰囲気じゃない?」

 

「先生楽しそう…」

 

 

あの2人なんか言ってる?……気のせいか。

 

 

「サトシ達はこの後もフィールドワークか?」

 

「うん!森のポケモンをゲットするんだ!」

 

「そうか、あんまり奥まで行くなよ。俺はこの子をポケモンセンターまで送って行くから。ククイ博士にも伝えといてくれ」

 

「分かった!」

 

「サトシ、誰ロト?」

 

「俺の兄ちゃんだよ!」

 

「サトシのお兄さん!?よロトしく!!」

 

「ロトム図鑑か。よろしくな」

 

「じゃあ兄ちゃん、行ってくる!!」

 

「「「「「行ってきま〜す!!」」」」」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

サトシ一行が行った後、俺達はポケモンセンターに到着。

 

 

「はい、これで終わりよ。それにしても災難だったわね。森でキテルグマに会うなんて」

 

「そんなに珍しいんですか?」

 

「俺も一応、辺りの森は全部見回ったつもりだけど…キテルグマがいるのは知らなかったよ」

 

「あらあら、サトル君も知らなかったの?まあ滅多に人前に出てこないから知らないのも仕方ないわ」

 

「へぇ… あっ、俺そろそろ家に戻りますね。今日頑張ってくれたポケモン達におやつ作らないといけないんで」

 

「分かったわ。じゃあ私は少し休憩しようかしら。今は人いないし」

 

 

ジョーイさんがそれでいいのか……

 

 

「君も、気をつけてね。マイナンも元気で」

 

「あっ、はい。ありがとうございました!!」

 

「マイッ!!」

 

「どういたしまして。それじゃ」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

〜モミジside〜

 

 

「あの、ジョーイさん」

 

「どうしたの?はい、お茶をどうぞ」

 

「あ、ありがとうございます。その…サトルってあの人の名前ですか?」

 

「え?サトル君言ってなかったのね。そうよ、ポケモンスクールの新任教師のサトル君。たまに此処にも手伝いに来てくれるのよ」

 

 

サトルさんって言うんだ。……かっこいい人だったなぁ。

 

 

「でも、先生っていうには若くないですか?」

 

「だってまだ15歳だもの。優しいし、知識もあるからお客さんにも人気なのよ」

 

「15歳!?私より2上なだけなのに……あっ!?」

 

「えっ、どうしたの?」

 

「私……サトルさんのポケモンにちゃんとお礼言ってない……」

 

「マイィ……」

 

 

 

 

一方、サトルは……

 

 

「あっ!?」

 

「プラッ?」

 

「あの子の名前聞いてない……」

 

「プラァ………」




ククイ家にて


「みんな〜出来たぞ〜」

「プラッ!!」

「マンダァ!!」

「「「………!!」」」

「ボーさん、荷物持って行ってくれてありがとな」

「マンダァ♪」

「ヨ〜さんとガルさんも今日は本当に助かったよ」

「………♪」

「プラスルも警戒してくれて助かった」

「プラッ!!」

「………」

「デラさん悪かったって。流石に森でデラさん出したら燃えかねないだろ?」

「………」

「次のバトルはデラさん出すからさ」

「………?」

「マジだって。久しぶりにバトルしたいだろ?誰としたい?」

「………!!」

「カキ君のバクガメス?」

「!!」

「頼んでみるよ。だから、機嫌なおしてくれな?」

「………♪」


よかったぁ……

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