罪袋「ハルハッッコチラニッッアリマスカアアアアア」
暴走した罪袋は、春の方向をかぎつけ進んでいた。
幽々子「ここからは立ち入り禁止よ、去りなさい」
罪袋「ハルウウウウウウ」
幽々子「駄目ねまるで言葉が通じない。残念だけれど、殺すしかないようね。」
幽々子は、持っていた花びらとともに蝶を放った。
幽々子「ほら、あなたの好きな春よ。受け取りなさい」
罪袋に当たり、罪袋はあっさりと死んでしまった。
・_・リザレクション・_・
そしてあっさりとよみがえってしまった。
幽々子「なんなのあなたは、生命の理を無視しているわ。なんてことなの」
罪袋「ほれたかい」
幽々子「恐怖を感じたわ。あなたにも理性があったのね」
果たして本当にあるのだろうか。
罪袋「俺は地上にいるとき寒く感じていた」
幽々子「服を着てないからじゃない」
罪袋「選択肢をやろう、幻想郷に春を返し、地上を温かくするか、それとも、
俺と一緒に温かいここで過ごし、幸せに暮らすか」
幽々子「もしあなたが幽霊だったら、一緒に暮らしてあげてもよかったわ」
罪袋「じゃあ、幻想郷に春を返して、俺がリリーホワイトに好かれて一緒に暮らす
ということでいいんだな」
幽々子「せっかく集めてもらった春を返すわけないじゃない。
それだけは、ないと思っていいわ」
罪袋「そうか、では、勝手に決めさせてもらうぞ。フフフ、どうしよっかなー」
幽々子「あなたに決める権利なんてなくてよ」
罪袋「名案でもあるのかい」
幽々子「おとなしく、家に帰る」
罪袋「ホームレスでーす」
幽々子「じゃ、森に帰りなさい」
罪袋「もう森はこりごりだ」
幽々子「じゃ、もう死になさい」
罪袋「ここが冥界だ」
幽々子「違うわよ、あなたの行き先は地獄でしょ」
罪袋「映姫様に会えるかな。それとも、旧地獄の、、」
そこに妖忌と妖夢が到着した。
妖夢「よかった、間に合った」
妖忌「幽々子様、西行妖を満開にさせてはなりません!それだけはしてはなりません」
幽々子「でも、私はどうしても見たいのよ。あとちょっとだから、あと少し、あと少しで」
妖忌「後生の頼みです。どうか、どうかお願いします」
妖夢「私からもお願いします」
罪袋「俺からも、一緒に暮らしてください。お願いします」
幽々子「ふぅん、貴方たちが私に勝てればその願いをかなえてあげてもいいわよ。
一人を除くけれどね」
罪袋「勝負方法は、やきゅうけん。みんな異論はないね。まずは妖夢と幽々子から」
妖夢「えっ」
妖忌「しばしお待ちください、幽々子様。今すぐこいつを切り捨てますから」
幽々子「あらあら、仲間割れなんえしてる暇はあるのかしらねえ」
妖夢「えっ、てことは、勝負を受けるってことですか」
幽々子「そんなわけないでしょ、勝負といったら」
罪袋「早脱ぎ対決に決まっているだろうが」
妖夢「ちょっとこいつ切り捨ててきますね。おじいちゃん、後は頼みましたよ」
妖忌「孫を死地に送るのはいい気分ではないがこちらは任せろ」
妖夢「ありがとうございます、やっぱりおじいちゃん、帰ってきてくれてありがとう」
妖忌は、わっと泣き出した。
妖忌「いきててよかった~、孫からありがとうって言ってくれた。一生の思い出にしよう」
罪袋「なあ、妖夢、おれにもいってくれ」
妖夢「うっさい、消えろこの変態が」
罪袋「反抗期の娘を持った気分だ」
幽々子「ねえ、いいの、ほんとうに、西行妖満開になっちゃうわよ。
一生の思い出になっちゃうわよ」
妖忌「はっ、一生の思い出が増えてしまうところだった。もう満腹なのに」
妖忌「私と妖夢であの西行妖を切る。服を着てない変態は幽々子様を足止めしといてくれ」
罪袋「倒してしまっても構わんのだろう」
妖忌「駄目だ。妖夢、こいっ、あの西行木を切り倒すぞ」
幽々子「あなたたちを通してあげると思っているのかしら」
罪袋「いいや通るね【霊符・憑依】」
罪袋は幽々子に憑依しようとした。しかし、幽々子は肉体を持っていなかったため
スペカはまたもや暴走し、幽々子と罪袋の二つの意識は、罪袋の体を依り代としてしまった。
幽々子・罪袋「え」
妖夢「これって結構やばい状況なのでは、、」
妖忌「あのお方と幽々子様を信じて西行妖を切るぞ。従者とは、主人を信じる者のことだ」
妖夢「はい、わかりました。信じましょう」
妖忌は、半霊を斧ではなく,剣の形にして。西行妖に向かって走っていった。
幽々子「これはどういうことなの」
罪袋「つまりこういうことだ。」
幽々子「いっしょうこのままなの?」
罪袋「わからない、でもそれもいいんじゃない」
一人問答してる様子は、はたから見れば怪しい。
幽々子「そんなのいやだわ。あ、能力が使えた。死ねえ自分」
・_・リザレクション・_・
罪袋「ふ、詰めが甘いぜ。これから一緒に暮らしていこうぜ」
幽々子「いやぁああああ、妖忌、ようむぅ、助てぇえええ」
___
妖夢「何やら助けを求める声が聞こえますが」
妖忌「信じるのだ。妖夢。主人を信じるのだ。
ほれ、最後の一振りじゃ。最後は、妖夢がやりなさい」
妖夢は、息を深く吸い渾身の一撃を放った。
西行妖は丸太だけを残して、横に倒れた。
倒れた先には、罪袋がいて、西行妖は罪袋を押しつぶした。
一直線に罪袋を押しつぶした姿は、まるで主人を守る従者の化身のようだった。
・_・リザレクション・_・
ちょうどスペルの暴走が止まり幽々子が罪袋の体から出てきた。
幽々子「見事に倒されてしまったわね」
罪袋「じゃあ、一緒に暮らしてくれ」
幽々子「あら、私は負けてないわよ。だって、西行妖が倒されただけですもの」
罪袋「じゃあ、今から勝負だ。やきゅうけんで」
幽々子「あら、私の勝ちね、だってあなた、服着ていないじゃない」
罪袋「あーーー、ここにきて伏兵が。くそぉおおおお」
幽々子「じゃ、私の望み道理おかえり願おうかしら。じゃあね」
そこに妖忌と妖夢がちかづいてきた。
妖夢「ご無事で何よりです」
妖忌「主の望みをかなえられないことを深くお悔やみ申し上げます。」
幽々子「いいのよ、そんなことは、それより,この方は地上へのお帰りがお望みよ、
送っていってあげなさい。妖忌」
罪袋「せめて妖夢で」
妖忌「必ず戻ります、ですが、もう一度旅に出ます」
妖夢「おじいちゃーん」
妖忌「妖夢、幽々子様を任せたぞ」
妖忌は罪袋を背負って下界に持って行った。
西行妖は、根元から根絶したりしなければ、たぶん幽々子も消滅しないと思う