鉄底海峡に集結した深海棲艦を撃破してから数ヶ月後。この海域は、束の間の平和を謳歌していた。
…しかし平和は長くは続かない。
ある日ら鉄底海峡を強い嵐が襲ったのだ。以来、鉄底海峡は黒い霧に覆われた。海域の外側にいる人間達には、黒い霧の向こう側で何が起きているのか、知る方法は無かった。
鉄底海峡は周囲の世界から断絶されてしまったのだ
提督:と、いうわけでオープニングシーンを初めて行きます。まずはそれぞれどんな感じです?
比叡:私は多分球磨さんと一緒に鉄底海峡に向かってるかな?
球磨:それで問題ないクマ。クマは休暇が渡されたんだし、比叡が託されたものを渡しに行きたいと言ったからついてきた感じだクマ
飛龍:私は無実の罪とはいえ罪は罪ですし護送車(?)の中かな?嵐にあったら鉄の棺桶というかなんというかだけど…装備は一応あるけど、現在持ってない感じ。
提督:外にいる艦娘達が持ってるのかな?
飛龍:あ、じゃあそれで
皐月:ボクは1人でここに流れて来たのかな〜?はじめは肌の一部が真っ白になっただけだったけど、だんだん広くなってきて、ついには片目が変色。流石に問題だなとなったから解決方法を探しにきた…って感じかな?一応包帯でぐるぐる巻きにして完全に見えないようにしてるよ
提督:了解です。では貴女たちの周囲の天気はどんよりとした分厚い雲に覆われます。雨が降り始めたかと思えば、一瞬で強風が吹き付ける嵐になってしまいました。艤装は何故か機能せず、海に流されてしまいます。
比叡:「ひぇ〜」
球磨:「クマ〜」
飛龍:「ここが私の死地…ですか…。多聞丸に申し訳が…」
皐月:「…深海棲艦になるくらいならいっそ、これがいいのかもね…」
提督:あれ?なんの反応も無し?
皐月:まぁ物語の始まりだし、死ぬとかは無さそうなので。
提督:ぶっちゃけたな。まぁ飲み込みがいいPLは好きよ
比叡:え(ヒキッ)
飛龍:え(ヒキッ)
球磨:え(ヒキッ)
皐月:え(ヒキッ)
提督:引くな!それはさておき、いつの間にか小さな島に流れ着いていました。
比叡:誰から起きます?
提督:ここはダイスで決めますか。
比叡→5
飛龍→2
球磨→6
皐月→3
提督:では球磨さんが目をさまします。
球磨:「うぅ、酷い目にあったクマ…ここはどこクマ?」とりあえず通信をするクマ。
提督:しかし通信はできません。不思議に思っていると、島の周囲は黒い霧だらけです。この霧の中では電子機器や艤装の力が中和され、艦娘でも海に沈んでしまうようになり、全ての通信も途絶してしまいます。自分たちがどれくらい気を失っていたのかすらわからない状況です。
球磨:なるほどクマ。とりあえず周囲を見渡すクマ。誰かいるクマ?
提督:ここは砂浜です。近くには君の同僚である比叡が、少し離れたところには2人ほど、気を失っている人がいますね
球磨:とりあえず比叡を起こすクマ。「比叡、しっかりするクマ!」
比叡:「ううん…、お姉様…私を置いていかないで…!」うなされておきます
球磨:「起きるクマ!」と、言いながらチョップします
比叡:「痛い!痛いじゃないですか、球磨さん!…あれ?ところでここはどこです?」キョロキョロしよう。
球磨:「わからんクマ。とりあえずあそこの2人を起こすクマ。」
比叡:「わ、わかりました。…大丈夫ですか?生きてますか?」囚人服の方の肩をポンポンと叩いて反応を見よう
飛龍:私でいいのかな?(比叡:頷く)「う、ううん…?ここは…?」ぎこちなくも体を起こします
比叡:「あ、よかったです!気が付かれましたか!」笑顔になります
飛龍:「あ、貴女は⁉︎」突如今までいなかった人を警戒します。武装無いけど。
提督:では近くにたまたま服と一緒に流れ着いていたことにしましょう。こんなところで武装無くされても困るし
飛龍:あ、ありがと。御都合主義すぎるけど。
比叡:「とりあえずあちらの子が起きたら自己紹介しましょうか」と言って、もう1人の方に向きます。
球磨:ユサユサ揺らしながら「ほら、起きるクマ。生きてるなら反応するクマ」と言います
皐月:「…ぐっ!」っと言いながらゆったりと光の無い目で周囲を見るよ。
提督:おや?なんだか新しい皐月ですね
皐月:ああ、一部が異形化してるからかあまり周囲と交流を持とうとしないって事にしてる。そのせいで寡黙って事になってる。個性≪おしゃべり≫が×なのはそういう理由って事にしといて。
提督:ホイホイ了解。続けて
皐月:包帯が解けて無いか確認してから「君達は…誰?」
球磨:「ふむ、全員起きたみたいだし、自己紹介するクマ!」
比叡:「そうですね!では僭越ながら私から。私は舞鶴鎮守府所属、金剛型戦艦2番艦、比叡です。よろしくね!」
球磨:「球磨は球磨だクマー。球磨型軽巡洋艦1番艦。比叡と同じ鎮守府所属だクマ。よろしくクマ」
飛龍:「…私は飛龍。呉鎮守府所属…でした」
比叡:「でした?」
飛龍:「ええ、…まぁすぐに問題にはならないでしょう。短い間になると思われますが、よろしくお願いします」
皐月:「ボクは皐月だよ。よろしくな」
球磨:「?皐月ちゃんらしく無いね。私達のところの皐月ちゃんは元気いっぱいでしたけど…?」
皐月「あまり気にしないで。特定の鎮守府には所属していない、フリーの艦娘だよ。まぁ…当面のためにだが、よろしく頼むよ」とか言いながら光の無い目で周囲を見渡すよ。
提督:黒い霧があるばかりですね。
比叡:そもそもこの島はどんな感じです?
提督:その説明もしてなかったな。
白い砂浜、南国の青い海。しかし島の周囲は黒い霧に覆われ、日差しも暗い。気のせいか海面が少しずつ上昇している気がする。あまり長居はしたく無いな…
提督:って所だな。
球磨:水位上昇は艦これRPG固有の深海棲艦の効果クマ。つまりはこの海域にいる深海棲艦を倒せって事クマ?
提督:まぁそもそもこのキャンペーン自体がそんなやつだし
飛龍:うわぁ、ぶっちゃけたね
皐月:そもそもこのTRPG自体がそんなだからそれこそ今更だよ。
提督:あ、ここは元は鎮守府では無いので全ての資材が0個です
比叡:ええっ⁉︎
皐月:うーん、資材の確保も急務か…
提督:一応この場所は臨時の鎮守府という扱いで入渠、補給、改修を行うことができます。開発は不可です。また、「資材を運ぶ装備」を入手するまでここでしか補給、入渠する事ができません。また、この島は2サイクル経過すると、沈んでしまいます。「資材を運ぶ装備」を入手してなかった場合、一緒に資材も沈むから気を付けてね。
飛龍:それは気をつけようもないと思うんですが…
球磨:今更クマ。
比叡:ひぇ〜
皐月:開発ができないのも少し辛いね。ボクは火力不足だし、偵察機もあと1個は欲しい感じだし。
飛龍:それはおいおい詰めていきましょうか。
球磨:さて、とりあえず聞くことは聞いたクマ。では旗艦を決めるクマ。
飛龍:艦種は戦艦、正規空母、軽巡、駆逐艦かか…
皐月:比叡か飛龍が旗艦なのが違和感無いかな?
提督:皐月が旗艦でもいいのよ?主に俺のやる気が上がる。
皐月:提督のやる気が上がったら殺る気が上がっちゃうって事じゃ無いか…
球磨:残念ながら却下クマ
提督:ちぇ〜
飛龍:私は無実とはいえ罪人ですし、比叡さんにしてもらおうと思いますが大丈夫ですか?
比叡:うーん、話の流れ的に違和感が無いし、それでいいよ。
提督:ではそのシーンをどうぞ。
球磨:その前に地図をよこすクマ。じゃないと話し合いができないクマ
提督:それは失敬。では地図をどうぞ。皆さんは「ハジマリ海域」の104地点にいますよ。
皐月:ここは島で属性は「陸上」だけど2サイクルで沈むんだったね。
提督:そうです。一応このセッションのサイクルは2サイクルなのでこのセッション中は沈みませんね。一応1サイクル毎に切りはしますが。
飛龍:ここでは何ができるの?
提督:ここでは「周囲の偵察」と「資材を探す」ができます。
球磨:一応説明頼むクマ
提督:「周囲の偵察」はそのまんま。2回行えます。≪索敵≫の判定に成功したら106か107の情報がいずれか1つ手に入ります。
「資材を探す」は行動力を1点消費して好きな資材を1D6個獲得できます。こちらは4回ですね。
球磨:ありがとうだクマ。とりあえず方向性は決まったクマ。じゃあ旗艦決定のシーンをやるクマ
提督:ではどうぞ。
球磨:「一応、これから少しの間とはいえ艦隊を組むことになるクマ。旗艦を決めたいクマ」
皐月:「…そうだね。異論はないよ」
飛龍:「…そうですか。では私は戦艦の比叡さんを推させて貰います」
比叡:「ひぇっ⁉︎空母の飛龍さんでもよくないですか⁉︎」
球磨:「クマはどっちでも問題無いクマ。ただ、飛龍が囚人服だったクマ。何かあったのだろうクマ。察してやるクマ」
皐月:「ボクもどっちでもいいよ…。命令が理不尽じゃない限り従うよ」
飛龍:「服を見ていただいた通り、私は一応元囚人です。なので私は遠慮させていただきます」
比叡:「…わかりました。では僭越ながら、私が旗艦をさせていただきます。…フォローミーです!私について来て下さーい!」
球磨:「慣れない事はするなクマ」呆れるクマ
飛龍:「似てませんね」クスッと笑っていましょう
皐月:無言で光の無い瞳で残念な人を見る目でで比叡を見てる
提督:皐月の説明がなんかひどい。
皐月:解せぬ
提督:ではそれぞれの艦娘に感情値を1点獲得させて下さい
比叡:私は球磨に1点。そうですね…「頼りになる」で。なんだかんだで優秀な球磨型の1番上の姉ですから
球磨:じゃあ球磨は皐月に。「ほっとけない」で。お姉さん風だクマ
皐月:ほっといてよ…
飛龍:それ違う艦娘wでは私は比叡さんに。「劣等感」で
比叡:劣等感?
飛龍:ええ、栄光の艦として、前線の要として、存分に出撃、その力を振るう事のできる比叡さんに劣等感を持っている感じで
比叡:あー、なるほど。でも比叡の使命はかーなり暗いんだよね。無理してる所あるかもね。この比叡
皐月:では皐月はそのことに気づいておこう。比叡に「心配」で
球磨:駆逐艦に心配される戦艦クマ
皐月:言っちゃ悪いけど戦歴の皐月はかなりの武闘艦だよ?輸送任務が主だったけど、睦月型では最後まで武装してたんだから。それに乗っていた人達もかなりの熟練揃いだったみたいなんだし
飛龍:性能が足りないなら技術でカバー!かっこいいですよね
比叡:艦娘のスペック差が戦力の決定的差でないことを教えてやる!(キリッ)
球磨:その人負けまくったけどなクマー
比叡:ひぇ〜
提督:はいはいそこまで!ではやっていきましょう。このオープニングのシナリオイベントもシーンとして扱うから「偵察」や「資材探し」ができますよ?「偵察」は2回、「資材探し」は4回挑戦できます
話し合いの結果、球磨が偵察を、その他の3人が資材を集める事に
提督:では球磨さんからやっていきましょうか
球磨:球磨は偵察機を持ってるからそれを飛ばすクマ≪索敵≫は≪補給≫から2マスなので7以上を出せばいいクマ
提督:どうやって≪補給≫で代用しますか?
球磨:偵察機用の燃料を補給してから飛ばす感じだクマ。洋上とはまた違った感じで広く頼むクマ。
提督:了解です。ではダイスをどうぞ。
球磨:まぁダメだったら大人しく再行動からの発見をやるクマ
2D6→(2・6)→8/成功!
提督:では偵察ができます。106か107、どっちがいいですか?
球磨:順番に行くクマ。とりあえず106クマ
提督:ええっと…ではこんな情報を得られます
回遊する深海棲艦たち
一際巨大な深海棲艦の群れがいる。
どうやらこの海域を支配している深海棲艦の部隊のようだ。この部隊を指揮しているのは空母ヲ級elite。彼らは定期的(各サイクルの終了時)に水雷戦隊を哨戒させているようだ。
球磨:露骨にラスボスがいるクマ
皐月:まぁ支配とか書いちゃってるしねぇ…
飛龍:航空戦対策とか必要になりそうですね!
比叡:護衛艦や対空持ってる人がいますし、航空戦での飛龍さんの中破が無さそうなぶん、まだマシかもですね
提督:じゃあ残りはパパッと行きましょう。資材を宣言して1D6を振って下さい
比叡:では鋼材を
飛龍:ボーキかなー?
皐月:じゃあボクは燃料かな?
鋼材/2個獲得!
ボーキ/3個獲得!
燃料/5個獲得!
皐月:「案外あったね。流れ着いた時のために残してたのかな?」燃料が入っているドラム缶を動かしながら無表情だけど、内心喜んでおこう
比叡:不知火や加賀みたいな感じなのかな?「こっちは鋼材がありました。数は少ないけど、急場は凌げそうです!」
飛龍:「ボーキもありますね。探せば弾薬もあるかもです」ボーキサイトを抱えながら中破以上で行動できなくなる懸念がなくなった事にホッとしとく
提督:ではシナリオイベントを終了します。次からは通常シーンとなります。皆さん、カードを配りますのでよろしくお願いします
個別状態
比叡
行動力/8
飛龍
行動力/9
球磨
行動力/13
皐月
行動力17
現在の鎮守府状況
燃料/5個
弾薬/0個
鋼材/2個
ボーキサイト/3個
資材を運ぶ装備/×
以上で今回を終わらせていただきます。
何かご意見、ご指摘がございましたらコメントよろしくおねがいします!
感想をもらえるとやる気が増えます。
そう言えばTRPGは比較的専門用語が多くなるため、説明等が欲しい場合もあるかもですが、そのならないためには説明的な投稿をした方がいいのかな…?
とりあえず考えときます