俺の名はアイン・ボーウェン
今はメリダ婆ちゃんと生活している。
昔、婆ちゃんが俺を死んだ友人の娘にお願いされたと言って俺を育ててくれた。
昔の母さんの顔も名前も覚えているし、死んだ事も覚えている。
でも今は婆ちゃんや定期的に会いにいくマーリン爺さんやそこにいるシン・ウォルフォード等他にも良くしてくれる人がいるからそこまで寂しくは無い。
まぁ今はこの話は置いといて、俺には前世の記憶がある。
それも1つじゃない。2つの記憶がある。
日本という国での記憶と木の葉の里にいた時の記憶。
だから魔法も婆ちゃんの言うイメージはしやすかったし、体術も今では森の中で狩りをしたりしていたのもありかなり出来る。
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俺が15歳の成人を迎えて少ししてからシンの成人を迎える日が来た。
シンとマーリン爺さんの家に行くとディセウムのおっちゃんやミッシェルのおっちゃん等他にも多くの人が来ていた。
そして一連の流れの中で俺とシンの魔法のお披露目をする事になった。
ちなみに俺とシンはお互いに前世の記憶がある事を知っている。
まぁそこは置いといて今、シンが使っているのは炎と酸素を掛け合わせて作る巨大な高熱の炎の塊。
そこには大きなクレーターと亀裂が出来ていた。
ならば俺は別の属性でなおかつ驚かせないとならんな。
「婆ちゃん。俺は属性をどうする?」
と聞いてみると
「自重しとくれよ。あんたまで規格外だと私だマーリンの事を言えなくなってしまうよ。」
と言われた。
「ならさジーク兄。魔法の威力を見せてな。」
と言ってもジーク兄は
「シンの後にやるとかどんな罰だよ。嫌だ。」
と言われてしまった。
「わかったよ。」
俺はそう言ってつま先で地面を軽く蹴った。
俺が地面を軽く蹴った後にシンの作ったクレーターに突然水が出てきだす。
そしたら・・・なんということでしょう。クレーターは湖に亀裂は川に早替わりです。
湖が完成してから俺は足裏に魔力を溜めて水面に立つ。
「シン。なんかでかい攻撃よろしく。」
と言うとシンは
さっきと同規模の雷のような攻撃魔法をしてきた。その魔法は俺に向かって一直線に当たる
ハズだった。
俺に当たる直前に湖の水が俺の前に壁を作り、その雷をかき消したのだ。
それを見た婆ちゃんが
「アイン・・・何台この魔法は?」
と凄い威圧感と共に聞いてきた。
「水の結界魔法で防御型ウロボロス。」
「仕組みはなんだい?」
と婆ちゃんは興奮気味だ。
「婆ちゃん!落ち着いて」
「これが落ち着いていられるかい!」
「ちゃんと自重したんだよこれでも。デカイのは規模だけでこの水は地下水だから。」
と言うとジークが
「それでも規格外だよ!」
と言われた。
俺はそれを無視して
「今度は攻撃魔法で行くよ。」
と言うと皆が
「「「エッ!」」」
と言った。
それも無視して俺は地面に掌を当てる。
すると地面がどんどん水分を失い砂漠となり、その砂漠が
津波のようにしてドンドン遠くへと行ってしまった。
途中で止めたけどね。
それを見た婆ちゃんが俺のもとへと走ってきて
「あんたは!何をやってんだい!自重しなと言ったのを忘れたのかい!」
と言って来た。
「だから威力も規模も使い方も抑えたよ。この技は流砂瀑流地面の中にある砂を下から上にすくい上げて広範囲で敵を飲み込んで最終的に砂漠葬送に繋いで圧迫死させる技だよ。と言うか本来は地面に触る必要が無いのにわざわざ触ってから威力も規模も抑えて使ったのにそこまで言うことは無いだろ!」
「あれで威力を落としただって!それこそふざけてるよ!」
と言われてしまった。
ついでに言うと俺が作った湖と川は流砂瀑流で元通りの土地にして樹海降誕で綺麗な森へと戻りました。
それを見た婆ちゃんは
「アインのバカタレー」
と俺に盛大なビンタをくらわせられた・・・そしてシンも
「シンも!自重を覚えんかー」
と俺と同じようにビンタを食らっていた。