ダイヤのA 熱血右腕   作:ニャン吉

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第10話

あれから少しして夏予選大会の背番号発表となった。

俺の背番号は1

またエースに指名して頂いた。

因みに投手陣の背番号は

丹波さんが10

川上が11

降谷が18

沢村が20

となった。そして東条・・・秀明は野手として結果を残して17番の背番号を貰う事になった。因みに外野手だ。

そしてあのフォームが縦になり少し球速が落ちてから少し経ち、練習の甲斐あって球速も再び戻って来て157㌔まで上がった。

そして

 

 

 

 

直前の合宿になった

去年は俺も初日で死にかけた。

高校野球の怖さを知ったけどこの辛さを知れば本番は怖くは無かった。

因みに俺は投手と外野の練習に合宿中は半々で入る。

外野はレフトだ。

 

「坂井先輩。またよろしくお願いします。」

「おう。夏樹が投げる時は俺が守れる様にしないとな。」

「はい。坂井先輩の守備は安定していますから俺がいします。でも東条も中々の物を持っていますよ。」

と言うと秀明は

エッ!

という表情になるも

「俺なんかまだまだです。坂井先輩。指導の方、よろしくお願いします。それと頑張って試合に出れるようにします!」

と言っていた。

それを聞いて俺は

「そうか。頑張れよ東条。でも俺的には東条はバッティングを期待しているぞ。春市と2人で1年生らしいバッティングを頼むぞ。」

と言って東条を見ると気合を入れてから

「はい!頑張ります!」

と返事を返してきた。

そして俺が前を向くと監督が

「外野!オールセカンド!」

と言っていたので全員で返事をしてから監督が鋭い打球をライン際の抜ける様な打球を打ってきた。

俺は俺を少し回り込みながら捕球してショートの洋一の中継しやすい所に強いボールを返球した。

 

ノックが終わってからマネージャーの作ったおにぎりを食べている時に洋一が沢村に大量に食べさせていたのを見て俺は沢村が吐く事を予感した。

 

因みにベースランニングの最中で1年ズはだいぶ限界が来たらしい。4人共倒れそうになっている。

俺はそんな4人に声を掛けながら必死に走った。

 

ベースランニングを終えて1年ズは油断したのか膝に手を付き動くのもしんどそうな状態でいるが監督はそんなのはお構い無しに

最後に大きな声を出してグラウンド20周の指示を出した。

1年ズは大きく遅れながらも走り切ったその根性は素晴らしいな。

 

 

そして最終日は俺はずっとピッチングをしていた。

途中グラウンドに戻ると内野の春市は抜かされていた。

東条は何とか残っているも声が出ていない。

一体いつからノックが続いているのか。

でもこんな人達に後ろを任せられるのは幸せな事だと身を持って感じた。

 

翌日から2日間にかけて練習試合を2試合ずつ行うことになっている。

俺は大阪桐生と投げ合っている。

疲労からかいつもの様な三振を狙う事は出来なかったが撃たせて取ることで0ー0で試合を終えた。

2試合目は都内の山梨県の山守学園に1年生2人が投げたが2人合わせて大量失点。

2日目の初戦はお互いにフルメンバーでは無いとはいえ稲代と川上ノックが投げあいだ。

まぁそれなりの結果だった。そして最終戦で悲劇は起こる。

なんと丹波さんの顎に相手投手が投げた球が直接当たったのだ。

直ぐに監督は丹波さんに寄るが病院へ行く事になる。

 

結果

骨にヒビが入っているという。

大会も準々決勝までは復帰出来ないというものだった。

キャプテンや伊佐敷さん達はかなり動揺していたが監督が声を掛けたのか何故かブルペンで投げていた。

全然ダメダメだけど。

 

 

そして少ししてから開会式を終えて俺達の初戦が始まった。

 

 

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