そして、今回で最後の追加メンバーが…?
メンバー紹介も今週中に更新しておきますね。
そこで詳しく紹介します
「僕はーーー…千聖が好きだっ!!」
その声は夜の2人以外誰もいない公園に、よく響き渡った。
「えぇ…そう、そうだったのね…とても驚いたわ。」
その表情からも白鷺さんが驚いているのが、読み取れた。
「確かに僕は、松原先輩の事は大好きです。
尊敬もしています。でもその好きは恋愛的な意味じゃない。あくまで、
「そして、僕が本当に、ずっと一緒に居たい。隣で歩いていきたい、そう思えるのは白鷺さんなんです。」
「両片想いだったのね…私たち。」
「そうみたいですね。」
クスッと微笑みながら、白鷺さんに向けて、答えた。
「でも、なんでいきなり僕に病気の事を…?」
「これが、病気の事が私が貴方を振り向かせる最後の切り札だったからよ。」
「最後の切り札…?」
「私は貴方が恋しくて、恋しくて堪らなかった。貴方に密かにアピールもしたけれど、鈍感な悠斗君は気づいてくれなかった。それに対して花音は、とても楽しそうに貴方と話して、出かけて、どれだけ私が嫉妬した事か。悠斗君には分からないでしょうね。この気持ちは」
「えぇ、全く…申し訳無かったと……」
「素直になれなかった私は、必死に気持ちを抑え込む事で、耐えてた。それが、この
「だから、この病気の事を伝える事が、私の気持ちを抑える方法であり、終わらせる手段だった。これでも貴方が振り向いてくれなかったら、私は花音に負けた事を認めて、踏ん切りを付けることが出来る。」
「もうなにふりかまわず。って感じですね。」
「えぇ、もう使えるものは何でも使うわ。欲しい物はどんな手を使ってでも手に入れるタイプなのよ。私。例え、演技をして、相手を騙したり、マネージャーの頭を爆発させたとしてもね…?」
「やっぱり、犯人は貴方か!」
「勿論、嘘に決まってるじゃない。」
「物事に執着するのは意外でした。だから病気の事も使ってやろうと…」
「ええ、そう。だから、ギリギリで掴んだ勝利って事かしらね。」
「これから白鷺さんの病気は、僕が居るだけで改善されたり……?」
「まあ、医者による治療は多少必要でしょうけど、原因が貴方なのだから、それで治るかもしれないわね。」
「あと、1つ要望があるのだけれど」
「何ですか?」
「こ、恋人になったのだから、ち、千聖って呼んで欲しいわ…!」
「分かりました。えっと…ち…ち…千聖。」
「ありがとう。悠斗。」
「千聖。」
「悠斗。」
2人とも顔を真っ赤にして、暫く互いの名前を呼びあった。
* * *
それから、僕は千聖さんの傍を離れなかった。いや、離してくれなかったと言った方が正しいか。
病気は薬を用いながら、少しずつ治していった。
すると、嘘の様に病気は治っていった。
まるで、何事もなかったかのように。
医者からしても異様だと言う。
僕と付き合ってから、すぐに腫瘍が小さく、なくなっていった
そこで、少し千聖さんの聞いてみた
「千聖さん、病気って嘘だったりします?治るスピードが異様なので。」
「さあ、どうかしらね。でもこれだけは言っておくわ。嘘は女のアクセサリーよ。」
千聖さんは微笑みながら、答えた……
新メンバー
彼方への呼びかけさん
代表作「女性不信なのに面倒を見る事になってしまった」
「家族になろうよ」「ウルトラトンチキグラン君」
https://syosetu.org/?mode=user&uid=275531
参加者
メログレさん
https://syosetu.org/?mode=user&uid=268660
キズカナさん
https://syosetu.org/?mode=user&uid=243404
サラ☆シナさん
https://syosetu.org/?mode=user&uid=163034
黒澤月音さん
https://syosetu.org/?mode=user&uid=278259
一見真面目かと思わせて、その実態は残虐非道で松原花音を連れ去る系の松原悠斗さん
https://syosetu.org/?mode=user&uid=253778
容姿端麗清楚でお淑やか、性格話し方もパンケーキの如くふんわり優しいその姿はまるで大和撫子のぽぽろ (Twitter)
https://twitter.com/poporo0820?s=09