平凡な俺の機体がキチガイスペックな件について《完結》   作:賢者

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ISの二次で変態ってのは大体技術者ってのが相場なんだぜ?


変態共少しツラ貸せ

前回簪に真っ赤な顔をさせた織斑一夏は現在

 

「これより被告織斑一夏に判決を言い渡す……」

 

「被告っておい、いきなり展開飛びすぎて俺は何が何だかわからんぞ」

 

「罪状は原告更識楯無の妹である更識簪を無意識のうちに籠絡……とまでは

行かないものの気になる男子へとランクアップさせたことにある。弁護人、反対弁

論はありますか?」

 

「「ありません」」

 

「鈴、箒お前達まで何やってんだよ。とうとう頭がおかしくなったか?」

 

「被告織斑一夏に判決を言い渡す……取り敢えずとっとと死刑‼」

 

死刑宣告を受けていた。

 

皆もよく考えてほしい……美少女ぞろいのIS学園、男性であれば誰だって夢見る

楽園だ。

 

しかしだ。しかしこの学園にも期待をいい意味で裏切ってくれる存在は確かに

存在する。

 

その中の一人が更識楯無である。

 

このIS学園の中でも最も誉高い地位である『生徒会長』と言う役職を拝領して

おりその手腕を学園内部の財政や内政の為に振るいそれ以外にも最強の地位を

奪い取るべくやってくる猛者たちをいなしたり、とっちめたりと学園の治安維持

にも一役買っている。

 

だがしかし、彼女も人間なので確かに弱点は存在する。

 

彼女の愛すべき弱点それは……妹である更識簪の存在である。

 

彼女は所謂シスコンと呼ばれる奴で、しかも症状が末期状態なのだ。

 

これを発症したものは妹又は姉をこの上なく愛する存在となってしまい彼女で

例えるならば異性や他の同性が興味の対象外へと成り果ててしまうのだ。

 

しかもそれが末期状態になると所謂ヤンデレへと変貌する。

 

ヤンデレとは精神的にやんだ状態にありつつも異性又は同性に愛情を表現する

様子を指している。

 

これには種類があり、周りの人物を殺してでも手に入れようと言う思考を持つ者

他のものの目に写ることを嫌い監禁をして自分だけしか目に写らせない様にする

者と多種多様だ。

 

彼女は前者の部類でその中でも症状がとても軽度である。

 

がしかし今回の事はさすがに許せなかったらしく学園にいる百合の中でも簪を

信奉する者たちをかき集め某SFで愛すべきバカのいるアニメの再現をしている

わけだ。

 

「お前らは現場にいただろうが‼早く援護を」

 

「黙秘権を行使します」「左に同じく」

 

「お前らァァァァァァァァァァ‼」

 

人が作った津波に埋もれながら織斑一夏は恨みのこもった声を上げながら運ばれ

ていった。

 

どこに運ばれたかは……まぁ知らない方がいいとは思う……うん

 

「それより簪さん、これからどうする?一応技術者なら当てがあるよ?」

 

「あの……一夏さんは助けなくてもいいんですか?」

 

「いいんだよ、どうせ死んでも生き返ってくるさ」

 

当面の目標は簪の機体の完成だ。

 

一夏が犠牲になったとしてもこれは曲げることの許されないことなのだ。

 

「取り敢えずアッチの第20機械化混成部隊に電話をかけてみるわ」

 

「それじゃあ僕はマルコシアス隊の人達にメカニックの空きがいないか聞いて

みるよ」

 

「この子の為にそんなにしてもらわなくても……」

 

「自分の機体だ、どんだけ手をかけたって罰は当たらんさ」

 

「あ、一夏じゃんお帰り~」

 

制服がボロボロになった一夏が帰ってきた。

 

百合たちの猛攻を耐えきったようだ。

 

「一夏、お前技術者の当てあんのか?」

 

「あるぜ……あの601複合武装開発大隊ではあるが……」

 

「601って……あの変態共の巣窟の事か1」

 

「幾らなんでも……一応マシな人間も少数派ながらもいるけどあそこに頼るのは

ちょっとなぁ……」

 

「601ってなに?IS開発の研究チームの事?」

 

「601(ロクマルイチ)っていうのは簪さんの言う通りISの開発研究チームの事。

俺の専用機のストライクもそこで作られたんだよ」

 

「へぇ……でもなんでそんなにいやがるの?結構すごいところなんでしょ」

 

「まぁそうなんだけど……最初は普通の部隊らしかったんだけどとある武装を

作ってから歯止めが利かなくなったらしいんだよね……」

 

「その武装って何なの?」

 

「ヒートサーベル……本当はこれを主兵装にしたISが開発される予定だったらし

いんだけど何を血迷ったのか他の兵装にあれやこれやと手を出していって最終的

にスカンジナビアを技術大国にしちゃった大隊なんだ。因みに今のオフレコで

頼むよ?コレ自国でも発表されていない事実だからね」

 

成る程と頷く簪さんだが彼女はアイツらの恐ろしさをまるで分っていない。

 

アイツら俺が来たときGビット稼働のテスターにしようとしたんだぞ……

1週間頭痛で苦しんだのはいい思い出だ。

 

「ちょいと電話してみるわ……んじゃ目途が付くまで少々解散てっことで」

 

おーけーと間延びした返事をかわしながら一夏たちは今いる場所を後にする。

 

そして誰もいないのを確認して一夏は携帯のコールボタンを押す。

 

連絡先は勿論601複合武装開発大隊である。

 

「もしもし時間良いですか?」

 

『今ちょい忙しいんだ、後にしてくれると嬉しいんだが』

 

「そうも言ってらんねぇんですよ……変態共ちょっとツラぁ貸せ」

 

『ほう……お前の機体の事じゃあなさそうだな、何がお望みだ?』

 

「俺の知り合いの子がちょいとばかしISを開発してんだが上手くいってない

みたいでよ……俺が力になれることと言ったらアンタらに連絡を取って協力を仰ぐ以外できねぇんだ、頼めるか?」

 

『おうよ、と言いてぇところだがそんなに人数はやれねぇからなぁ……マードック

アストナージ、護衛にロウと刹那、ついでと言っちゃあなんだがOS担当として

キラとデュオをついていかせる』

 

「ありがたい、そんなにいれば十分だ」

 

『こっちもお前のおかげで繁盛出来てんだ。もちつもたれずってやつだよ』

 

「いやありがとな今後も贔屓にさせてもらうよ」

 

『と言ってもそちらさんの国から働き掛けがねぇと手を出せないってのは事実

だしな……まぁそこは皇女様に無理を言うさ』

 

本当にありがとうと言う一言共に通話を切る。

 

ピーピーと言う電子音とニヤリと笑いながら上機嫌に立ち去っていく一夏の足音が

やけに響いて聞こえていた。




技術班も結構ヤバい人ばっかだったりらじばんだりー
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