平凡な俺の機体がキチガイスペックな件について《完結》   作:賢者

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これはプロローグ前のお話になります


知ってるか?ビームって結構バッテリー喰うんだぜ?

皆さんは初めての実戦と聞いて何を思い浮かべるだろうか?

 

高揚か?それともはちきれんばかりの殺気?俺は今初めての実戦の真っ最中だ。

 

経験者として言おう……初めての実戦は絶望しかなかったと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はここIS学園の生徒として迎えられるわけとなった。

 

俺は世界初の二番煎じとして丁重にもてなされた。

 

俺としてはそんなおもてなしなど欲しいわけもない。

 

只々平凡な日常が、普通の暮らしが欲しいだけなんだが……

 

まぁそれよりもだ…今は目の前にいる胡散臭いオッサンをどうにかしてほしい。

 

何でも韓国のISを管轄しているお偉いさんらしく色々と説明してくれているのだが

正直言ってうざい、何がうざいって俺を韓国側に引き込もうとしているのがバレバレだ。

 

他にもドイツ、フランス、中国、イギリス、アメリカ等々世界の名だたる強国が俺を勧誘しようと

躍起になっていやがる。

 

勿論お返事はNO……と返せればよかったのだが如何せん小心者なので苦笑いが精一杯だ。

 

俺的には誠実でそれでいてきれいな人間のいる国がいい。

 

まぁここに来るオッサンオバハン共はみんな欲の塊なのだが…

 

そうこうしているうちに韓国のお偉いさんが話し終えたらしい。

 

俺的には日本でいいじゃんって思うのだが、諸外国が「男性操縦者はもう一人いるだろうが!

だから今度は俺たちに寄越せ‼」みたいな感じで抗議したらしく俺の提案は却下された。

 

我ながら結構いい案だと思ったのだが…

 

そうこうしているうちに韓国のお偉いさんが話し終わったらしく胡散臭い会釈の後部屋を退室した

 

マジ疲れた、もう寝たい…でも寝れない。

 

まだ話を聞かないといけないらしく部屋に閉じ込められている。

 

次はスカンジナビアとかいう国だ。

 

因みにスカンジナビアと言う国はヨーロッパ北西部のスカンジナビア半島にデンマークを加えた地域。スカンディナビアとも記される。フィンランドを加えるとフェノスカンジアFenno‐Scandiaという。人文的観点からフィンランド,アイスランドを含めて論じられることもあり,この場合はノルデンNorden(北欧)ともいう。この地域は北緯50゜以北のユトランド半島から,北は北緯71゜45′におよび,南は北海,西はノルウェー海,北はバレンツ海に面し,東にはボスニア湾とバルト海がある…とのことだ。

 

俺にはこれからの人生で役に立たないであろう知識を隣のガードマン(男)が教えてくれる。

 

俺が数分待っていると入ってきたのは体のしっかりした若い男とスーツになれていなさそうな

若い女性だ。

 

二人はまず俺の目を見て謝罪してきた。

 

「申し訳ない、あなたを待たせることになってしまって…」

 

「いやいや、こんなガキに気を遣わなくていいですよ…と言うか使わないでください

背中がむず痒い」

 

気付いたらそう返していた。

 

この二人は何か違う、前まで話していた奴等とは何か違う。

 

多分この人たちの目が欲ではなく只単純な好奇心によって占められている。

 

何故俺が女性しか乗れない兵器に乗ったのか?それが気になって気になって仕方のない顔

 

それがどんな顔かは分かんないが多分そんな感じだ。

 

俺は二人の所属している国に興味が出てきた。

 

俺はいつの間にか時間を忘れてこの二人の話を聞いていた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はこの二人の所属している国『スカンジナビア』に所属することを決めた。

 

何でもここ最近で政治体制を変えたばかりらしく国の名前を少しで前に押すべく

絶対に俺に来てほしかったとかなんとか……

 

しかもこの国の新しいISは全身装甲(フルスキン)らしい。

 

これでも結構広告になると思う俺の考えは完全に黙殺された。

 

御上が言うには俺とセットで売り出した方がええやろうがァァとのことらしい。

 

まったくもってお偉方の思考回路は理解が出来ない。

 

そんで俺はスカンジナビアの国立の訓練場にいる。

 

何でも初実戦で俺の専用機『ストライク』の性能を見せつけるらしい。

 

まったくなんでこんな大きい舞台を用意したんだ……

 

俺には全く身の丈に合わない舞台だ。

 

一応初実戦の前に戦闘訓練はした。

 

この『ストライク』はビーム兵器を標準装備しているらしく実体装備の方が少ないらしい。

 

真面目にどうでもいい話だ。

 

俺はストライクを展開してカタパルトに乗る。

 

一次移行(ファーストシフト)はすでに済んでいる。

 

俺は意気揚々と戦場へと出た。

 

目の前にはIS学園の教師名前を山田真耶と言うらしい。

 

何でも元日本代表候補性らしい、所謂エリート様と言うやつだ……

 

俺の初戦の相手にしてはハードルが高すぎはしませんかね?

 

そして心が定まりきらないまま戦闘開始のブザーが鳴る。

 

そして冒頭の気持ちを真っ先に味わうこととなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストライクに標準装備されているのは

 

ビームサーベル、ビームライフル、イーゲルシュテルン、アーマーシュナイダー

この四つだ。

 

第二形態移行(セカンドシフト)とやらをすれば装備が増えるらしいが今はこれが限界らしい。

 

まぁ今はそんなことどうでもいい、現状の確認が先だ。

 

まず実体装備だがイーゲルシュテルンは弾切れ、アーマーシュナイダーはまだ使える。

 

ビーム兵器はビームサーベルの使用は論外としてビームライフルはまだ使える。

 

何故ビームサーベルの使用が論外なのかと言うとそれは単純に燃費が悪いからである。

 

ビームライフルは一定のエネルギーを吐き出して終わりだが、ビームサーベルは高エネルギーの

状態を維持して攻撃しなければならない。

 

しかも収めるまでビームは出しっぱなしときた。

 

熟練のパイロットだったらビームサーベルを手に持ったままビームを収めることができるのだろう

が俺は普通の人間だ。

 

頑張って練習しても普通、そんな俺がいきなりできるはずがない。

 

出来るとしたらオリ主補正の入っている主人公クラスのやつだけだ。

 

今は防戦一方。

 

俺にできることと言ったらビームライフルで応戦して、飛んできた弾丸をシールドで防ぐだけだ。

 

おい、俺を腰抜けと言ったやつ前に出てこい!

 

ビームライフルのゼロ距離射撃をくらわせてやる。

 

まぁ…この状況をどうにかしないといけないわけだが…

 

相手はものすごい量の弾幕張ってくるし接近不可

 

ビームライフルは射線を読まれているらしく当たらない…

 

これってムリゲーじゃね?

 

誰か!俺に‼救いの手を‼!

 

とかやってるうちに負けた。

 

俺やっぱり弱い?

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