Tick Tack シャドウバース   作:fet_light

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17.黄昏は

 緊張で溜め込んだ息を吐きだして、美鈴は体を弛緩させた。

 会場の冷房は全体の人口密度に合わせられている。人ごみと様々な端末が熱を発する一般会場は暑いぐらいだが、閑散とした配信卓では肌寒いぐらいだ。

 しかし美鈴の体は汗ばんでいた。

『いやぁ、クラスメイト同士の戦い、熱いですねぇ』

『お互いに使用するデッキは違うものの、プレイング、カードの引き、実力は伯仲していますね』

『一方でお二人のプレイを拝見していると、ドローの度に一喜一憂する凪咲選手とポーカーフェイスを崩さないWIZE選手、対象的ですね』

『そうですね。まるで月と太陽のような2人です』

『さて、蝙蝠ヴァンプ対ミッドレンジロイヤル。最終試合です!』

 

 

 ロイヤル対ヴァンパイア。

 先行は美鈴。

 後攻は三和。

 

 最初の手札交換。

 ドローソースを重視したのか三和は『双石の悪魔』に『不穏なる闇の街』をキープ。

 美鈴は『白翼の戦神・アイテール』をキープ。

 

 

 1ターン目はお互いにパス。

 

 

 先攻2ターン目、美鈴のターン。

 『空の指揮官・セリア』をプレイ。

 

 後攻2ターン目、三和のターン。

 『双石の悪魔』をプレイ。『蒼炎の魔石』を手札に加える。

 

 

 先行3ターン目、美鈴のターン。

 『白翼の戦神・アイテール』をプレイする。

 『空の指揮官・セリア』は三和への直接攻撃を選択。2点ダメージ。18点に削る。

 

 後攻3ターン目、三和のターン。

 『蒼炎の魔石』をプレイ。2枚ドローする。

 そして1コストで『姦淫の信者』をプレイする。

『おっと先ほどの試合では見られなかった姦淫の信者。攻撃する度に自分のリーダーに1点ダメージ』

 『双石の悪魔』は『空の指揮官・セリア』と当たり、相打ち。

 

 

 先行4ターン目、美鈴のターン。

(姦淫の信者か……)

 攻撃時効果で自分のリーダーに1点ダメージを与える効果を持つ。本来ならデメリット効果だが、蝙蝠ヴァンパイアの場合は『闇喰らいの蝙蝠』の打点が上がり、さらには『フラウロス』の直接召喚のトリガーともなる。

 美鈴は『月の刃・リオード』と『レイピアマスター』をプレイ。『白翼の戦神・アイテール』は『姦淫の信者』を攻撃、破壊する。

 『姦淫の信者』が持つもう一つの能力、ラストワードによって美鈴のライフが1点削れて19点になる。

 

 後攻4ターン目、三和のターン。

 進化権が解放される。

(ヴィーラで盤面を強くするか。それとも自傷を稼いでくるか……)

 三和は『血の取引』をプレイ。2枚ドロー。

 そして『姦淫の従者』、『不穏なる闇の街』を2枚プレイ。

 直接召喚『フラウロス』。

 『フラウロス』に進化権を切り、『白翼の戦神・アイテール』を破壊する。

 三和の場には7/3『フラウロス』、4/2『姦淫の従者』。

 美鈴の場には1/3潜伏『月の刃・リオード』と『レイピアマスター』。

 ライフは三和が13点。

 美鈴が19点。

 

 

 先行5ターン目、美鈴のターン。

(どう動いたものかしら……)

 美鈴の手には様々な手がある。

(……うん、こっちかな)

 美鈴は『簒奪の絶傑・オクトリス』をプレイ。『フラウロス』のラストワードを奪う。

 『レイピアマスター』で『姦淫の従者』を相打ちで破壊し、『月の刃・リオード』を進化。

 まだ終わらない。『白刃の剣舞』で『フラウロス』を破壊し、三和に直接攻撃。3点。

『ああっと貴重な体力回復であるラストワードを奪われてしまう! 5ターン目にして早くもWIZE選手のライフは残り10!』

 

 後攻5ターン目、三和のターン。

 ターン開始時、前のターンに置いたアミュレット『蒼炎の魔石』が破壊されて2点ダメージ。

『三和選手、これでライフは残り8点』

 三和もため息をつく。

(さて……どう動いたものか)

 自傷回数は5回。

(……美鈴の手札は残り4枚。しかも二枚は陰潜天誅とリーシャで決まり。リソース勝負に持ち込めるといいが……)

 三和は『邪眼の悪魔』をプレイ。

『憎しみが私を焦がす……』

 自傷した回数だけ相手フォロワー全てにダメージ。自傷回数は5回。

 美鈴のフォロワーを全処理する。

 奪ったラストワードの効果で美鈴の体力が20点まで回復する。

 

 

 先行6ターン目、美鈴のターン。

(三和君のライフを詰め切りたいけど……)

 三和のライフを全力で削りに行くべきか。

(できればここで進化権は使いたくない……けど邪眼の悪魔放置は怖いな)

 美鈴は『簒奪の従者』をプレイ。ファンファーレの一点は『邪眼の悪魔』を選択。

(小剣か靴)

 手札に加わった財宝カードは『黄金の小剣』。

(やったー!)

『美鈴選手、思わずガッツポーズ』

『本当に表情豊かですね』

 美鈴は『黄金の小剣』とランダム2点ダメージで『邪眼の悪魔』を処理する。

 

 後攻6ターン目、三和のターン。

 美鈴とは対照的に三和は思わず渋面を浮かべていた。

(うーん、そこを引くか。相変わらず持っているな……)

 小剣で一方的に処理でき、靴を引いても相打ち。2分の1に賭けられた中で最悪なカードを引かれた。

(いや……最悪でもないか)

 三和は『狂恋の華鎧・ヴィーラ』をプレイ。さらにエンハンス『姦淫の翼』をプレイ。

 6/6ドレイン持ちで、『狂恋の華鎧・ヴィーラ』の進化時効果で次の自分のターンまでダメージを2点軽減する。

『ヴィーラ姦淫の翼! 6点ドレインで一気にライフを回復します!』

『ロイヤル側はこれをされるとつらい!』

 『簒奪の従者』を2点の反撃を受けて破壊。

 さらにドレイン効果でライフを6点回復し、三和のライフは14点。

 

 

 先攻7ターン目、美鈴のターン。

(翼ヴィーラなんてされたらこうするしかないじゃん!)

 『ドラゴンナイツ』をプレイ。『竜殺しの騎士・ジークフリート』をチョイス。

 必殺効果で相打ちで破壊。

 三和のライフは14点。

 美鈴のライフは残り20点。

 三和の自傷回数は6回。

 手札は三和が7枚。

 美鈴が4枚。

 

 後攻7ターン目、三和のターン。

(さて、ここからあと20点、詰め切れるか)

 三和はまず『悪夢の始まり』をプレイ。『フォレストバット』を2体出して2枚ドロー。

 そして0コストスペル『眷属への贈り物』をプレイ。お互いのリーダーに1点ダメージを与えてそれぞれの場にフォレストバット一体を出す。

 そして『姦淫の絶傑・ヴァーナレク』をプレイ。美鈴の場の『フォレストバット』を破壊しリーダーを直接攻撃。

 美鈴のライフを17点にまで削る。

 

 

 先攻8ターン目、美鈴のターン。

(まだまだ!)

 エンハンス『ドラゴンナイツ』をプレイ。チョイスしたのは『竜殺しの騎士・ジークフリート』と『炎帝・パーシヴァル』。突進を持つ『炎帝パーシヴァル』で『姦淫の絶傑・ヴァーナレク』を破壊。

 ターンエンド。

 

 後攻8ターン目、三和のターン。

 2枚目の『姦淫の絶傑・ヴァーナレク』を切って『竜殺しの騎士・ジークフリート』を破壊する。

 そして『鋭利な一裂き』で2点自分のリーダーのライフを削り、美鈴のライフを3点削る。

 さらにはアクセラレート『邪眼の悪魔』で『炎帝・パーシヴァル』を破壊。

 2体のフォレストバットと疾走を持つ『姦淫の絶傑・ヴァーナレク』でリーダーを直接攻撃。

 美鈴のライフが一気に10点まで削れる。

 

 

 先攻9ターン目、美鈴のターン。

(三和君の自傷回数は……9回)

 蝙蝠を握っていたら致死ラインだ。そして三和の手札の量からして、ないと期待するのは無理があるだろう。

 美鈴は『簒奪の絶傑・オクトリス』をエンハンスでプレイ。

 手札に加えたのは『黄金の杯』と『黄金の靴』。

 『黄金の杯』をリーダーに使用してライフを12点にまで回復。

 『簒奪の絶傑・オクトリス』は『フォレストバット』に攻撃して破壊。

 そして『白刃の剣舞』。

 6点ダメージで敵を全処理。

 

 後攻9ターン目、三和のターン。

(白刃の剣舞を握っていたか……)

 三和のライフは残り10点。『簒奪の絶傑・オクトリス』を残したくはない。

 『闇喰らいの蝙蝠』をプレイして、『簒奪の絶傑・オクトリス』を破壊。

 『姦淫の従者』をプレイしてライフを9点に削りつつ、自傷カウントを稼ぐ。

 

 

 先行10ターン目、美鈴のターン。

(蝙蝠を除去に使うなんて……そろそろ三和君の除去札も切れてきたところかな?)

 そしてドローを確認する。

(あれ? これもしかして……)

 美鈴は『スカイセイバー・リーシャ』をプレイ。

《黄昏は闇夜を照らす勇気の光!》

 そして『高潔なる騎士・レイサム』をアクセラレートでプレイ。2体の『ナイト』が場に出る。

 進化した『スカイセイバー・リーシャ』は『姦淫の従者』を攻撃して破壊。場に『黄昏の刃・ナノ』が出て手札に『トワイライトソード』を手札に加える。

『おおっと凪咲選手、これは……!』

 『陰伏天誅』からの『アサシン』で『スカイセイバー・リーシャ』を潜伏させる。

 そして必殺を持つ『黄昏の刃・ナノ』に『黄金の靴』を使用して『闇喰らいの蝙蝠』を破壊。

『おおっと、温存してきたスカイセイバー・リーシャとアサシンをここで使用しました! 潜伏したリーシャをとる手段がなければ、次のターン2枚のトワイライトソードで合計15点ダメージ!』

『次がラストのターンになりますね』

 

 後攻10ターン、三和のターン。

 自傷回数は9回で、美鈴のライフは残り12点。

(鋭利な一裂きがあれば勝ち)

 三和はドローを確認する。

 引いたのは『血の取引』だ。

『次のターン15点ダメージが確定しているWIZE選手』

『まだあります。血の取引で眷属への贈り物を引けばWIZE選手の勝ちです』

 三和は『血の取引』をプレイ。

 引いたのは、『不穏なる闇の街』と『鋭利な一裂き』。

『おおっとここで鋭利な一裂き、一手遅い! 不穏なる闇の街でもダメですよね?』

『はい。エンハンスがあるので、0コストでプレイすることはできません』

 三和はそっとターンエンドを押す。

 

 

 先行11ターン目、美鈴のターン。

(ごめんね三和君)

 三和はカードをタップする。

『リーシャで5点! そして……トワイライトソード!』

 10点ダメージで三和のライフを吹き飛ばす。

 

 

 

『第四回戦凪咲理江選手対WIZE選手は凪咲理江選手の勝利でした』

『お見事でしたね』

 美鈴はほうっと息を吐いた。しばらく茫然と端末をのぞき込んでいると、声がかけられた。

「すいません、解説席へと移動お願いします」

「あ、すいません」

(そうだった、勝利者インタビューがあるんだった)

 勝った方は解説席で解説者たちからインタビューを受けることになっていた。

 三和の方を確認すると、三和は黙って立ち去っていた。

 美鈴はスタッフの案内に沿って解説席へと移動する。

 黒帯とポッポロ、それとプロプレイヤーでもあるニサが迎えた。

 美鈴が解説席へと近づくと、ポッポロが声をかけてきた。

「勝利した凪咲選手、おめでとうございます。いかがですか、対戦してみて」

 マイクを手渡されたので声を張る。

「本当に綱渡りの勝負でした。いつライフが削られるとびくびくしながら戦いました」

「二戦目のリーシェナネメシス、3戦目のロイヤルも熾烈なライフトレードでしたね」

「かなりドローに救われました。思い切った選択をプレイしてみました」

「ニサ選手、どうですか?」

「ええっと、三戦目の邪眼の悪魔を簒奪の従者でとるシーン、あそこはどういう気持ちでプレイしましたか?」

「最悪進化権を使ってもとれますけど、できれば進化権を使わずにとりたいと思いました。どうせヴァーナレクにとられるターンなので、靴か小剣の50%であれば賭ける価値はあるだろうと思いました」

「相手のWIZE選手とはクラスメイトという話ですが、戦ってやりづらいというのはありましたか?」

「ありました。お互いに二日目に行ければいいねと応援しあっていたので……。でも試合なら全力で戦うのが礼儀だと思っていたので、お互いに全力を出したと思います」

「三戦目までもつれこみましたものね。最後の血の取引を見た時はどうでしたか?」

「あれは……もう負けたかなって思いました。それぐらいみ……蝙蝠ヴァンプは圧力があったので」

「肝を冷やされる戦いだったと。それではこれからの意気込みをお願いします」

「私はシャドウバースをはじめたのばかりなんですけど、みっちりと練習してきました。全力でプレイしますので、応援していただけると嬉しいです」

「始めたばかりでも熱意では負けないと! ありがとうございました!」

 拍手で美鈴は送られる。

(三和君に勝ったんだぁ)

 運に助けられた勝負。三和じゃないプレイヤーなら、選択しないカードの切り方もした。

 しかし三和なら一つの甘えたプレイでも隙をついてくると思い、強気なプレイを心掛けた。

(……三和君と感想戦でもしたいけど、もういなくなっちゃったかな)

 三和は人目を警戒している。おそらく素早く立ち去っただろう。

 そう思いつつ退出口に出たところで、見慣れた姿があった。

「三和君……?」

 待っていてくれたのだろうか。三和らしからぬ行動だった。

「よ、永瀬。お疲れ様」

「待っていてくれたの?」

「いや」

 三和は苦笑を浮かべて、肩をすくめた。

「預けた私物のバッグが手違いで移動されたとかで、今探してもらっているんだ」

「あ、そうなんだ……」

 てっきり待っていてくれたのだと思い、少しガッカリしてしまう。

 三和は周囲を見渡す。

 あたりは人気がなく、運営スタッフが時折通りすがる程度だ。

「よかったぞ。プレイング」

「え……」

「完敗だ。正直、負けるとは思わなかった」

「三和君……ごめんね。私は三和君に勝って欲しいって言ったのに」

「なーに。まだ1敗だから残り全勝すれば二日目の目はあるんだからな。それにお互い様だろ」

「……うん」

 なぜかはわからないが、逆の立場だったら同じようなやりとりをしていたように思う。

 三和は目ではやく立ち去れと合図をしてくるが、美鈴は離れがたかった。

 立ち去らない美鈴に、三和は困ったような笑みを浮かべると嘆息する。

「配信卓映れてよかったな」

「うん。これ以上ない宣伝になるかも。それと三和君と一緒に映れてよかった」

「そうか?」

「うん、思い出になったもの。……あ、勝ったからとかじゃなくてね」

「思い出か……。結局、ろくに話せてないものな」

「うん。三和君ガード固いから」

「美鈴は油断しすぎ」

「え?」

「……っと」

 三和は口を塞ぐ。

「今三和君、美鈴って」

「……」

 三和は無言を貫く。三和は普段、美鈴のことを『永瀬』と苗字で読んでいたはずだ。

 途端に可笑しさがこみあげて美鈴は腹を抱えた。

「あはは……油断しすぎって……あはは……」

 当の三和が油断して下の名前で呼んだのだから世話はない。憮然とした表情の三和に意地悪心がくすぐられる。

「ふふふ……悠平君。ゆーくんかな?」

「俺はそんな可愛らしいキャラじゃない」

 からかわれていると思ったのか、三和はつっけんどんに返してきた。

「ねぇ、咄嗟に下の名前が出たってことは、もしかして下の名前で呼ぶことがあったの?」

「………」

 三和はしばし無言を貫くが、やがて観念したように漏らした。

「……独りで永瀬のことを考える時とかかな」

「そうなんだ。でも嬉しいなぁ」

 ただ下の名前で呼ばれていただけだ。それだけの事実が嬉しかった。

 それでも三和のスタンスは変わらなかった。表情を緩ませることなく、むしろ引き締めて諭すような声色で言ってきた。

「……我ながら軽率だった。あまり下の名前で呼び合うのは、よくない」

「……うん」

 それが美鈴のためを思っての言葉だと理解できるので、美鈴は素直にうなずいた。

 それからふと疑問が湧いた。意地悪な問い。むしろ美鈴が答えを出すべき問いだということはわかっていても、三和に聞かずにはおれなかった。

「ねぇ、私たちいつになったら下の名前で呼び合えると思う?」

 言ってから後悔した。お互いの関係を秘密にしているのは全て美鈴の事情だ。

 それなのに配慮しているのは三和の方だというのに。

 しかし三和は嫌な顔をせず、わずかな逡巡の後、ぽつりと返した。

「わからない。こういうのは正解はないと思うから」

「そう……だよね」

「永瀬がきつくなった時でいいんじゃないかな」

「……三和君って、優しいね」

 見た目は目つきが悪くて、物言いはつっけんどんで、表情も乏しい。

 でもその実、怜悧な容貌の裏では常に真剣に相手のことを考えている。

 美鈴にとっての日陰。

「残り3戦! がんばろうね!」

「ああ」

 

 

 

 三和と美鈴を遠くから見つめている視線があった。

(許さない)

 その視線の持ち主は、ギリギリと奥歯を噛んだ上で激情に頬をひきつらせていた。

(あいつは裏切った。この僕をコケにしたんだ)

 怨嗟のような激情。

(報いを与えなければいけない)

(これは正当な報復だ)

 

 

 

 二人を見つめる視線はもう一つあった。

(あいつは裏切った)

 遠くから見つめているのも一緒なら、その内に秘めた激情も似ていた。

(あいつは俺をコケにした。これが許されてなる物か)

(報いを与えなければいけない)

(これは正当な罰だ)

 

 

 




使用デッキ
・美鈴ミッドレンジロイヤル(15話と同じ)
https://twitter.com/fet_light/status/1133393181675065345
・三和蝙蝠ヴァンプ(16話と同じ)
https://twitter.com/fet_light/status/1135176044963479554


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