「脱糞王と宮内はどこいった?」
「白石とれんげは街へ行って情報を集めている。俺はしばらく街へは近づかない方がよさそうだ」
そのころ白石とれんげは小樽の街で刺青とほたるんたちの情報を探していた。
「いっしー、何か刺青のこと分かったん?」
「ああとっておきの情報が手に入ったぜ、てゆうかどこからもってきたその酒は?」
「あんなうちがいろんな人に声を掛けたのん、それで酒屋のおばあちゃんがえらいねぇーて言われてくれたのん」
「こういうときは、子供がうらやましいぜ」
「あんないっしー、うち重大なことに気付いたん」
「なんだれんげ?」
「街の様子も全然違うし、もしかしてうちとんでもないことに巻き込まれてるかもしれないん」
「そりゃあ刺青の囚人に20貫の金塊なんかが関わってるんだ、とんでもないことさ」
「いやそうゆうことじゃなくて、」
「俺達には不死身の杉本とアイヌの嬢ちゃんがついてんだ、大丈夫さ」
「そうなんな、じゃ小屋に戻るのん」
「おう」
そのころ現代の小樽では、蛍たちはれんげを探していた。
「れんげー」
「れんちょーん」
「れんちゃーん」
「れんげやーい」
「・・・・」
「どうします先輩、警察呼びます?」
「どどどど・・どうしましょう?れんちゃんが誘拐されるなんて」
「落ち着けほたるん、まだ誘拐と決まったわけじゃない」
「そうよここここんなときは落ち着いて」
「姉ちゃんが一番あわてているじゃん」
「とにかくもう一度探して見つからなかったら警察に連絡しよう」
「「「はいっ」」」
こうしてそれぞれ、またれんげを探しに行った。
蛍は町はずれの山道を探していた。
「れんちゃんどこー」
蛍はしばらくれんげを呼んでいると、道の脇に穴が空いていた。
「こんなところに穴がある。まさかれんちゃんここに入って行ったんじゃ?」
蛍は疑問に思ったが、見た目とは裏腹に非常識で行動力のあるれんげならありえると思った。
「とっとにかく入ってみよう」
こうして蛍は穴の中に入って行った。
そのころ明治の小樽近郊のでは、杉本とアシリパが鹿を狩って戻ってきた。
「誰かいる」
「待ってたぜ」
「にゃんぱす」
「白石、れんげ」
「どうして私たちがここに来ると分かった?」
「ここしか知らないもん。手土産に酒をもってきたんだ、今夜は宴だ!!」
こうしてみんなで鹿肉を食べていた。突然白石が言った。
「お、そうだ杉本。俺たちが来たのは、街である情報をつかんだからだ。金塊の刺青の囚人の情報さ。」
「金塊?」
「忘れてんじゃねえよオイ。偶然知り合った毛皮商の男から聞いた話だ。数年前に三人殺して捕まったはずの男がひょっこり小樽に現れたって。めっぽう腕の立つ猟師で毛皮商人たちから畏怖の念からこう言われていた。『冬眠中のヒグマもうならせる悪夢の熊撃ち二瓶鉄造』
次回は初めて戦闘シーン書きます。