その石の色が黒と紫をいい感じに混ぜた綺麗なやつなんですよ。そして、俺の誕生日は2月13日、アメジストは2月の誕生石。キリトの色は黒、ユウキの色は紫。
つまりキリユウのカップリングは俺のためにあるってはっきりわかんだね。
そして、UAが3000突破!あとお気に入りももう少しで50!嬉しい限りですね。
まあ、それはいいとして、今回ちょっと読みにくいかもです。頭が全然働かない。
ということで、次回は息抜きに番外編を投稿したいと思います。
……前書きの情報量よ。
2019/5/16 4:59 文章の大半と次回予告等を変更しました。少しは読みやすくなったかな?
では本編どうぞ。
─2024年2月25日 第55層 血盟騎士団本部─
「先ずはいきなり呼び出してすまない。今日は二人に話したいことがあってきたんだ。」
「「……。」」
「ユウキ、あの時独りにして悪かった。俺はもう覚悟は出来てる。この話を聞いた後、拒絶してくれても構わない。」
俺は覚悟を決めた。この話をして拒絶され、糾弾される覚悟を。
「単刀直入に言うと、このソードアート・オンラインに置けるカーディナルシステムの一部のプログラミングとソードスキル、エネミー、各種スキル、マップの一部……そして、今二人が使っているメディキュボイド試作1号機と3号機の基礎設計をしたのは俺だ。」
「「え…?」」
俺は自分の正体を話した。同じメディキュボイドに入っている仲間が、そしてSAOで一緒に戦っている仲間が開発者の一人だと言う現実を、自分自身と目の前にいる二人の少女に突きつけた。
俺はここで殺されたって構わない。その時は剣を受けよう。
だが、自分がサブGMであることは言えなかった。そんなことをしたらGM…つまり茅場の居場所を聞かれ、攻略組はこんなレベルで無謀にも挑み無惨に殺されるだろう。
「…本当は目が覚めた時点で全部思い出してた。
だけど、この事を言ったらどうなるか…。
ユウキの事を信じてなかった訳じゃない。ただ、怖かったんだ。
たった半年とは言え、ずっと隣で戦ってくれたユウキに恨まれ、糾弾され、拒絶されるのが。」
──こんなのはただの言い訳、綺麗事、戯言だ。ただ同情を買うような言葉を並べているだけ。
この時点で死んだ者は3129人。間接的にとは言え、俺は3000人余りの人間を殺した殺人鬼だ。
だからこんな言葉を放つ資格も、目の前にいる二人に会う資格も、本当はない。
──そう、思っていた。
「和人、ボクは今怒ってる」
「……そうだろうな」
「君が素直にその事を話してくれなかった事に。」
「え…?」
それは俺にとって、驚愕と同時に困惑するには十分な言葉だった。
「ボクは和人には感謝こそすれ、恨むことなんてしない。和人はSAOがデスゲームだなんて知らなかったんでしょ?だったら君も一人の被害者じゃないか」
「そうね、私も同じ気持ち。和人さんがいなければ私たちは既に死んでいたかも知れませんし。」
──俺は、君達をこの世界に閉じ込める原因となった人間なのに…感謝?
俺の脳内はそんな思考で一杯だった。だが、それも次の二人の言葉で打ち消されることになる。
「ボク、和人がメディキュボイドのデザインをしてることは知ってたよ。あのあと倉橋先生から聞いた言葉を思い出したんだ。先生は
『メディキュボイドを設計した人間がこんな風に記憶を無くしてしまうなんて残念です』って言ってたから。」
「先生はメディキュボイドを使えばAIDSが治る可能性があると言っていました。だから私たちは和人さんに感謝してるんですよ。」
二人は輝かしい笑顔を浮かべて俺に感謝の意を伝える。
そんな二人を見て、俺の目に熱いものがこみ上げてきた。
「ごめん…ほんとに…ごめん…な」
俺がそう言うと今まで黙っていた愛娘が話し出した。
「大丈夫ですよ、パパ」
「ユイ…」
「パパがあのときVRの可能性について考えなければ私は生まれて無かったんです。私も私を生み出してくれたパパに感謝してるんですよ?」
「ッ……もし現実に帰れたらお前に数十万…いや、数百万規模の妹が出来るかもしれないから覚悟しとけよ?」
「えぇ…流石にそれは困っちゃいます…」
「え、ええっと…和人が生み出したって…ユイちゃん?はAIなの?」
木綿季がユイについての疑問を口にした。そうだ、そういえば紹介してなくてユイは空気になってたんだ…
「はい!私はMHCP-001 コードネーム・Yuiです!プレイヤーの皆さんの精神的な問題を解決するために生まれました!」
「精神的な…?じゃあ和人さんはSAOがデスゲームになることを知って…」
「いや知らない知らない!あの時は病気や怪我の人もVRMMOには入ってくるからそういう人の精神的なケアを…と思って。デスゲームにならなきゃあと数人作る予定だった。」
「……確かにこれは見るだけでも精神的なケアになるね。ユイちゃんすっごい可愛いから」
本当にその通りだ。プログラミングをしたのは俺でもデザインをしたのは茅場本人。あいつ…良く考えてやがる。
「ありがとうございます!でも私よりユウキさんたちの方が可愛いと思いますよ?」
「「ありがと!」」
うん、なんかすごく、和む。最初の張り詰めた空気がユイのお陰でこんなにほんわかした空気になったよ。我が娘ながらMHCPってすげえなぁ…
等と感慨に浸っているとランが問いをかけてくる。
「ところで…《剣姫》スキルがどうとか言ってましたけど、それって…」
───忘れてた。でも、なぁ…話しにくいよなぁ…
「ああ、その事、なんだがな…」
「なんだよーもったいぶってー」
「《剣姫》スキルを使用するには条件があって……」
「確かに使おうとしたら『条件を満たせば使用可能となります』って表示が出たね」
「その条件っていうのが……《二刀流》スキルを持つ者との、結婚…………なんです」
「「えっ?」」
「んでもって、《二刀流》のスキルを持っているのは俺、なんです。」
「「ええええええええええっ!?」」
「……茅場に聞いた話だと、《二刀流》は男性プレイヤー中、最速の反応速度を持つ者に出現し、
《剣姫》スキルは……女性プレイヤー中、最速の反応速度を持って《二刀流》の人と、その、えっと……りょ……」
「「りょ?」」
「《両想い》の場合出現する……とだけ。」
正面を向くとユウキとランの顔は真っ赤になっていた。多分、俺もだけど……
その隣でユイは終始ニコニコしていた。今はユイの心が読める。『私にママが出来るんですね!』みたいなことを思っているのだろう…
「「え、えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっっ!?」」
その日2度目の叫び声が血盟騎士団本部に木霊した。
ランさんどうしよ。決めた。嫁にしましょう。
アリシゼーションの伏線入れてみました。
次回(本編)、《甘い告白》