の剣士の物語   作:すぴかさん

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うーん…こんなに短くなるなら前回と同化させた方が良かったな。
pixivに投稿するのは同化させよう。

本編の前々回と、前回の話をリメイクしましたので、そちらを先に見ていただけると幸いです。
設定がかなり変わっているので。

それと、この本編は絶対にハッピーエンドにしますが、バッドエンドのifが出来たので、それの投稿次期で迷ってます。
アインクラッド編最終回以降か、次回の投稿にするか…

UA4000突破!ありがとうございます!

ではどうぞ。


~甘い告白~

 《ソードアート・オンライン》、通称《SAO》。2022年11月7日、SAOの開発者、茅場晶彦が自身の開発したナーヴギアの特性を利用してSAOをデスゲームにしたことで世界中を震撼させた。

 

 外の人間たちはこのSAOの中にいるプレイヤー達は絶望の淵に立たされている等と思っているだろうが、実際はそうではない。

 

 最初こそ絶望し自殺する人間も数多くいたし、攻略となれば死人が出ることもある。だが辛いことばかりじゃない。この世界には娯楽もあるし、楽しく過ごせるシステムがある。

 

 その一つが《結婚》システム。これは文字通り異性プレイヤーと結婚できるシステムだ。

 だがやはりここは"日本"ではなく"アインクラッド"なのだ。日本の結婚とは違い、一夫多妻、もしくは一妻多夫もありなのだ。(但し、3人まで)

 

 この結婚によって何が起こるかと言うと大きく分けて2つある。

 まず《ストレージ共通化》。

 パートナーとのストレージを共通化する事によってアイテムを共有することができるほか、パートナーのステータスを確認することができるようになる。

 

 次に《ハラスメントコードの無効化》。

 結婚をすると、パートナー同士だとハラスメントコードが発動しなくなる。

 なので一時期、結婚システムを利用した性犯罪も多発したのも確かだ。

 ……とは言ってもそういった行為をするにはメインメニューの奥底にある《倫理コード》を解除しなければならないのだが。

 

 そして、その結婚システムを利用したユニークスキルまであるのだ。

 

 《剣姫》というユニークスキル。

 

 出現条件はSAO最速の反応速度を持つ女性、そして《二刀流》のユニークスキルを持つ者と両想いであること。

 そして、使用には制限があり、その制限を解く条件が《二刀流》持ちとの結婚。

 

 結婚システムだけではなく、感情読み取り機能まで最大限に活かしたスキルである。

 

 スキル効果としては、専用ソードスキルはないが、AGI+30 STR+15 ソードスキル後の硬直時間が通常の1/2になる等、かなりのチート性能だ。

 

 ────と、ここまで長々と解説してきたユニークスキルだが。

 

 そのスキルを同時に取得したイレギュラーな姉妹が目の前にいる。

 《二刀流》を取得しているのは俺。それはつまるところ、俺の本能は目の前の双子姉妹──木綿季と藍子に二股をしようとしているということで…

 

「えっ、えと、ええ!?」

 

「そっ、そそそ、それってつまり、ええっ!?」

 

「ええっと…そういう、ことだ。日本人としては自分でも少し抵抗あるけど……」

 

 ユウキとランの顔は真っ赤になっていた。恐らく俺の顔もだが──

 

「22層の湖の畔のフィールドに、空いているログハウスがあるんだ。四人でそこに引っ越そう。それで……」

 

 一度切って、深呼吸をしてから口を開く。

 

「俺と結婚しよう」

 

『はい!』

 

 二人は満面の笑みを浮かべて承諾してくれた。

 隣でユイは「ふふっ。ママが二人もできましたね♪」と笑顔で呟き、俺達は自分でも分かるくらいに真っ赤になってしまった。

 

 俺達はヒースクリフに報告をして、22層へ向かった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

─22層 ログハウス─

 

「そう言えばユイ、ユウキたちのことどう呼ぶんだ?」

 

「どう、とは?」

 

「だってさ、母親が二人もいるんだぜ?分けて呼ばないと分かりにくくないか?」

 

「それもそうですね…じゃあ、ランね──」

「待て。それはダメだ。まず母親であって姉ではないし、それ以前に色々とまずい。」

 

「うーん…じゃあラン母さんとユウ母さん!」

 

「いいね!」

「そうね~」

 

 2つの高い声が後ろからして振り向くと、ユウキとランがいた。

 

「い、いつからいたんだ?」

「ん?ユイちゃんがなにか言おうとした辺りから?」

 

「そっ、そうか」

 

 あっ、これ後でイジられるやつか?……まあいいや。

 

「運び込みとか全部終わったのか?」

 

「うん!終わったよ!後はレイアウトをするだけだから手伝って!」

 

「了解」

 

「私はどうすればいいですか?」

 

「んー。ユイちゃんには小物を運んで貰おうかな。」

 

「分かりました!」

 

 こうして、俺達の新婚生活(?)は幕を開けた。

 

 ──そう言えば、現実に帰ったらどうすればいいんだろう…。

 

 そんなことを考えてしまう俺であった。




というかこんなにあっさりでいいんだろうか…








次回、《対立》
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