転送が始まったな。犠牲も無く殺し切れた、と。参加している人の強さで敵の強さも調整されているのかな、さっきも戦いながら思ったけど。
青い一瞬の光、視界が切り替わる。ミナトさんの重力銃はまだちゃんと持ってる、バイクは隣の部屋の端末だか黒球だかに回収されてるな、後でバッグを外しとかないと。
全員が出現。1、2フレーズの音楽を黒球が流す。結構倒したが、100点に届いただろうか?
びーの、とりがーはっぴー、0点、だって?そこの女性何してたんだ?思わず1歩離れる。
「え、何匹もやっつけましたよねあたし!?」
姉さんより怖いな。明るい感じが特に。
「いやまあ、トドメさした人にしか点数入んないんだよ」「ドンマイ!」
ヤマダさんとソウはそこまで説明してなかったのか?
ぐんた、7点、後93点、ね。普通に闘かったのかな。初回がこれとは運がいいおじさんめ。ビーノの方は撃ちまくっていた様なのに0点だしな…
やまだくん、28点、計83点、後17点。あ、そうだちょっと聞いてみよう。
「ぐんたさんと先輩、何体殺しました?」
「…おまえさ、来た時も思ったけどその覆面なんだよ、こえーよ」
用心してるだけだ。
「あ、俺もいつ聞こうかとおもったっす」
「気にするな。新しい2人も気にしないでくれ」
「いや無理だろ」
五月蠅い解ってる!
ソウ、28点、計65点、後35点。
「次出てますよ!」
「逆ギレすんなよラッキー」
黙れヤマダ。
「「ラッキー?」」
「そいつの、まああだ名だ」
「ていうか俺も結構やるでしょ?反応ナシ?」
あ、私はー、77点、計107点、100点メニューへ、か。
「更に強い兵器を。今直ぐ隣の部屋に出して下さい」
「すご…え、強いへいきってなに?」
「100点を取ったら得られる強ブキのこと。ほら、あれとか。最初から使えるのは初期装備ってところか」
扉に向かいながら左手の重力銃を掲げ、ビーノとグンタに見えるようにする。右手でドアを開く。
「他にはここからの記憶を消されての解放か死んでった味方の復活も可能、でしたよね先輩?」
おっとヤマダさんに話があるんだった。立ち止まり、振り返る。
「今回は誰もやられなかったけどな」
「うわ、こんなこと繰り返さなきゃなんだ…」
「あなた方は繰り返している訳ですね?」
会話に割り込みながら別の事を考える。
「ヤマダさ、先輩、の言葉で分かったかもしれないが今回は敵が弱かった。覚悟はしといた方がいいと思う。それで先輩、記憶の消される範囲、帰る前に詳しく話してくれますか?」
スーツを灯りが付いて筋が励起する状態に持っていかなくても余裕だったな…強化を強めるのには集中力がいるし、それにどうもスーツは反応速度までは上げてくれて無いっぽいよなー。