テストかゲームか戦争か   作:シューズ

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バフくれ__未実装です/劇物の携帯及び任意の使用を許可する

バフくれ__未実装です

 

「ヤマダ キンナさん、一応お久しぶりです。記憶を喪失している期間があると先輩にお聞きしたのですが、私を覚えておられます?」

 

覚えてはいないだろうが。

 

「ごめんなさい、覚えてないです…」

 

彼女に何か云おうとする先輩の言葉に被せ声を張る。

 

「いえっ!そんなにお気になさらずに!あのう、良ければ知り合ってからのお話を3人でさせて頂きたいのですが。思い出せる事もあるかもしれませんし、いえ勿論辛い事もあったかも知れませんが…」

 

仕事をクビになって時間はあることは知っている。先輩の仲介で知り合いだとは信じたろうし__

 

 

「是非、お願いします!あの、それで、お名前は…?」

 

「失礼しました、雷木 太二、中学2年生です。年下ですし砕けた話し方でお願いします、私も前みたいに話したいですし…」

 

顔を伏せる。

 

「ああ、わかり、わかったわ!奢るからカフェにでもはいりましょ!あ、いえお家の方は大丈夫かしら」

 

「学校の帰りに友人と遊んで来ますって言ってあります。有り難うございます、話してくれて嬉しいです」

 

彼女に笑いかける。彼女が歩き出し、こっそりと先輩にウインクする。私結構大人とも話せるでしょう?

 

 

劇物の携行及び任意の使用を許可するー1

 

キンナさんの赤味がかった驚いた顔を思い出してしまう。

 

 

「~~~っつ!」

 

刀を振り回す。木々には碌に刃が入って行かないが、スーツの強化で無理やり折れはする。

 

息を吐く。山の中の練習はストレス解消にも役立つな…いや、兵器の確認、習熟が全く進んでないな。

 

 

リュックサックと重力銃を拾いに歩いて行く。もう切り上げよう、まだ明るいけど。さっさと山道まで戻って、降りて自転車を拾って帰ろう。

 

 

あー、なんで私はキンナさんに告白しちゃったんだ?胸が日野さんより大きく見えたから?いいや、学校で2人に告白して、2人目の日野さんがカノジョになってくれたから、調子に乗ってしまってたんだ!先輩の反応が見れなかった、次の殺し合いは針の筵だ、いやそれより前に日野さんに会うぞ、いやキンナさんとまた会う約束もあるんだけど…!

 

 

細い川に突っ込み、石を踏み砕く。あーっもう!

 

う~そろそろ着替えて透明化解かないとな。重力銃をバッグにしまってと.......ミナトさんに大好きですとか言ったらどんな反応したかな__

 

 

 

劇物の携行及び任意の使用を許可するー2

 

出来る限り真摯に__

 

「ヒノさん、謝らなければならない事が有るんだ、貴方に告白する少し前に別の人に告白していた、振ってくれても良いが、今度時間をくれませんか、楽しませられるように頑張るから…」

 

あーあ言っちゃったよ。彼女の足から胸、顔に目線を戻す。

 

「わかりました。いいですよ」

 

笑っている...?優しい女の子だな、気弱だと思っていたが。

 

 

.......キンナさんに好きだと言ってしまった事、また会う事を思い罪悪感に駆られるが、休み時間が終わる前に日野さんと話しつつ教室に向かう。

 

 

孤立してしまっていたが2年になって大分周りと話せる様になった事を同級生に冷やかされながらも実感して、少し嬉しい。先生が話し出す、授業が始まる__スグルはまだ居ない、というか死んだまま__妹のキョウさんは今小5か…。日野さんの背を見る、彼女とのデート、1回だけだとしても楽しませられるといいな、前の戦いからまだ半月足らずしか経って無いし、中間テストもまだ先だから、日野さんに目一杯気を配ろう…

 

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