テストかゲームか戦争か   作:シューズ

25 / 68
演習の度に勲章が増える

 

 

先輩は後5点、か。解放を選ぶのだろう.....

 

 

 ラッキー、93点、計100点、100点メニューへ。

 よしよし、まさにラッキー。

 

「おいおい、点ガメやがって」

 

 ぐっ。そう__

 

「ちょっとー、別にいいでしょ、大量のあいつらと同時に戦わなくてよかったんだから」

 

 もしかしたら__

 

「あっ、解放だってっ!?」

 

 100点メニューか。

 

「より強い武器を今直ぐ出して下さい。ビーノ、次はちゃんとスーツを着てこいよ。お疲れ」

 

 話し声を無視してさっさと追加武器の部屋に入る。

 

 

 画面に映る兵器は丸い__爆弾?選択して、出現する実物を手に取る。こぶしぐらいの大きさの黒い球体、ごつごつしている所があって細いコード数本の途中が飛び出ているから完全な球体ではないが、ボタンも付いているし爆弾以外の兵器が思い浮かばないな。__爆弾なら使い捨て?いやまさか__

 

 

 あ?このフレーズって…。

 

 扉に向かう途中で先輩が飛び込んで来る。

 

「連戦だ!しかも標的の情報を見てみろ!」

 

 

 黒球に向かいながら質問する。

 

「これって珍しいんですよね?」

 

「俺も初めてだ、それより見てくれよ!」

 

 

 赤紫色の紅葉みたいな図、てのひら星人、強い、好きなもの、どく。

 

「確かに毒って、危険だとは思いますが…」

 

 慌てる程か?近付かなければいいだけでは?

 

 

「こいつ、ラッキーが初参加のときの、クリアできなかったやつだよ!」

 

 …。

 協力して戦わないと、死ぬかな。

 

 拙い、転送が始まるまでどれ位だ?

 

「聞いてくれ!次のターゲットは強過ぎる、だから協力して倒そう!?ヤマダ先輩、協力してくれますよね?クリアしないと点がパーですから」

 

「ああ、わかってる、もち__」

 

「何言ってんだあいつ?オレラを見捨てて1人で戦ってたくせによぉ」

 

「ちょっとーやめなー」

 

「聞こえてるじゃん?」

 

 ちぃっ、そんなこと言ってる場合じゃ__

 

「あのぉラッキーさん、私は…」

 

 !そうか、少なくともこいつは、スーツは着てないが__

 

「ビーノ、約束通り協力して貰うぞ、ライフル型、ああいや、黒球から小さい方の銃を持って付いてきて。先輩、ソウ、それにケンタさん?も追加兵器の部屋に__」

 

 っ転送が始まってる!隣の部屋に駆け込み、兵器選択の端末で全ての兵器を選択する。湊さんの重力銃を拾いながらビーノと先輩、ケンタさんを見る。

 

「名前、ミキ グンタと申します」

 

 はあ?…そんな場合じゃ…いや、抑えろ__

 

「すいません、ミキさん。あの、敵の情報を伝えたいんですけど」

 

 何が重要だ?

 

「攻撃が効きにくい、と覚えててくれ。ラッキーの大きい銃でも2、3発じゃ仕留められない。あー、取り敢えず」

 

 青と共に視界が切り替わる。

 

「転送後に合流__」

 

 先輩の声が聞こえなくなる。

 

 

 右手の重力銃を構えながら周りを見回す__近くにスーツ姿の味方達、脇に私の重力銃と飛行バイク、掌みたいな形のヤツラは、居ない__左手の地図を__この爆弾みたいなのどう持ち運ぼうか__周辺には青い光点のみ、赤い光点は.....1箇所に複数重なっている。

 

 

「ラッキーさん、どーも!そんなに今回のやばいんすか?」

 

「ああ。ソウも絶対に油断するなよ」

 

 

「おーい、さっきも言いかけたけど、他の5人、ソウ入れたら6人か、あいつらにも説明しとこうぜ」

 

 ヤマダ先輩も、今回は全員すぐ近くに転送されているのか、都合が良い。

 連携してやらないと__

 透明化は今回は無し、いや全員が透明化すれば問題ないか。ああ、銃3発分のダメージで解除されるし、無傷の星人殲滅は無理だろうから、透明化は駄目か。

 殺し切れるのだろうか?次回のペナルティは危険だし、やる_

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。