雷児side
闇の書事件、まぁあえて言えば闇の暴走の事件から二年がたった、俺たちは時空管理局に入っている中、俺は陸部隊で魔導士をしている。
二年前に戦ったゼストさんが率いる部隊の新人隊員として入隊をしている、母さんたちには魔法のことは話しているため、学校に通いながらミッドチルダへやってきて事件を解決をしている。
ある日のこと、俺は学校に行きなのは達と話をしていたが・・なのはの様子がおかしいなと思った。フラフラしている感じだ、彼女の中にある魔力が安定をしていないってのも気になっている。俺はヴィータに次の任務の時には俺も一緒に行くこと伝えてその日がやってきた。
「カラレスと任務なんて久々だ!!」
「そうだな・・・・」
ヴィータは嬉しそうに話している中、なのははチェックをしている今回の任務は普通の任務だから簡単に終わらせることができるな。準備ができて俺達は出撃する。
俺はマントを翼に変えてなのは達のスピードに合わせて飛んでいる、ララはアローモードにして構えている。一応念のために射撃で対応ができるためにしている形態だ。
「今のところ異常はないな・・・なのはとヴィータ念のために警戒をしておいてくれ。」
「おう。」
「・・・・・・・・・・」
「なのは?」
「うぇ!?あぁごめんライ君。」
「・・・あんまり無茶をするなとは言わないが、気を付けろ。お前最近魔力が不安定状態になっているぞ?」
「え・・・大丈夫だよ大丈夫・・・・」
「・・・だといいが。」
俺はこの状態を知っている、無理をしているのは間違いない。かつて俺もカートリッジシステムを使い過ぎて同じ状態になったことがあった。なのははその状態に近いだからこそ油断をすることがある。
俺達は何かが接近してくるのを感じて構えている。地面から謎の機械が現れてこちらに襲い掛かってきた。
「散開!!」
俺達は散開をして機械の攻撃をかわした。俺はアローモードにしたララを構えて光の矢を放ち命中させる。
「なんだこいつは・・・・」
俺は見たことがないマシンを見てヴィータと同じくハンマーモードにして一気にけりをつけるためにカートリッジを装填する。
「くらいな!!ラケーテンハンマー!!」
彼女の技と同じため俺は勢いよく機械を殴り飛ばして地面に叩きつけて爆発させてから夜天の書を開いてどの魔法を使おうか決めていた。
「いくぜ?ミストルティン!!」
俺の周りに発生した光の槍が放たれて機械類に命中して爆発する。なのは達が心配だ俺はあたりを見てなのはを見つけた。やはり彼女は苦戦をしていた。
「あれは!!いかん!!」
俺はなのはを助けるためにブーストをかけて彼女のところへと向かった。
雷児side終了
なのははヴィータと離れ離れになっていた。彼女はアクセルシューターを放ちマシンに攻撃をするが・・気づいてなかった。後ろから彼女にめがけて攻撃をしようとしているマシンがいることに。
「なのは!!」
「え?」
彼女は振り返ったが、すでにマシンが刃を構えて彼女に向けて放とうとしていた。今のなのはにかわせるほどの力は残っていないほどに彼女の体はボロボロになっていた。
本来の歴史では、高町なのははこの冬の任務で重傷を負ってしまい半年のリハビリを送ることになってしまうが・・・・彼女にその刃が届くことはなかった。
「あ・・あああああ・・・・・・」
なのはは目を見開いている、それはヴィータも一緒だ。
「うぐ・・・・・・・」
「ライ・・・君・・・・・」
雷児が彼女をかばい体に刃を受けていたからだ、彼は血を出しながらも持っているライカを構えている。
「捕まえたぜ・・・・・この機械が・・・モードランサーモード・・・カートリッジを装填」
がしゃんと言う音が聞こえて、ランサーモードの刀身に光が纏っていく。
「ランサー・・・スパーク!!」
彼は刺さったまま、光の槍ランサースパークを放ちドローンを撃破したが・・・彼のお腹からは刺されている状態のため血がたくさん出ている。
彼はそのまま倒れてしまい、なのは達が駆け寄る。
「ライ君・・ライ君!!ライ君!!」
「カラレス!!おいしっかりしてくれ!!カラレス!!」
二人は声をかけている、彼は無意識だが目を開けていた。彼は右手をあげてなのはの頬を触っていた。
「わり・・・どじっちまった・・・な・・・」
「違う・・ライ君のせいじゃない!!私が・・・私が悪いんだ!!」
「カラレス!!カラレス!!」
ヴィータは涙を流しながら彼の名前を呼んでいる、彼女達は急いでミッドチルダの病院へと急行をした。
雷児が入院した、となのはから緊急のメールを受けたメンバー達は彼がいる病院へと急いでいた。
先に到着をしたのはフェイトとアリシアだった、彼女たちは今日は任務がなかったので家で待機をしていた。
彼女達はなのは達がいる場所へ行く。そこにはなのはとヴィータが一緒にいた。
「なのは!!」
「ヴィータ、ライが入院したのは本当!!」
「・・・・・・・・・・・・・」
アリシアが言うが、なのはは何も答えようとしない。医者の人達が出てきて彼女達は病室の方へと入っていく。
「ういっす。」
そこには包帯をグルグル巻きされていた雷児の姿があった。彼は元気そうに声を出していたが・・・なのはは涙を流していた。
「ライ君・・・ごめんなさい・・・私のせいで・・・」
「・・・気にするなって、あれはお前のせいじゃない。それにお前が必死になって魔法の訓練をしていたのを止めなかった俺達の責任でもある。あの症状は俺も一回なったことがあったからな。」
『全くそう言えばそうでしたね、以前もマスターはなのはさんみたいになってしまいリリアさん達に怒られてしまったんでしたね。』
「・・・待ってくれ、ヴィータ・・あいつらに連絡はしているんだっけ?」
「・・あぁ連絡をしてすぐに飛んでくると言っていたな。「主!!」きた・・・・」
ヴィータは振り返ると、そこにはリリアが立っていた。彼女は彼の姿を見て目を見開いていた。
「カラ・・レス様・・・」
「お、おう・・・リリア・・・」
彼は包帯を巻かれた状態のまま苦笑いをしていた、リリアの顔が必死だったので怖いと思っているからだ。
「・・・・カラレス様、一体誰があなたをこんな目に合わせたのか教えてもらってもよろしいですか?その者達を血祭りに上げて来ますので。」
彼女は笑顔で答えているが、雷児はさすがにいけないと思い彼女を止める。
「あーリリア気持ちは嬉しいが、相手はわからない・・・機械達が襲ってきたからな。あいつらの目的がなのはを狙ったのか・・それとも俺を狙ったのか・・・いずれにしても要注意をしておかないとな。」
彼はそう言ってそろそろ時間だから帰らないとまずいだろ?といいなのは達を退室させる。
「・・・・といったが、ララ・・・医者が言っていたことをもう一度言ってくれないか?」
『わかりました・・・おそらく歩けないかもしれないほどのダメージを受けていると言っておりました。』
「・・・そうか。」
がた!!
「『!!』」
二人は驚いていた、突然音が鳴ったので何事かと思ったが次の瞬間扉が開いた、そこに立っていたのはなのはだからだ。
「ライ君・・・それ・・・本当なの・・・・」
「・・・あぁ・・・医者からそう言われた。リンカ―コアはなんとか無事だったけど人体の方はダメージが大きいといわれてね。もしかしたら歩けないかもしれないってな。」
「あ・・・あああああああ・・・私のせいだ!!私がああああああああああ!!」
「なのは!!」
彼女は走ってしまうが、彼は追いかけることができない。
「・・くそ!!(シグナム!!しーちゃん!!しぐちゃーん!!)」
(なんですかカラレス様、てか私の名前で遊ばないでください。)
(悪い悪いじゃない、悪いがなのはを追いかけてくれないか?事情があってな。)
(わかりました。)
彼は念話を切り、ため息をついていた。
「彼女の心・・傷つけてしまったな。」
『マスター・・・・・・・・・・・・』
彼はミッドチルダの夜空を見上げていた。
なのはside
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・」
私は走っていた、どこに走っているのかわからない・・・頭が真っ白になった。私のせいで・・・私のせいで・・・ライ君が歩けなくなるかもしれないといわれた。
「はぁ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・ううううううううううううううう。」
私はどこかに座って涙を流していた。ライ君が歩けなくなったら私・・・私・・・
「ここにいたか、高町・・・・・」
私は声をした方を見る、そこに立っていたのはピンクの髪をした女性、知っている人物が私の目の前にいた。
「シグナムさん・・・どうしてここが?」
『申し訳ありませんマスター・・・私が連絡をいたしました。』
「レイジングハート・・・・・・」
「お前を追ってくれと言ったのはカラレス様だ。」
「ライ君が?」
「あぁ、お前を傷つけてしまったと言っていた。」
「ライ君が悪いじゃない!!私が・・・私が!!」
「落ち着け!!高町!!カラレス様が歩けなくなるというのは聞いた・・・だがあの人はあきらめたりしない。」
「え?」
シグナムさんはあきらめたりしない・・その言葉を言っているが・・・私は何ができるのかな・・・魔法しか取り柄がない私に・・・
「私は手伝ってもいいのかな・・・ライ君の・・・・」
「大丈夫だ、主は言っていた。お前は笑顔が似合っていると・・・・」
「ふぇ!?」
私は顔を真っ赤にしてしまう、けれどいつまでも逃げるわけにはいかない!!
「シグナムさん!!私行きます!!」
「あぁ行って来い!!」
私はシグナムさんにお礼を言ってから病院の方へと走っていった。
次回 雷児は体を治すためにリハビリを行うことになった、そばにいたのはなのはたちが一緒にいた。
次回「雷児のリハビリ。」