初代夜天の書の主が転生をして現代へ   作:桐野 ユウ

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雷児リハビリ

加藤 雷児、現在ミッドチルダにある病院にて入院をしている。その理由は高町 なのはをかばって重傷を負ってしまう。そのために彼は病室にて夜天の書を開いていた。

 

彼は元々魔法を研究などをする仕事をしていたため、新たな魔法を作りだそうとしていた。

 

「フェイトが使うプラズマランサーをつかめるために使用をできないかな、プラズマランサー(物理)ってか、それかアクセルシューターなどを銃モードから放てるようにしようか。」

 

彼は夜天の書を開きながら、リニスのことを思いながらも顔をあげてかつて自分が作りだしたのを思いだした。

 

「・・・・そういえばあいつとも別れてしまったんだよな・・・・契約を解除をしてあいつを自由にさせてやったんだっけな、戦いに巻き込まないために・・・・」

 

彼は目を閉じて夜天の書を閉じると扉が開いてシャマルが入ってきた。彼女は彼のところへと来ていた。

 

「ラン君、今日からあなたのお世話をすることになったわ。よろしくね?」

 

「あぁ頼むよシャマル、とりあえずリハビリか?」

 

「えぇあなたの重傷と聞いたときは驚いたけど、元気そうね。」

 

「といっても体はボロボロだけどな、医者からは歩けないかもしれないっと言われたぐらいだ。いずれにしてもリンカ―コアば無事ならリンカ―コアなどを調べる方に行ってもいいかな?といったがリハビリを頑張るしかないな。」

 

彼は立ち上がろうとしたが体のバランスを崩してしまう。シャマルは急いで彼のところへ来て彼を車椅子に座らせてリハビリをする場所へと移動する。

彼は車椅子に座りながらこれ案外便利だなと思いつつ、リハビリ室へと到着をする。そこにはなのはやフェイト達がいた。

 

「なのはにフェイトにアリシアじゃん、どうした?」

 

「・・・・ライ君、私手伝うの!!ライ君のリハビリを!!」

 

「なのは・・・・・」

 

「私も手伝わせて、ライには助けてもらっているばかりだから・・・」

 

「私も!!」

 

「二人とも・・・・・・・」

 

そこから雷児のリハビリ生活が始まった。フェイトとアリシアに肩をつかんでもらい彼は立ち上がるところから始まった。

 

「どあ!!」

 

彼は何度も何度もバランスを崩している、それでも挫けずに彼は立ちあがろうと奮闘する。

 

リハビリを開始して数週間が立ったその夜。なのはが一緒にいてくれることになり。彼女は彼の手を握っていた。

 

「・・・ごめんねライ君・・・・」

 

「なのは・・・・・・・・・・・」

 

「ライ君と出会う前ね、私のお父さん入院していたの・・・その時お母さんもお兄ちゃんもお姉ちゃんも忙しく働いていたの・・・私は何もできなかったからずっと笑顔でいるようにしていたの・・・・」

 

彼は黙ってなのはの話を聞くことにした。普段なら言わないことを彼女は話し続けている。

 

「魔法を取得をして私にもようやく皆の役に立てると思っていた・・・・」

 

「それであんな無茶な特訓や仕事を受けていたわけか・・・」

 

「私って魔法が取り柄だから・・・それがなくなったら・・・」

 

「そんなことはないさ・・・・なのはにだって得意なことあるはずだよ?笑顔だ・・・」

 

「え?」

 

彼は彼女の頭を撫でている。

 

「お前の笑顔は皆を笑顔にする、フェイトやアリシア、アリサやすずか・・・はやてを笑顔にする。それはもちろん俺にも元気をくれている。」

 

「でも・・・今回のライ君のリハビリも・・・私が・・・私が・・・」

 

彼女の声が涙目になっている、彼は魔法でハンカチを出して彼女の流している涙を拭いている。

 

「昔の話をしてあげるよ・・・」

 

「え?」

 

「俺がまだカラレス・ランズだった時のことだ・・・俺は昔から魔法などが得意だった・・・けどな、おれでも救えなかった命はあった。家族だよ・・・・」

 

「!!」

 

「俺には強い父、優しい母・・・姉が二人に妹が一人いたんだ・・・それはとても楽しい生活だったよ。けどな・・それもある事件で終わっちまった・・・・突然として襲い掛かる爆発。父や母、姉達・・・そして妹はその爆発で亡くなってしまった・・・俺はその時は魔法の研究をしていた・・・けど今のようにすぐに魔法を使うことができていない状態だ。その時に訃報を知った。俺は悲しいかった。父達を失ってしまったんだ。一気に家族を・・・そこからかな?彼女達を作り出したのは。

 

「それって!!」

 

「リリア達だ。夜天の書を当時俺は作っていたからな・・・ベースを俺の家族の写真をベースに彼女達を作り出した。」

 

「そうだったんだ・・・・・」

 

「リリアは母をベースにシャマルとシグナムは姉さん達を・・ヴィータは妹をそしてザフィーラは父をベースに作り上げたんだ。」

 

彼は病室の窓から見える月の灯りを見ている。

 

「なぁなのは・・・・・」

 

「どうしたの?」

 

「ありがとうな。」

 

「ふぇ?」

 

なのははいきなり彼が自分にお礼を言ったのでなんでだろうと思った、自分のせいで彼はリハビリをすることになったのにとなのはは思っていた。

 

「お前やフェイトたちがいたから、俺は頑張ってこれると言うことだ。さーてそろそろ寝ないとな。」

 

彼は目を閉じてしまったので、なのはもシャマルに用意されたベットに眠るのであった。次の日はリリア達も駆けつけてリハビリの訓練を続けていた。

 

「おととと・・・・・」

 

彼はバランスを崩しているが、シグナム達がすぐに駆け寄ってバランスを戻して座る。

 

「・・・・ふぅ・・・・・」

 

彼は座りながら糸を出していた、彼は新たな魔法を考えていた。魔力で作った糸を使い相手を絡ませる魔法を考えている。

 

「よっとほ!!なんだこれ!!」

 

ヴィータが変な動きをしているので全員が笑っている、はやてやアリシアも大声で笑うほどに。

 

「あっはっはっはっはっは!!」

 

雷児もおかしくて笑ってしまう。

 

「おまえかああああああああああああああああああああああ!!」

 

だが魔力糸はそのままなので、ヴィータはクルクルと回転させられる。

 

「うわあああああああああああああああああああ!!」

 

さてっと彼は魔法の糸を解除するとヴィータは尻もちをついていた、突然自身が回転されたこともありそれが解除されたのだ。目をくらくらさせているのであった。

 

雷児がリハビリを始めてから数か月がたった。彼の治療具合は進んでおり現在はというと?

 

「雷児さん大丈夫ですか?」

 

「あぁギンガちゃんか、あぁ大丈夫だよ。」

 

彼はゆっくりだが自身の足で歩いている、現在はお見舞いに来てくれたクイントさん一家との話をするためにゆっくりと歩いて彼女達のところへと向かっている。

 

スバルも彼に慣れてきたのか、雷児のことはお兄ちゃんと呼んでいる。雷児は妹が自身のことをおにぃと呼んでいたことを思い出してしまうほどだ。

 

「どうしたのお兄ちゃん。」

 

「・・・何でもないさ、スバルちゃん・・・・」

 

彼は一瞬だけ悲しい顔をしたがすぐに戻してスバルの頭を撫でている、クイントは話しかけている。

 

「どうかしらリハビリの方は。」

 

「えぇリンカ―コアは無事なので魔力などは安定しております、まだ走るなどはできないですが・・・歩くことが可能ですね・・・・」

 

「そう隊長達もあなたが復帰するのを待っているわよ。」

 

「了解ですよ、なーに心配ありませんって。俺は不可能を可能にする男ですから。」

 

彼は笑顔でいい、振り返りながらお辞儀をして歩くのであった、彼は病室にある車椅子を見ている。

 

歩けなかった頃はこれに乗り移動していたな、その時は人によって変わっていたが・・主だったのがなのはだったなっと。

 

「言ったじゃねーか・・・お前のせいじゃないってよ・・・あれは傷つけられたくなかったからな・・・大事な仲間を・・二度と・・・・」

 

それがあの時彼がなのはを庇った理由だ。かつて自身は家族を失っている。そして逃がすためとはいえ家族がその後兵器として利用されていたことに対して怒っていた。だからこそ彼はこの現世では二度とあんなことはしないと決意をして、自身の仲間達を傷つけるものが現れたら全力で相手を叩き潰すと・・・彼は手を握りしめていた。

 

「ナハト。」

 

『はい主よ。』

 

隣にナハトが現れる、彼女は普段は彼の中におり呼ばれたら出てくるようにしている。

 

「俺の体の治療状況は?」

 

『70.6パーセント回復をしております、ですが・・・まだ不安定なところがありますので・・・』

 

「わかっている、やはりシャマルの治療魔法が必要ってわけだな?』

 

『はい・・・・』

 

ナハトの言葉に雷児は考えている、確かにシャマルの魔法を使えばすぐに体は回復をする・・・だが・・・

 

「それでは協力してくれているなのは達に申し訳ない、だからこそ俺はリハビリをしている。いつかは治ると信じて・・・・」

 

『わかりました、主がそこまで言うのでしたら私は何も言いません・・・私は中に戻り再び治療の方へ集中をしますね。』

 

そういってナハトは光となり彼の中に入る。彼は今度は歩きながらの訓練に入りそこから数か月が流れる。

 

「復活うううううううううううううううううう!!」

 

そう約数か月の治療とリハビリを受けて彼は完全復活を遂げた、彼はお世話になったお医者さん達に挨拶をした後に外へ行く。

 

「ライ君!!」

 

一番になのはが彼に抱き付いた、雷児は驚きながらも彼女に顔を合わせる。ほかにはシグナムやはやてと・・・

 

「・・・・誰?小さいリリアみたいなのが浮いているけど?」

 

彼ははやての側に飛んでいる小さい子を見つける、姿はリリアことリインフォースの姿に似ているが小さいのだ。

 

「始めましてです!!私はリインフォースお姉ちゃんの妹として生まれました、リインフォース・ツヴァイといいます!!」

 

「そうかリリアの・・・・・」

 

雷児はリインフォースツヴァイの頭を撫でているとリリアがごほんと言っている。

 

「おっと悪い悪いリリア、だがなぜこの子を?」

 

「実はですね、あの時ユニゾンをしましたけどその後はユニゾン能力を失ってしまったのです。そこで主はやては私をベースにあの子を作ったのです。だからカラレス様・・・」

 

「えっとなんだい?」

 

「どうか私をもう一度あなたと共にいることをさせてもらえないでしょうか・・・」

 

「リリア・・・・だが・・・・」

 

「いいで、リインフォース。」

 

いいと言ったのははやて本人だ。彼も驚いてしまう。

 

「だがはやて・・・いいのか?」

 

「本人が望んでいるんや。主としては寂しいけどな・・・でもリインフォースにとってライ君は大事な人やってうちにもわかる。ライ君改めてやけどリインフォースを頼みたいで。」

 

「・・・・・わかった、リリア・・・また共に一緒にいてくれるな?」

 

「はい!!」

 

彼女がいい笑顔で話をしている中、卒業してからミッドチルダの方へ過ごすと言ったが・・・

 

「家どうしようかな?」

 

「そうや!!ならライ君うちらといっしょに住めばええやん!!そうしたらリインフォースとも別れなくてすむし。」

 

「主はやて、それはいい考えですね!!」

 

「にゃ!!駄目だよはやてちゃん!!ライ君は私が一緒に住むの!!」

 

「なのは達わかってないわね、ライは私とフェイトと一緒に暮らすんだよ!!」

 

「そうだよ!!」

 

乙女達がバチバチと火花を散らしている中、彼は休んでいた分の学校のことを聞くためにアリサ達のところへとワープをするのであった。

 

「にゃ!!いないし!!」

 

「追いかけるで!!」

 

なのは達は追いかけるのであった。




次回 完全復活をした雷児は学校に復学し、学校生活を満喫をする。

中学へ進学をしてからゼスト隊がどこかに行くことが判明した、彼もついていこうとしたが今回は危険のため彼は残されたのであった。

だが彼は嫌な予感がするといいクイントさんに仕掛けていた装置を起動させて彼らの後を追いかける。

次回「ゼスト隊を救え!!」
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