雷児side
俺とアレイはセイルの研究所から戻ってきた、アレイもまさかセイルがジェイル・スカイエッティになっているとは思ってもなかったみたいだ。
「カラレスは知っていたの?」
「あぁあいつに呼ばれて正体を知ったからな、確かあれはお前がアレイと正体を明かす前に知り合ったな。歴史の書を見てセイルがなぜ反乱を起こしたのかずっと不思議に思っていてな。」
「・・・・・・・・・・・・」
「ごめんなアレイ・・・・・・あの時の俺はお前を逃がしたかった。巻き込むわけにはいかないと思ってな。」
「わかっている・・・・・・わかっている・・・・・・でも!!悲しかった・・・・・・あなたの死亡の知らせを受けたときを。」
アレイは涙目になっていた、あの時のことを思いだしてしまったみたいだな。あの映像を見てからアレイは俺に抱き付いてくるようになった。もう二度と離したくないように。
俺達は戻ってきたときにヴィヴィオと呼ばれる少女が俺に抱き付いてきた、そういえばこの子と会うのは二度目だったな。
「えっとヴィヴィオちゃんだっけ?初めまして俺は加藤 雷児だ。」
「・・・・・・カラレスおじちゃん、それはいいから。」
カラレスおじちゃんか・・・・・・確かその呼び方をしていたのはオリヴィエのはずだが?アレイには悪いがこの子と二人きりで話す必要があるな。
俺はヴィヴィオちゃんを連れて二人きりになっていた、場所は六課の庭だ。
「・・・・・・・・・・・・」
「さてヴィヴィオちゃんだっけ?俺のことをカラレスおじちゃんと呼んでいたが?」
「おじちゃんはおじちゃんだもん・・・・・・小さいときに私のところに遊びに来ていた。」
「・・・・・・一応確認させてくれ、君はオリヴィエ・ゼーゲブレヒトなのかい?」
「・・・・・・半分は正解かな?」
「ということはクローンなのかい?」
俺の問いに彼女は首を縦に振る、彼女の記憶が覚醒したのは目を覚ました時だった。自分は確か聖王のゆりかごで死んだはずなのに目を覚ましたら少女の体になっていたことに驚いていた。そこから研究所から脱走をしたことを話してくれた。
「そうだったのか・・・・・・そしてお腹などがすいてしまいエリオたちが見つけたのかレリックと共に・・・・・・」
「ねぇカラレスおじちゃん、どうして私の城に遊びに来なくなったのですか?私はおじさんがいつ来るのかなと楽しみにしていたのに・・・・・・」
「・・・・・・オリヴィエ、俺はお前の城に行けなくなったのは死んでしまったからなんだよ・・・・・・」
「え?」
「おじさんの家に悪い奴らがやってきて、大事なものをとろうとしたんだ。おじさんは必死に戦ったけど多勢に無勢で道ずれにするために魔力を暴走をさせたんだ。だから君のところへ行けなくなってしまったのはそれが理由なんだよ。」
「・・・・・・そんな・・・・・・」
ヴィヴィオちゃんことオリヴィエちゃんは落ち込んでいた、まぁ仕方がないよ死んでいたんですから。
「・・・・・・・・・私のせいですか?」
「え?」
「聖王のゆりかごを使うために城の人たちが攻めていったのでしょう?」
「・・・・・・それは違うと思うが・・・・・・奴らの狙いは俺の夜天の書を狙っていた。そして今も一緒だ。」
しかしまたこうしてオリヴィエと話すことができるとは思ってもなかったな。とりあえず俺は彼女と話をしたのでなのはたちのところへと戻るのであった。
次回 アガレスは雷児が持っている夜天の書を狙うために地上本部を狙う決意を固める。そしてプロトゼロシリーズを使い集まっている。
地上本部にはレジアス中将を始めほとんどの人物たちが集まっていた、その中には機動六課のメンバーたちも集まっており雷児もその中にいた。
念のためにセイルはナンバーズたちを派遣させた。
次回「地上本部の会議。」
今作のヴィヴィオの設定。
この作品ではオリヴィエの記憶などの人格は覚醒をしておりヴィヴィオはオリヴィエとしての落ち着きさを持っており、カラレスのことはカラレスおじちゃんと呼ぶ。