周囲にたくさんの星が出来るなか、妙な反応があった。反応があった方向に行くと、星…なのかな?なんかドロドロと瘴気にまみれた星らしきものがあった。これは放っておくと宇宙どころか神界にまで影響を及ぼしてしまう。早急に龍神に指示を出さなければ。
「天後、道具渡すからこれどうにかしといて」
「かしこまりました」
これでOK。念の為様子を見ておこうか。
しばらく様子を見ていると、男女の神が私が龍神に渡した、天の沼矛を持って、天浮き橋に立った。男女は確認しながら天の沼矛を使って瘴気をかき混ぜ、生命の溢れる大地を造った。二柱は天の沼矛を龍神のところに送って、その大地に降り立った。
大丈夫そうだね。あの星で沢山面白い事が怒ると思う。よし、そろそろ宇宙散歩をやめて、生命の星…地球の散歩をしようか。
私もあの二柱に続いて、地球に降り立った。
着地。周囲は森林に覆われており、見通しが悪い。が、そこで私は気づいた。この分身でさえ、世界を保つのギリギリなのに、さらに地球に降り立ったら?当然、地球が壊れる。それに気付いた私は大急ぎで力を極限まで抑え、周囲の状況を確認する。…良かった。まだ周囲に変わった様子はない。はー、焦った焦った。
「よし、散歩を続けよう」
そう呟いて私は歩き始めた。
…あれからどれぐらい経ったのか。私は気付いたらいつの間にか明らかに発達している人工物を発見した。んん?いくら人知では測れないくらい存在してきて時差ボケがある私にだって、今は第六世界でいう〜時代っていうのはわかると思う。と、言うことは。これは単なる時差ボケでは無い。多分、少数だけど人類が生まれて、そのなかに物凄い天才が生まれたとしか考えられない。
私は試しにその人工物…街?都市?を囲う壁に近付いた。そして、上を見上げるとカメラ?かな?が私を見ていた。多分これは敵かどうか判断する為の機械だ。あれ?霊力、妖力、魔力、神力などを持たない私はどう判断されるのだろう。とりあえずこの中探索とかしてみたいし、人間の振りしとこ。
私は力を霊力に変換させ、人間ですアピールをする。この間僅か0,1秒。カメラは緑色にひかり、ついて来いと言わんばかりに後ろを向いた。私はその後ろについて行き、一応話しかけた。
「案内してくれるの?」
カメラは返事を返さなかったが、そうだと言うふうに動いた。
「動けるけど、話せるような仕組みにはなっていないのね」
そう呟いて、私はカメラを追った。
しばらく歩いていると、門が見えてきた。門の横には門番が二人おり、帯剣している。こっちに気付き、門番のうちの一人が話しかけてきた。
「ここは月読様が治める都市だ。ここになんの用で来た」
「私は旅の者です。しばらくここに滞在することは出来ませんでしょうか」
「それは月読様が決めること。だから、お前を月読様のところに連れていく」
「ありがとうございます」
門番は門を開け、こっちに振り向いた。先に行けと言うことだろう。私は鉄製の門をくぐった。
いかがでしたか?感想など是非よろしくお願いいたします。
『用語解説』
なし
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