配管工と姫君の幻想入り   作:MP

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11話なので初投稿です


11話

人里から少し離れた場所。

そこには人里に向かっている妖精達がいた

 

「大ちゃん!宿題手伝ってくれてありがとう!」

 

「チルノちゃんが頑張ったから出来たんだよ」

 

「ううん、大ちゃんが教えてくれてなかったらあたい絶対出来なかったよ」

 

「でもちゃんと出来たから良かったね」

 

「うん!だってあたいは最強だからね!」

 

「待ちな!」

 

2人の妖精が仲良く話し合っている途中に西部のような服を着た子供の集団が現れた

 

「ん?なんだ、お前らは~?」

 

「俺達は泣く子も黙る…宿題強盗団だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人里ではマリオ達が慧音と言う女性と知り合いになり最近の事について話していた

 

「なるほど、そのおすましキッズには充分に気を付けるように里の人間達には私から言っておこう」

 

「お願いするよ」

 

「慧音先生!」

 

「チルノと大妖精の大ちゃんか、宿題はちゃんとやって来たか?」

 

「聞いてよ先生!ここに来る途中、宿題強盗団とか言う変な奴らに宿題を奪われたんだ!」

 

「…チルノ、出来なかったからって言い訳はよくないぞ」

 

「言い訳じゃないって!」

 

「先生、チルノちゃんは嘘は言っていません。私の宿題もチルノちゃんの言っている人達に奪われたんです…」

 

「大ちゃんまで言い訳をするとは…嘘をつく悪い子にはお仕置きが必要のようだな…」

 

「嘘じゃないのに…」

 

「待って、この子達は嘘をついているようには見えないわ」

 

ピーチ姫は慧音を止めた

 

「しかしなあ…信じられる訳がないだろう、宿題を奪う強盗団など…」

 

「よう、慧音」

 

1人の女性が慧音を呼んだ

 

「ああ妹紅、頼んでおいたタケノコは持って来てくれたか?」

 

「いや、ここに来る途中に奪われた」

 

「奪われた?誰にだ?」

 

「宿題強盗団とか言う変な格好のガキ共だ」

 

「宿題強盗団だと!?」

 

「ほら先生!あたいの言った通りだろ?」

 

「宿題強盗団か、野放しにする訳にはいかないね」

 

「そうね、マリオ」

 

「さっきからやたらと俺達の事を話しているようだな!」

 

話し合っている中、いきなり宿題強盗団が現れた

 

「あー!あいつらだ!あたいと大ちゃんの宿題を奪っていった奴ら!」

 

「間違いない、慧音、こいつらが宿題強盗団だ!」

 

「そうか、お前達!生徒の宿題を奪ったり親友に頼んでいた物を奪ったり、何が目的だ!?」

 

「そんな事言う訳ねぇだろ!おい!ちょっと遊んでやれよ」

 

リーダー格の子供が幹部格の太った子供にマリオ達を襲うように言った

 

「へっ!どいつもこいつも雑魚そうだぜ!」

 

「それはどうかな?お前みたいな奴は僕1人で充分だ!」

 

マリオが威勢よく言う

 

「んだとお!?この髭野郎!ぶちのめしてやるぜ!」

 

マリオと幹部格の子供の戦いが始まった。

結果はマリオの圧勝だった

 

「なんだと!?俺様がこんな髭に…」

 

「流石マリオさん!」

 

「まあマリオさんに勝てる訳ないけどね」

 

「本当にそれだよね!」

 

サニー、ルナ、スターが順番にそう言った。

マリオと言う言葉を聞いた瞬間、リーダー格の子供が驚き始めた

 

「マリオ!?おい!まさかこいつがおすましキッズさんの言ってたあのマリオじゃないのか!?」

 

「何!?おすましキッズだって!?」

 

「その反応だとマリオで間違いないみたいだな…お前達!今は相手が悪い!退散だ!」

 

宿題強盗団は逃げ出した

 

「あの宿題強盗団って集団、おすましキッズの手下だったのね」

 

ピーチ姫はそう呟いた

 

「お前達…勘違いして済まなかった…」

 

「今度からは気を付けてよ!先生!」

 

「しかし奪われた物は取り返せなかったな」

 

「まあ、それは仕方ないか…」

 

「マリオ、敵がまた増えてしまったわね…」

 

「そうだね…ピーチ姫」

 

マリオとピーチ姫は新たな敵が現れた事にまた不満が出来てしまったようだ




作者のMPです、ちなみに私は宿題が大嫌いです

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