マリオ達は霊夢の所にやって来ていた
「そう言や魔理沙は帰って来てるかしらね…」
「魔理沙って、前に言ってた貴方の知り合いの事?」
「ええ、あいつが行方不明になってからもう3ヶ月は経ってるから流石に心配になって来てね」
「霊夢って魔理沙とはどんな関係なんだい?」
「魔理沙は、私の幼馴染よ」
「幼馴染?」
「ええ、幼馴染」
「奇遇ね、私とマリオの関係も幼馴染なのよ」
「え!?そうなの!?」
サニーが驚いた
「実はそうなんだ。別に隠してた訳じゃないんだけどね」
「へえ、貴方達も幼い頃からの腐れ縁って奴なのね」
「腐れ縁って訳じゃないのだけれど…」
「まあそれよりさ、悪いんだけどもう一度魔理沙の家に行って来てくれない?」
「解った、今から行くことにするよ」
マリオ達は霊夢と別れ再び魔法の森にやって来た
「確か魔理沙の家は、あっちの方角だったかな」
「あ、マリオさん達!久しぶり!」
「貴方は成美ちゃん!久しぶりね!」
「みんなはこれから何処へ?」
「魔理沙さんの家に行こうと思って」
ルナが成美に説明する
「魔理沙の所に?それだったら私も一緒に行っていい?」
「いいよ!一緒に行こう!」
スターが了知すると成美も共に来る事になった
「あら?貴方達は?」
そう声を掛けて来たのは赤いカチューシャを着けた金髪の女性だ。女性の隣りには鼠のような耳が生えた少女が一緒に居た
「ちょっと魔理沙の家にようがあってね」
「魔理沙ならまだ帰ってないわよ」
「そうなの?それは残念ね」
成美は残念そうにした
「あの…貴方達は?」
ピーチ姫は2人の事を訪ねた
「ああ、自己紹介がまだだったわね。私はアリス・マーガトロイド、魔法使いよ」
「私はナズーリン、見ての通り鼠の妖怪さ」
「僕達は…」
各自自己紹介中…
「君達の事は解ったよ、しかしそちらの2人は外の世界からやって来た人達だとはねぇ」
「それより貴方達は魔理沙になんの用だったの?」
「ああ、ちょっと霊夢に帰って来てないか見て来てくれないかって頼まれてね」
「霊夢が?まあ確かに3ヶ月も行方不明になってたら心配にもなるでしょうね」
「君達は魔理沙の知り合いかい?」
「ええ、あいつとはまあ、友達ってところよ」
「私はあんまり関わった事がないからよく解んないけどね」
「そうなのね」
「とりあえず私はナズーリンと一緒に探し物をしている所だからこれで失礼するわね」
アリスとナズーリンは去って行った
「魔理沙居なかったのかあ、久しぶりに会えると思ったんだけどなあ」
「成美ちゃんは魔理沙とは友達なのかしら?」
「まあそんな所」
「魔理沙って友達が多いみたいで良い人みたいだね」
「そんな事ばかりでもないよ、自分勝手な所がけっこう目立つし、人様の物を死ぬまで借りるって屁理屈を言って盗んだりするような奴だし」
「「ええ…」」
成美の発言にマリオとピーチ姫はドン引きしている
「まあ用事は無くなったし私は帰るよ、また会おうね」
「うん、じゃあまた」
マリオ達は成美と別れ霊夢に今回の事を報告した後大樹の家に帰って行った
作者のMPです。アリスとナズーリンを一緒に組ませた理由に関してはICG&NYN RPGを見て頂ければ解ると思います