マリオ達はわかさぎ姫の所にやって来ていた
「わかさぎ姫さん、最近変わった事とかって何かないかい?」
「特にありませんけど」
「姫ー」
狼のような耳と尻尾が生えた女性がわかさぎ姫を読んだ
「「はい!」」
だが、その声にピーチ姫も同時に返事をした
「あれ?私、貴方の事は読んでないんだけど…」
「あ、ごめんなさい。私も姫だからそれで…」
「え?貴方も姫なの?まあそれより姫」
「お久しぶりですね、影狼さん」
「わかさぎ姫さん、この人知り合いなのかい?」
「はい、彼女は私の親友なんです」
「影狼よ、貴方達は?」
各自自己紹介中…
「なるほど、話しを聞く限りピーチさんも本物のお姫様なんだね」
「ええ」
「そうだ。姫、最近正邪の奴が怪しい奴らとつるんで良くない事をし始めたって噂を聞いたんだけど、本物なの?」
「はい、私はまた正邪に狂暴化させられてしまったんです」
「ええ!?大丈夫だったの!?」
「はい、マリオさん達が正気に戻して下さったのでもう大丈夫ですよ」
「そうだったんだ…姫を助けてくれてありがとう」
「お礼なんて要らないよ、僕達は当然の事をやっただけだから」
「それより影狼さんの言った正邪とつるんでいる怪しい奴らって、おすましキッズの事じゃないかしら?」
「おすましキッズ?」
「ええ、おすましキッズはね…」
ピーチ姫は影狼におすましキッズの事について話した
「なるほど、随分とヤバイ奴らと一緒に居るって事か…厄介ね」
「しかもこの幻想郷のいくつかの人を味方に付けてるみたいなんだ」
「あいつら本当にとんでもない奴らで私達も迷惑しているの」
「あんな奴ら、早くやっつけてやりたいよ!」
サニー、ルナ、スターの3人がおすましキッズの事について好き放題言っている
「でも悪党とは言え人間の子供なんでしょ?だったら出来る事に限界はある筈よ」
「いえ、それがそうもいかない相手らしくて。異世界のモンスターも自在に操れるらしいんですよ」
「嘘でしょ!?とても人間の子供が出来る事じゃないでしょそれ!」
「まあもっと可笑しい所は喋る時も行動の1つ1つを行う時も全部5人一緒にやるって所だけどね」
「マジで?それって滅茶苦茶気持ち悪いんだけど…」
「そう言えば前に早苗さんの所に現れた時には5人で1つの服を着ていたわね」
ピーチ姫がやつざきアニマルを仕向けて来た時のおすましキッズを思い出し思わず口に出した
「5人で1つの服って…どうやって着てるのよ…」
「まあそれだけヤバイ奴らだって事だよ。もう暗くなり始めて来たし、僕達は帰るよ」
「はい、またいつでも遊びに来て下さいね」
マリオ達は大樹の家に帰って行った
作者のMPです。最近忍たまとマジキチコナンssにハマっています(大胆な告白)