マリオ達はレミリアの所にやって来ていた
「成る程、魔理沙がおすましキッズとグルだったなんてね…」
レミリアはそう呟く
「そうなんだ。それに人様の物を盗むような事もやってきた口振りもしてたしね」
「魔理沙が泥棒しているのはいつもの事だったりするのだけれどね」
「え…何それは…(困惑)」
レミリアの言葉にマリオは困惑する(当たり前だよなあ?)
「レミリア、少し良いかい?」
ジークベルトがオフェリアと一緒に部屋に入って来た
「あら、どうしたのかしら?」
「レミリア。私はオフェリアと共にこの幻想郷を旅しようと思っている」
「旅?」
「ええ、それでレミリアに報告しようと思って」
「そう、少し寂しくなるわね…」
「顔はなるべく会わせるようにするからそこまで心配しなくて良いさ」
「解ったわ。元々貴方達は外の世界の人間な訳だし、体には気を付けて頂戴ね」
「ええ、勿論解っているわよ」
「ジークベルトくんとオフェリアちゃん、旅に出るのね」
ピーチ姫がジークベルトとオフェリアにそう言う
「はい、おすましキッズの事も気になりますからね」
オフェリアがそう答える
「マリオさん達とは達の途中に会う事があるかもしれませんね、その時はお互いの旅の話しをしましょう」
ジークベルトがマリオ達にそう言った
「うん、楽しみにしてるよ」
「では、オフェリア。出発しようか」
「ええ!」
ジークベルトとオフェリアは紅魔館から出て行き旅に出た
「そう言えばレミリアさんはジークベルトさんとオフェリアさんとはどんな風に出会ったんですか?」
サニーがレミリアに質問する
「散歩の途中に宿題強盗団とか名乗る変な連中に襲われたところを助けて貰ってからの縁なのよ。行く宛てがないって言ってたからお礼に目的が見つかるまで紅魔館に住ませてあげる事にしたのよ」
「そんな事があったんですね」
ルナが感心したように答える
「マリオさん、宿題強盗団って…」
スターがマリオにそう言った
「うん、あいつらで間違いないよ。レミリア。君がさっき言った宿題強盗団はおすましキッズの手下なんだ」
「おすましキッズの?通りで悪人面してると思った訳だわ…」
「じゃあレミリア。おすましキッズと宿題強盗団の事について何か解ったら連絡して貰えるかしら?」
ピーチ姫がレミリアにそう言う
「ええ解ったわ。貴方達も気を付けて頂戴ね」
「勿論そのつもりだよ、レミリアも気を付けるようにね」
「貴方達の無事を祈っているわ」
マリオ達はレミリアと別れ大樹の家に帰る事にした
作者のMPです、メッチャ久しぶりの投稿ですっげぇキツかったゾ~