今回もマリオ達……ではなく。
今回は紅魔館を離れたジークベルトとオフェリアに視点を回す事にしますよ~、しますよ~、するする(野獣先輩)
ジークベルトとオフェリアは魔法の森にやって来ていた
「ジークベルト。見渡す限り木ばっかりだね」
「そりゃあ森だからね。この森には何があるか…それが問題だね」
ジークベルトとオフェリアは森の中をひたすら進んでいった。しばらく進み続けると、妖精の女の子が居るのを見つけた
「ねえ、あの子に聞いてみない?」
「そうだね。ちょっといいかい?」
「はい、なんですか?」
「この森には何か珍しい物とか変わった物とか、何かないかい?」
「そうですね…魔理沙さんの家があるくらいなものでしょうか」
「魔理沙…パチュリーがよく話していた泥棒の事か…」
「ジークベルト。せっかくだからその魔理沙とか言う奴をやっつけにいかない?」
「それは良い提案だね。良し、そうと決まれば早速…」
「魔理沙さんは3ヶ月前辺りから行方不明になって居ませんよ」
「なんだって?まさか居場所が誰かにバレて失踪したとか?」
「そう言う訳ではないと思いますけど…でも突然居なくなった事に関しては私も気になります」
「そうか。色々教えてくれてありがとう、感謝する」
「貴女はこの森に住んでいる人?」
「私は人ではなく妖精です。後この森に住んでいると言う訳ではありません」
「妖精?あ、良く見ると羽が生えてるわね」
女の子には上下の羽の形が違っている4枚の羽が生えていた
「あの…貴方達のお名前を教えて頂けないでしょうか?」
「名前?良いよ。私はジークベルト」
「私はオフェリアよ。宜しくね」
「ありがとうございます。私はシュガー、シュガーサテラです」
「シュガーだね。解った」
「あの…ジークベルトさんとオフェリアさんは旅人ですか?」
「ああ、その通りだ」
「私達は元々は外の世界の人間でね。元の世界に帰れる手段を探す事も目的に旅をしているのよ」
「そうなんですか。あの……もし宜しければ…私もお二人の旅について行って宜しいでしょうか?」
「シュガーが私達と旅?良いわよ!」
「本当ですか!?」
「ああ、だが君の旅の目的を教えて欲しい」
「あの、私友達を探しているんです。ですからジークベルトさんとオフェリアさんと一緒に旅をしている内に見つかると良いなって…」
「成る程…解った。今日から君は私達の仲間だ。宜しく頼むよ。シュガー」
「宜しくね!シュガー!」
「はい!宜しくお願いします!」
こうして妖精の女の子、シュガーがジークベルトとオフェリアの旅に同行する事になった
作者のMPです。シュガーは三妖精の四人目として作られたキャラクターだって事を知っている人はどれ位居るんでしょうかね……