マリオ達は霊夢の神社にやって来ていた
「ねえ、あんた達は何か予定とかってあるの?」
「いや、特にないけど」
「それだったら白玉桜って場所に行ってみると良いわ」
「白玉桜?霊夢、それってどんな所?」
ピーチ姫が霊夢に質問する
「簡単に言えば、幽霊の姫が主をやっている屋敷って所ね」
「そこにも姫が居るのね」
(幽霊の姫か。キングテレサみたいな見た目してるのかな?)
「場所は地図に書いておいてあげるわ」
「ありがとう」
マリオ達は霊夢から受け取った地図を頼りにして、白玉桜までついた
「こ↑こ↓が例の屋敷か」
「マリオさん。言い方可笑しくない?」
サニーがそう言った
「そうかな?」
「白玉桜に何かご用ですか?」
マリオ達の元に白い人魂のような物を浮かせた銀髪の女の子が声をかけて来た
「霊夢って人にこ↑こ↓に来ればどうかって言われて」
「マリオさん。またその言い方になってるよ」
ルナがそう言う
「霊夢さんに?そうですか」
「霊夢さんとは知り合いなんですか?」
スターがそう訪ねる
「はい、私は魂魄妖夢。この白玉桜の主に仕えている者です」
「僕達は…」
各自自己紹介中…
「成る程。解りました。では屋敷の中にご案内しますね」
「ええ、お願いするわ」
マリオ達は白玉桜の中に案内して貰った
「幽々子様。お客様です」
「あら。いらっしゃ~い」
桃髪の水色の服を着た女性が出てきた
「貴方が霊夢の言っていた幽霊のお姫様?」
ピーチ姫が女性にそう言う
「ええそうよ~。私は西行寺幽々子。宜しくね」
(キングテレサとは全然違う見た目だったな…)
「それより妖夢さん。貴女の回りに浮いているテレサみたいな物は幽霊かしら?」
ピーチ姫は妖夢にそう聞いた
「テレサ?これは私の半霊ですが」
「「半霊?」」
マリオとピーチ姫が揃って言った
「自分の半身が幽霊になっているって事ですね。妖夢さんは半人半霊なんですね」
ルナがそう言った
「…良くご存じですね」
「パチュリーさんの所でそんな感じの本を読んだ事がありまして」
「ねえ。今日はもう遅いし、良かったら泊まっていかない?」
幽々子がそう訪ねる
「そうだね…じゃあお言葉に甘えようかな」
マリオ達は白玉桜に泊まる事になった。そして食事…
「ガツガツガツガツガツガツガツガツ」
「……凄い勢いで食べてるね」
「料理が一瞬にして無くたっていってるよ…」
サニーとスターがそれぞれ言った
「幽々子様は食べる量が凄まじいですから……マリオさんとピーチさんはあまり驚かないのですね」
「まあ。友達の恐竜にあれ位食べる子が居るからかな」
「私もマリオと同じ感じよ」
「恐竜の友達…ですか…しかも大食い…ちょっと興味がありますね…」
マリオ達はそのまま白玉桜で一夜を過ごす事にした
作者のMPです。今日は野獣の日。それ一番言われてるから