マリオ達は紫から色々と話しを聞いていた
「成る程…おすましキッズはもうそこまでヤバイ者達になっているのね」
ピーチ姫がそう言った
「はい、どうも厄介な事になってしまって…」
「それにしても外の世界に繋げる異世界が作れるなんて、紫さんって凄いんだね」
マリオが紫を褒める
「ありがとうございますわ、マリオさん。ですが…スキマ、マリオさんが行った異世界は今は幻想郷の中でしか使えなくなってしまっているのです。原因は…」
「おすましキッズ、なんだね?」
サニーがそう言った
「その通りよ、あいつらのせいで私達も本当にまいっているの」
「そうか…やっぱりあいつら居る限り都合の悪い事ばかり起きるって訳だね」
マリオ達が話していると、外から物音が聞こえた
「なんの音かしら?」
紫が不思議そうに呟く
「ちょっと見てくるよ」
「マリオ、私も一緒に行くわ」
マリオとピーチ姫は外に出てしばらく歩き続けた。
しばらくすると宿題強盗団が暴れているのを見つけた
「お前達は!宿題強盗団!!」
「ああ?誰かと思えばマリオとピーチじゃねぇか!こんなところで会えるとはついてるぜ!」
宿題強盗団のリーダー格の子供がそう言った後、部下達に号令を掛けた
「お前ら!仕事の時間だ。こいつらの首持ち帰るぞ!!」
「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」」」」」」」」」」
「マリオ!来るわよ!」
「解ってる!いくぞ!!」
マリオとピーチ姫は宿題強盗団と戦闘になった。
数が多かった為若干苦戦したが、宿題強盗団はリーダー格の子供を残して全滅した
「まさか…この俺が…こんな奴らに負けるなんて…」
「教えろ!おすましキッズは幻想郷を征服して何をしようとしているんだ!」
「そんな事俺が知るかよ…まあ…おすましキッズ様が最も信頼してるって言う…六軍王の連中なら…何か知ってるかもしれねぇがな…」
「六軍王だって!?」
マリオは明らかに動揺しながらそう叫ぶ
「へっ!…六軍王の奴らは俺達宿題強盗団より余程強いぞ…お前らなんかじゃ敵わねぇだろうな!……ぐふっ!!」
宿題強盗団のリーダー格の子供はそう言い残した後、そのまま死亡した
「マリオ。六軍王って言葉を聞いた時、明らかに動揺していたけど、何か知っているの?」
ピーチ姫は不思議そうにマリオに質問した
「うん。僕が夢中になって読んでいた本にその名前が乗っていたから…」
「夢中で読んでいた本?どんな本を読んでいたの?」
「…いずれピーチ姫にも話してあげようと思っていた事だから、この機会に話しておくよ」
「ええ。お願いするわ」
「僕が読んでいた本に書いてあった話は。今から100万年前に実際に起きていた事を書いた話しなんだ…」
マリオは自分が夢中になって読んでいた本に書かれていた物語をピーチ姫に話し始めた。
今から100万年前…
マリオ達が棲んでいる世界はかつてはロトゼタシアと呼ばれていた。
悪魔の子の汚名を着せられた勇者イレブンが旅の途中に様々な仲間達と出会い、長い旅の末。
ついに目的である命の大樹に来る事に成功した。
だが…そこに勇者の最大の敵である魔王ウルノーガとその腹心ホメロスが現れ勇者達は為すすべなくやられてしまい。
イレブンはウルノーガに勇者の力と勇者の剣を奪われてしまい。
ウルノーガは勇者の剣を邪悪な力を持つ魔王の剣へと変えてしまい命の大樹を落下させ世界を支配した。
しかし。自らの命を犠牲にしたベロニカの助けによって生き延びたイレブン達は諦める事をせず、勇者イレブンは死んだベロニカの力と意思を受け継いだベロニカの妹セーニャと仲間達との活躍により遂に魔王ウルノーガは滅び去った。
その時にウルノーガが勇者達から奪った6個のオーブを使ってうみ出したのが六軍王と呼ばれた魔物達だった。
ウルノーガの右腕ホメロスも六軍王の一人であったと言う
「100万年前にそんな事が……」
「…どんなに絶望的な状況に陥られても絶対に諦めなかった勇者と仲間達が魔王を倒した物語。僕はこの物語が大好きで何回も読み返した程なんだ」
マリオが懐かしむように、どこか悲しげな気持ちでピーチ姫にそう伝える
「それで六軍王の名前が出て来た時に驚いていたのね?」
「うん。でもおすましキッズの手下の六軍王はきっと100万年前に存在していた奴らとは違う気がするんだ。なんとなくだけど」
「きっとそうよ。何せ100万年前の事なんだから、その時の六軍王はもうイレブンさんやセーニャさん達に倒されたんでしょう?」
「そうだね。まあ騒ぎの問題は解決出来たんだ。紫さん達の所に戻ろう」
「ええ。解ったわ」
マリオとピーチ姫は紫の家に戻る事にした
作者のMPです。木の実と種集めが辛すぎていや~きついっす