配管工と姫君の幻想入り   作:MP

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31話なので初投稿です


31話

人里にやって来たサニー達四人。

しかし、人里にはあまり人がいないようであり、

心なしか里の人間達が暗い雰囲気を纏っているように見える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんなどうしたのかな?」

 

サニーは不思議そうにそう呟く

 

「ねえ、あの人に聞いてみようよ」

 

ルナが泣いている女性を見ながら言った

 

「そうだね。すみませ~ん」

 

スターが泣いている女性に尋ねた

 

「ひっく……何?…」

 

「あの…どうかしたんですか?」

 

シュガーが女性にそう聞いてみる

 

「グス……とても…辛い事があって…」

 

「何かあったんですか?私で良かったら話してみて下さい」

 

スターが女性にそう言う

 

「優しい妖精さん達ね…実は…おととい前に首長竜の妖怪がこの人里にやって来て、里の人達の一番大切な物を奪っていったの…私も夫が連れて行かれちゃって……ひっく……えぐ……」

 

「そんな事が…許せないよ!その首長竜の妖怪!」

 

スターが怒りながら言った

 

「お姉さん!その妖怪、私達がやっつけてあげる!」

 

サニーが威勢良く言った

 

「本当に!?」

 

「うん、その妖怪がどこに居るのかお姉さん知ってる?」

 

ルナが女性にそう聞く

 

「この人里から少し離れた場所に小さな洞穴があるの、あの妖怪はいつもあそこから来ているみたいだけど…」

 

「解りました。では行って来ますね」

 

シュガーはそう言うと洞穴に向かおうとする

 

「待って!私も一緒に行って良い?…」

 

「良いよ。でも危ないから洞穴には入ってこないようにしてね」

 

「解ったわ。ありがとう」

 

サニーが女性に念押しして、洞穴にやって来た。

女性を洞穴の入口付近に待たせてサニー達は洞穴の中に入った。

そこには牢に入れられた沢山の人間達と、

ピンクと緑というドキツイ色合いで派手な衣装をしたりゅうはかせのような魔物が居た

 

「ホ~ホッホッホッ!これは驚きました、このフールフール様の前にのこのこと表れる妖精がいるとは!」

 

どこぞの宇宙の帝王のような声と喋り方をしたフールフールと名乗る魔物がサニー達にそう言い放つ

 

「貴方が里の人達を拐った悪い妖怪ね!今すぐ拐った人達を開放しなさい!」

 

シュガーがフールフールにそう言う

 

「ホ~ホッホッホッ!そんな事の為にわざわざ危険を冒し、ここまで来たのですか~?とんだおバカさんがいたものですね~!」

 

フールフールは挑発的な態度でそう言ってくる

 

「良いでしょう、そのバカげた勇気に免じて。里の人間達を開放してあげましょう」

 

「本当に?」

 

フールフールの言葉にシュガーはそう返す

 

「ただし…タダで返して貰えると思ったら、そうはとんやが及びません」

 

「どう言う事?」

 

不思議そうに言うシュガーに対してフールフールはこう言い放った

 

「貴女の一番大切な物を私に譲って下さるのなら、里の人間達を開放してあげましょう。どうです?悪い話しではないと思いますが」

 

「私の一番大切な物……」

 

「その必要は無いわ!」

 

辛そうな表情になるシュガーにスターがそう言った

 

「スター?」

 

「友達に、大切な物を失わせる訳にはいかないわ!ここは、私の出番!」

 

「スター?どうしたの?」

 

サニーがスターを不思議そうに見る

 

「私がこれまでずっと肌身放さず持って来た大切な物…この妖怪にあげるわ…」

 

「スター!?本気なの!?」

 

ルナが驚愕しながらスターにそう言う

 

「ええ、もう決めた事なの。どうか止めないで…」

 

「ホ~ホッホッホッ!妖精にしては物解りが良くて助かりますよ!では、早速頂きましょうか!」

 

「はいこれ、大切に使ってね……」

 

スターはポケットから取り返した物をフールフールに渡した

 

「ホホー!どれどれ…」

 

フールフールはスターから受け取った物の匂いを嗅いだ

 

「お…おお!なんとかぐわしい香り!こ、これは!?…」

 

フールフールはスターから受け取った物を改めて見る。

フールフールの手にあったのはうまのふんだった。

フールフールはうまのふんを地面に投げ捨てると大声で叫んだ

 

「って…うまのふん!じゃないですかぁ!!」

 

「あっかんべ~!あんたなんかうまのふんがお似合いよ~!ふんwwふんwwふ~んwwうまのふ~んwwふん!」

 

スターが踊りながらフールフールを更に挑発する

 

「私を怒らせましたね!?このフールフール様を…ここまでコケにするようなおバカさんは……これでも喰らいなさぁぁい!!!」

 

フールフールはサニー達に何かの呪文を掛ける。

なんとサニー達は呪文が使えなくなってしまった!

 

「ホ~ッホッホッ!もう泣いて詫びようが絶対に許しませんよ!貴女達の大切な命、力ずくで奪ってあげましょう!!」

 

フールフールが現れた!

 

「さあいきますよ!!」

 

「もう!いきなり呪文を封じるなんて!セコい奴ね!」

 

「さっきのはあんな挑発をしたスターが悪いんじゃ…」

 

フールフールと戦闘になった。

様々な呪文で攻め立てて来たが、呪文が使えない状況でも強力し合う事でフールフールを倒す事が出来た

 

「う…嘘だぁ!この私がまたしても…しかも妖精なんかに負けるなんてぇぇ!!グアアアアアアアア!!!!!…………」

 

フールフールは叫んだ後、霧となって消え去った

 

「あなたぁ!!」

 

外で待っていた女性が夫に掛け寄る

 

「あなた…良かった…」

 

「君の方こそ無事で良かったよ」

 

女性の夫の他にも囚われた人達がどんどん牢から出て来て人里の方へ戻って行った

 

「ありがとう、君達のおかげで僕も里の人達も助かったよ」

 

「妖精さん達、本当にありがとう!」

 

女性はサニー達にお礼を言うと自分達も人里に戻って行った

 

「これで人里の異変は無事解決だね」

 

サニーが一息ついてそう言った

 

「それにしても、スター。かなり大胆な事したよね」

 

ルナがスターにそう聞く

 

「エヘヘ、まあね!」

 

「異変は解決出来たし、大樹の前に行きましょう」

 

シュガーがそう言う。

サニー達四人は大樹に戻り、マリオ達が帰って来るのを家の中で待つ事にした




作者のMPです。ぶっちゃけフールフールはネタキャラでしかないと思うんだよなぁ…
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