配管工と姫君の幻想入り   作:MP

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33話なので初投稿です


33話

マリオ達は町から東の方へひたすら進み、

やがて黄金で出来た城にたどり着いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うえ、何この城…悪趣味にも程があるわ…」

 

黄金城を見た成美は思わずそう言う

 

「確かにこれは酷いな…キラゴルドって奴は余程の成金趣味な魔物に違いないな」

 

ジークベルトもそう呟く

 

「とにかく中に入ってみましょう」

 

「え?こんな気味の悪い城に入るんですか?」

 

ピーチ姫の問いにオフェリアがそう返す

 

「キラゴルドはこの城に居るのは間違いない筈だ。行こう」

 

マリオ達は黄金城に入った。

外見だけでなく、中も黄金一色な城だった

 

「どこを見ても金キラ金…うう…酔いそう……」

 

成美は気持ち悪そうにそう呟く

 

「キラゴルドは王座の間に居る筈だ。気持ちは解るけど、とにかく進もう」

 

マリオ達は道中襲い掛かって来た黄金兵長や黄金兵、メカバーン等の魔物を倒して行きながら王座の前にたどり着いた

 

「オレの城に土足で入って来るとは…全く失礼な奴らだな」

 

「お前が鉄鬼軍王キラゴルドだな!」

 

ジークベルトが玉座に座っているイエローオーブを首に下げた青髪の少女にそう言い放つ。しかし、マリオは信じられないと言わんばかりの表情をしていた

 

「マリオ?どうしたの?」

 

ピーチ姫は心配そうにマリオに問い掛ける

 

「そんな馬鹿な…なんでここに居るんだ…マヤ!!」

 

マリオはキラゴルドの事をそう呼ぶ

 

「マヤ!?マヤって、100万年前の!?」

 

「マヤ?ダッセェ名前…キラゴルドって呼べよ」

 

「お前は勇者に倒された筈だぞ!なんで100万年前の人物のお前がこの時代に居るんだ!?」

 

「そうか。ここだと時代が違うんだっけ、まあ良いや、教えてやるよ。オレの身に起きた魔王の奇跡って奴を!」

 

キラゴルドはマリオ達に話し始める

 

「オレはお前がさっき言った、マヤって奴の中にあったキラゴルドとしての悪心その物なんだよ。しかし実体のない心だけの存在じゃあ当然何も出来る筈もなく、オレは次元の狭間をさまよい続けていた。そんな時、魔王様に出会った。魔王様はオレに実体とイエローオーブをくれたって訳さ」

 

「そんな事が…」

 

ピーチ姫は驚きながらそう呟く

 

「魔王様から聞いてるぜ。お前らは魔王様の邪魔をしているマリオとピーチだろ?ならやる事は一つだ!」

 

キラゴルドはそう言うとイエローオーブの力で黄金の体を持つ巨大な魔物の姿になった

 

「キラゴルド!これ以上お前の好きにはさせないぞ!」

 

「そうよ!貴女を倒して町の人達を元に戻してみせるわ!」

 

マリオとピーチ姫はキラゴルドにそう言い放つ

 

「今だに自分の世界の魔王を完全に倒せずにいる癖に…しかもその魔王に何回も拐われているザコどもが!そんな奴らがクソ兄貴やザコ勇者のように…偉そうに正義のヒーロー気取りか!?うざってぇんだよ!」

 

キラゴルドはイラつきを隠さずにマリオ達に言い放つ

 

「ああうざい、超うざい、くそ!クソ!糞!テメェら全員黄金にしてやるよ!!」

 

鉄鬼軍王キラゴルドが現れた!

 

「大嫌いだ!テメェらも世界も!」

 

マリオ達は鉄鬼軍王キラゴルドと戦闘になった。

凶悪な爪を振り回したり、援軍として黄金兵長と黄金兵を呼んで来たり、

イエローオーブを使って黄金の塊にして来たりしたが、

激闘の末、マリオ達の勝利となった

 

「糞…なんでオレがこんな奴らに…オレは…ここで…」

 

キラゴルドは事切れようとするが……

 

「いや!まだだ!終わってたまるか!折角復活出来たってのに!こんな所で死んでたまるか!!ウオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

「何か来る!?みんな気を付けてくれ!!」

 

マリオ達は何かをしようとするキラゴルドに身構える、

そんな時、突然穏やかな竪琴の音色が聞こえて来た

 

「グオアアアアアア!!なんだ!?この耳障りな音は!?」

 

「…悪しき者よ、二度と悪い事が出来ないよう。永久に消えさりなさい」

 

竪琴を弾いている金髪の女性がキラゴルドにそう言う

 

「ガアアアアアア!!やめろおおおお!!その音をオレに聞かせるんじゃねぇぇ!!やめろおおおおおお!!!ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!…………」

 

キラゴルドは叫び声を上げた後、霧となって消滅した

 

「今だ!」

 

マリオはイエローオーブを取り返した!

 

「ありがとう。助かったわ」

 

成美が女性にお礼を言う

 

「そんな…貴女は…勇者イレブンの仲間のセーニャさん!?」

 

マリオは驚愕しながら女性の名前を呼ぶ

 

「セーニャですって!?100万年前の人間がどうして…」

 

「私が連れて来たんだよ」

 

そう言ったのはにとりだった

 

「にとり!久しぶりだね!」

 

「うん、それとセーニャさんの事だけど、私がタイムマシンを使って100万年前から連れて来たんだよ。勇者様も一緒にね」

 

「イレブンさんもこの世界に来てるのかい!?」

 

マリオは驚きを隠さずにそう言う

 

「ごめん!ちょっと城の仕掛けに手間取っちゃって…」

 

そう言いながら茶髪のサラサラヘアーが特徴な勇者イレブンが入って来た

 

「まさか、100万年前の勇者に会えるなんて…今だに信じられないよ…」

 

マリオはどこか感激そうにそう呟く

 

「えっと…僕とセーニャって、僕達の世界より100万年後にかなり有名になってるんだっけ…」

 

「そうみたいですわ。イレブンさま」

 

「まあ話す事は色々あるかもしれませんが、ひとまず合流地点の神社裏の大樹に行きませんか?ここだと流石に酔いそうで…」

 

ジークベルトがそう言う

 

「そうだね、じゃあひとまず大樹に行こうか」

 

マリオ達は他に用事があると言って残った成美とにとりを残し、イレブンとセーニャを連れて大樹に戻る事にした




作者のMPです。本作もいよいよ大詰めってところまで来てますよ~来てますよ~来る来る
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