「そうだ!今日は人里に行かない?」
サニーが突然そう言った
「人里って?」
「人間達が住んでる町みたいな所なの」
「それじゃあ今日はそこに行く事にしましょう、マリオもそれでいい?」
「いいよ」
「よーし!そうと決まれば早速行こう!」
配管工達移動中…
数分後、無事に人里についた。
そこには色々な人々が店を開いたりしていてとても活気溢れていた
「ここが人里だよ!」
スターが元気よく伝える
「人が沢山居るわ、素敵な所ね」
「そうでしょ?私達もよくここで買い物しに来るのよ」
ルナが興味津々に人里を見渡しているピーチ姫にそう説明した
「あ、幻想郷にもちゃんと男の人は居るんだね」
マリオはそう呟いた
「そう言えばマリオさん達はここに来る前までは女の人しか見てなかったもんね」
「お…おおおおおおおお!!!!」
「な!?なんだ!?」
突然一人の少女が叫びながらマリオ達の前に現れた
「凄い……凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄いいいいいいいいいいい!!!!!!!!」
うるせぇ!
「凄いって、何が!?」
「……あの…」
「我々の顔に何か着いてますか?」
少女はどうやらロビン2とロビンの事を見ているようだ
「凄いよ…頑丈な造りで出来たブルーメタルボディ!赤く輝くモノアイ!そして、近接戦にも遠距離戦にも特化した完璧な武装!本当に凄すぎるよ!」
「あの…貴方は?」
ピーチ姫は熱心に語っている青い髪の少女に名前を訪ねる
「え?ああ、ごめん。えっと…私は河城にとり、妖怪の山出身の河童で発明が趣味だよ」
「君河童なの?」
「うん、河童だよ」
「まあ、僕達も自己紹介しないとね」
各自自己紹介中…
「成る程、ところでお願いがあるんだけど…」
「お願い?どんな?」
「そこのロビン2とロビンを譲ってくれないかな?」
「なんだって!?」
「そんな事…急に言われても困るわ」
マリオは驚きピーチ姫は困惑している
「お願い!ちゃんと大切にするから!」
「でも私達さっき会ったばっかりなんだよ、そんな状態で信用出来る訳…」
サニーはにとりにそう説明する、だが…
「…彼女は信用出来ます」
「ロビン2!?」
「彼女、にとりさんのデータを調べた結果…にとりさんは友人との交流関係は友好的、幻想郷で発明が出来るのは彼女のみ、よってにとりさんは充分に信用出来る人材です」
ロビン2はマリオ達にそう伝えた
「私もロビン2さんと同意見です」
「ロビン2、ロビン、君達はどうしたいんだい?」
マリオはロビン2とロビンに質問した
「我々は、にとりさんの所に行こうと思います」
「……そうか」
「にとりさん、ロビン2とロビンの事、よろしくお願いしますね」
「任せて!ちゃんと責任持って世話するから!」
「皆さん、それでは行って参ります」
「皆さん、お元気で」
「うん、君達もね」
ロビン2とロビンはにとりと共に去って行った
「…マリオ、短い間だったけど、あの子達と一緒に居た時間は楽しかったわね」
「…そうだね、ピーチ姫」
「マリオさん、ピーチさん、とりあえず人里を見て回わらない?」
「そうだね、じゃあ3人共、案内頼むよ」
「「「任せて!」」」
ロビン2とロビンと別れたマリオとピーチ姫は寂しさが出ていたが、すぐに立ち直りサニー達の案内の元人里を満喫した
作者のMPです。ロビン2とロビン、ついでににとりは当分の間出番がありません(再登場しないとは言っていない)