配管工と姫君の幻想入り   作:MP

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8話なので初投稿です


8話

マリオ達は霊夢の所にやって来ており、霊夢に紅魔館で会った一部始終を話していた

 

「そんな事があったのね、それにしてもあのおすましキッズがそんな大それた事をするなんてね…」

 

「うん、あんな事をやるとは…ますますおすましキッズがヤバイ奴らだって事が解ったよ」

 

「フランが好き勝手に暴れる事になったら絶対に不味い事になるわね」

 

「霊夢、おすましキッズはどこに住んでいるか知ってる?」

 

ピーチ姫は霊夢におすましキッズの居場所がどにあるか尋ねた

 

「申し訳ないけど私は知らないわ、知ってたら今すぐ叩き潰しに行ってるわ」

 

「そう、それは残念ね…」

 

「そうだわ、あんた達、暇なんだったら魔理沙に会いにいってみれば?」

 

「魔理沙?そう言えばこの前にそんな事言っていたね」

 

「魔理沙の居場所の事ならそいつらが知ってるから案内して貰ったら良いわ」

 

霊夢はサニーとルナとスターを見ながら言った

 

「え?サニーちゃん達知ってるのかい?」

 

「うん、魔理沙さんは知り合いでもあるからね。魔法の森って言う森の中に店を開いているの」

 

「そうなの?」

 

「うん、今から案内してあげるね」

 

マリオとピーチ姫はサニー達の案内の元、魔法の森に入っていった。

進んでいる途中に灰色の服を着た笠を被った女性が声を掛けて来た

 

「貴方達、この森になんの用?」

 

「私達魔理沙さんの所に行く途中なの」

 

スターがそう説明する

 

「魔理沙の所に?魔理沙なら3日前から行方不明になってるけど」

 

「行方不明?どうして」

 

「それは私にも解らないの、本当に突然の事だから。それより貴方達は?」

 

「ああ、僕達は…」

 

各自自己紹介中…

 

「貴方達の事は解ったわ、私は成美、この魔法の森の地蔵よ」

 

「地蔵って…お地蔵様?」

 

ピーチ姫は成美にそう問いかける

 

「ええ、そうよ。私は元はただの地蔵だったんだけど、自然の力で生き物になったみたいな感じなのよ」

 

TDNは地蔵だった?

 

「自然の力から生まれたか、私とサニーとスターと同じなのね」

 

「妖精とはちょっと違う感じではあるんだけどね」

 

「地蔵か、僕もタヌキマリオになったら地蔵になれるんだけどね」

 

「え?マリオさんって狸や地蔵になれるの?」

 

成美がマリオにそう聞く

 

「狸になれるって言うか…狸のコスプレで狸みたいになれるって言うか…それによって地蔵になれるって言うか…」

 

「よくわからないけど、凄いのね」

 

「魔理沙さんいないのかあ、行方不明って、一体どうしたんだろ?」

 

「さあ?私も知りたいんだけどね」

 

「ねえ、目的が無くなっちゃったから今日は帰らない?」

 

サニーがマリオに伝える

 

「そうだね。成美さん、困った事があったらいつでも言って、出来るだけ力になるから」

 

「解ったわ、ありがとう」

 

マリオ達は成美と別れ自宅に帰った




作者のMPです。そう言えばマリオと魔理沙って名前が似ている他にもよくキノコを食べているという共通点がありますね…

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