ゲイムなギョウ界で、課金ライダー始めました 作:スカーレット@エボルト憑依中
「……」
突然だが、俺は転生した……らしい。
だが今起こった事をありのまま説明するぜ。
転生した俺の目の前に現れたのは
「ーーーーーーーーー!!!!!!」
意味の分からん化け物と。
「ちょっと、早く逃げなさい!!」
なんかよく分からんピッチピチスーツ着た痴女の剣持ったお姉さん。
ここまではもう考えないようにする。
というか田中○恵さんじゃねこの声?
「……」
だが、今一番俺が頭を悩ませている事。
「…なんで諭吉さん…?」
何故かネオディケイドライバーを腰に巻いていた俺がライドブッカーを開くと、中に大量の諭吉さんが待っていた事だ。
さて、事の流れを思い返そう。
俺は自室で届いたネオディケイドライバーをはしゃぎながらも腰に巻くと電撃が走り気付けばこんな所へ。
そして腰に巻いていたネオディケイドライバーは何故か本物っぽい質感へ。
そして付けていない筈のライドブッカーが装備、訳の分からん化け物に襲われ逃げながら一か八かとライドブッカーを開くと中には大量の諭吉さん。
呆然としているとやってきた痴女の姉さん。
そして今に至る。
うん、分からん。
どうしてこうなった。
というかこれ夢なんじゃないか。
「もういいやカメンライド諭吉さんで…」
ライドブッカーから諭吉さんを手に取ると、レバーを引いたネオディケイドライバーに差し込む。
するとネオディケイドライバーから光が溢れ、カードが射出される。
「は?」
声よりも先に腕が動き、カードを手に取る。
そのカードは正真正銘のライダーカード。
絵柄はみんな大好き世界の破壊者。
「…ディケイド…の、カード…?」
何が何だか分からないが、これはもうやれという事だろう。
右手に持ち、前に掲げる。
「変身!」
カードを差し込み、レバーを閉じる。
『KAMENRIDE DECADE!』
19個の同じ形のシルエットが現れては俺へと重なり、ネオディケイドライバーから射出されたカード型の物が俺の顔に刺さる。
すると灰色だった俺の身体がマゼンタと白、黒で構成された物へと変化する。
「…おお、マジか…」
手を握っては開き、腕をグルグルと回したりする。
「…えぇ…」
声がした先を見ると痴女姉さんがドン引きしてた。
何故。
「…とまぁ、仕方ないか…行くぞ!」
「……という夢を見たんだ。」
いやあ、奇妙な夢を見た。
「へー、起きて早々君って変な事言うんだねー。」
そう言ってくる美少女。
まあそうなるわな。
「ははは、見ず知らずの男を膝枕して撫でる君も中々変だぞ。」
「「ははははは。」」
「……で、君誰なん?」
思わずエセ関西弁になってしまう。
いやほんとに誰なの。
「ん?もーやだなー、さっき君が倒したモンスターの近くにいたでしょ?」
「は?」
「ほら、ピンク色のなんか仮面ドライバーみたいなのになって戦ってた近くに美人なお姉さんいたじゃん?
あのお姉さんが私だよ。
いやー君ってば倒した途端に倒れるんだもん、びっくりしたよー。」
ごめん、話についていけない。
夢じゃない?ああこれ現実逃避だったわごめん。
こんなロリな見た目した女の子があの痴女姉さん?
ははは、これまたご冗談を。
とりあえず色々突っ込みたいけどこれだけ言わせて。
「ピンクじゃない、マゼンタだ!!!」
井上さんのネオディケイドライバーについての発言でパッと思い付いたネタです。
一日一回のガチャシステムで変身できるライダーが決められるディケイドなのかどうか疑わしいレベルの課金ライダー。