ルモルーネ公国首都フォミアル
現在、この国は厳戒態勢を敷かれていた。ラナハイム王国より宣戦布告され、コーラリム山道を制圧されたからだ。直ぐにメルキアとユン・ガソルに増援要請を送ったが、ユン・ガソルは答えず、メルキアは喪に服す為に表立って送れないと行ってきた為、来るのを期待して耐えるしか道は残されて居ない。
「おい、どうだ?」
「今の所は問題……っ!? 誰かきやがった!!」
森の中から2人の人影が競うようにして出てくる。その者達の顔はフードでよく分からないが、剣や鎧にはラナハイム王国の紋章が刻まれており、パラディ・アズール(魔法剣士部隊)の物だと直ぐにわかった。
「てっ、敵襲!!!」
「げ、迎撃用意!!」
直ぐに指令が伝えられるが、その者達の速度は早過ぎる。門の上から矢が無数に放たれるが、それらを避けたり、叩き落としたりしながら突き進む。そして、閉ざされた門に到着すると1人が炎を纏った大剣を振り上げて門に叩きつける。轟音と共に強固なはずの門は粉砕されて2人は街の中に入ってくる。
「ば、化け物めぇぇぇぇっ!!」
「なんとしても防げぇっ!!」
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉっ!!」
突撃してくる兵士に細い剣を持った者が瞬時に駆け抜けて兵士の手足を切り裂いて駆け抜けていく。その後を大剣を持った者も駆け抜けるが、直ぐに兵士がバリケードを作って邪魔をする。それに対して2人は飛び上がって屋根の上に着地し、そのまま王城へと目指して行く。
「止めろ止めろ!!」
「「かの者を燃え尽くせ、火弾!!」」
放たれる無数の火弾を見もせずに背後にそれぞれの武器を回して弾いてしまう。次々に攻撃魔術を放ち、なんとか妨害しようとするが城門に到達されてしまう。更にはその城門すら屋根から飛び上がって越えてしまった。兵士達にはもはやどうする事も出来ずに時間が経つ。そして、次に2人が現れた時、その手には公王の首が有った。
「これから後に本隊が来る。抵抗は無意味だと知れ」
無機質な男の声で告げられ、2人は去っていく。それを見送った兵士に加え住人達は沈んだ気持ちになった。
しかし、ラナハイム王国の本隊は到着せず、メルキア帝国が雇った傭兵部隊がラナハイム王国の軍勢を打ち破ってやって来た。その司令官である女の子はメルキア帝国にルモルーネ公国を合併させると宣言し、民の生活と身の安全を保証し帝国国民として扱う事を元帥の署名入りの書類を持って宣言した。こうしてフォミアルとコーラリム山道はメルキア帝国センタクス領の支配地域となった。
フォミアル⇒コーラリム山道、ルナ=ゼバル
フォミアルからコーラリム山道に向かうルナ=ゼバル内部。自室であるベットの上でコロナとラクリールを犯し、その精気を貪った。2人は白目を向いて気絶している。
「さて、待たせたね。報告を聞こうか」
「「全てはマスターのご命令通りに……」」
ララとルルが跪いてこちらに報告したのだが、2人はバチバチと視線を交差させる。
「私が報告する」
「ルルは引っ込んでてください。マスターにはララが報告します」
「いや、私が報告する!」
「ルルだけマスターに褒めて貰おうだなんて許しません!」
「お前ら喧嘩するな。もういいや。結果は知ってるし。ご褒美をやるから服を脱げ」
「はい!」
「イエス、マスター」
2人はいそいそと服を脱いで裸になる。腕などに線が入っているくらいで人間と一切変わらない。そんな2人がラクリールとコロナを簡単に抱え上げて別のベットへと移す。それから俺の前に寝転がって身体を開いた。
「んで、捕えたラナハイムの兵士は?」
「ルナ=ゼバルの牢屋に閉じ込めてあります」
「裸にして安全にしてあるのでマスターが何時でも楽しめるのです」
「男は?」
「「殺しました」」
「そう」
2人の身体を撫で、感触を楽しみながら遊んでいく。捕えたラナハイム王国の兵士も若くて綺麗な可愛い子だったら性魔術で味方に引き込む。それ以外は娼館に売り払う。うちはあくまで正規部隊じゃないし、捕虜をどう扱おうが問題無い。今回はルモルーネを手に入れたのだから美味しい展開だ。まあ、こちらからもユン・ガソルに対して警戒をしないといけないのだが。
「んっ、んんっ。マスター、フォミアルの警備はどうするのです?」
「魔導戦艦を使う。それ用の停留所も作成するよう伝えて置いた。フォミアルは要塞化して防衛拠点ともする。まあ、その辺は母さんが派遣してくれるから気にせず南下しよう」
「了解なのです」
「マスター、早くご褒美をください」
「そうだな。ルルは今回声を変えてまで頑張ったしな」
「ララも門を壊したりしたのです!」
「ああ、もちろん。2人共、たっぷり可愛がってあげる」
なんて事はない。2人にラナハイムの兵士としてフォミアルを攻めさせて陥落させ、後ほどラナハイムの本隊が来ると教えて俺達がラナハイムを潰し、堂々とフォミアルに入る。公王が殺されて混乱している時にたった2人で陥落せしめたラナハイムの精鋭を本隊ごと撃破した俺達がくればルモルーネ公国の取れる手など決まっている。ある程度有利な条件も提示してやったら飛びついた。こちらとしては鬱陶しい交渉をせずに支配領域が増えて助かるという事だ。ルルやララの声を変えるなんて容易い事でもあるしね。
まあ、頑張った2人にもたっぷりとご褒美の快楽を与えて精力を吸わして貰う。来るべき戦いの為に力を蓄えねば。