魔導巧殻 もう1人の神殺し   作:ヴィヴィオ

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短いです。
ラクリールをどうするか悩んでいます。
クライスをある好きになってるラクリールを買い取る寝取りか、普通に最初から手に入れるかで悩んでいます。どっちがいいでしょうか?


パルマナ大街道

 

 

 

 

 あれから数ヶ月。基礎の訓練を終えた俺とララはエイフェリアに頼んでいた武器を貰って、その試運転がてらに外へと出る事に決めてバーニエを出た。訓練の場所はバーニエの隣ある地域だ。そこがこちらの支配領域になっていない。そこを攻め落とす。まあ、ゲーム通りにはいかないだろうけどな。

 

「それで護衛として魔導巧殻と魔導銃騎士部隊、魔導砲部隊を派遣か……」

「エイダは過保護なのです」

「それほどエルカは大切なのです!」

 

今回は18名の護衛とリューン、俺、ララという戦力だ。普通に考えて狩りにでるには過剰といえる。ましてや行くのが隣のパルマナ大街道だ。そう、今回の目的はパルマナ大街道に出現しているグレイハウンドの排除だ。相手はパルマナ大街道に隣接している森に巣を作って繁殖しているようで、旅人や商人が襲われるという事件も起きている。今まではレウィニア神権国との問題とバーニエの戦力不足もあって手を出していなかったが、これからはそうも言ってられない。バーニエはより大きくなるしレウィニアの人間が観光に来てくれるとありがたいからだ。

 

「まあ、護衛だから戦うのは邪魔するなよ」

「もちらんなのです!」

「マスター早く行くのです」

 

ララが待ちかねたようにそわそわしているので、さっさとパルマナ大街道から森へと入っていく。今回の武装はかなりえぐい。VBGのララに付いていない装備がこっちのララにはある。姿と服装もそのままだが、腕の部分に取り付けられた籠手に凶悪な兵器があのだ。

 

「索敵を開始……生体反応を確認。人型ではない為、現住生物と認定。魔力計測……魔物と判定します。マスター」

「ああ、殺れ」

「イエス、マイマスター」

 

抑揚の無い声で淡々と報告し、指示を仰ぐララに俺は命令を下す。すると瞬時に背中から巨大な砲剣を引き抜いて突撃する。その速度は足裏で地面を陥没させる程の力で蹴られた為、かなり早い。視界の悪い森の中でも対象を確実に捕らえて瞬時に接近する。そして、大剣を振り下ろして生えていた木ごと切断してグレイハウンドを殺すララ。

 

「楽勝なのです」

「よくやった」

 

褒めてとヘルハウンドの死体を放置して無表情で近づいてくるララの頭を撫でた後、しばらくその場で待機する。すると、直ぐに反応があった。

 

「どんどん来るですよー」

 

リューンの声を聞きながら準備する。俺が準備する武器はただ一つ。それはアンチマテリアルライフル、へカートⅡだ。そう、狙撃銃。ただ色々と改造してレールガンを採用して実弾を飛ばす。実弾は錬成した物を使用するのでどこでも採取可能。射程距離も2000は軽くいき、威力もかなり向上している。ただ、反動が大きいので地面に寝転がりながら撃つのがいい。まあ、馬車の中から撃つけどな。汚れたくないし。

射撃体勢になったら弾丸を装填してスコープをしっかりと見る。スコープにはこちらに迫り来るグレイハウンドが映っている。

 

「照準よし……今っ!」

 

照準を合わせて他のグレイハウンドと重なる状態になった瞬間、引き金を引く。発射された弾丸は音速を超えて目標へと飛来して貫いて弾丸の内部から爆発を起こす。爆発によって弾丸の破片が撒き散らかされて周りのグレイハウンド達にも結構なダメージを与える。

 

「凄い威力なのです!」

「どうだ凄いだろう」

 

俺はリューンに自慢してやる。弾丸その物も魔法が込められるのでかなり威力は高い。

 

「マスター、遊んでいる暇はないようなのです」

「どうした?」

「むむ、これは……大量のグレイハウンドが接近中なのです!」

「どっちからだ?」

「正面と左からですの」

「なら、ララ……正面は任せた」

「了解なのです」

 

左の敵は少なかった、ある程度へカートで始末して小型の魔導銃で近づかれる前に撃ち殺す。近づかれたらデスサイズを出したらいいだけだが、、やっぱ問題あるだろうし。

 

「マスター、これの実験を行ってもよろしいですか?」

「構わないぞ」

「では、魔焔反応炉フルドライブ。サーキュレーター全力稼働。モードチェンジ……砲撃モード」

 

ララは大剣を背中に仕舞った後、両手を突き出して籠手に付けられた物を回転させる。それは魔焔反応炉がそれぞれ一つ取り付けられた高価な装備だ。細長い筒が円形に並び、過剰ともいえる程の魔力が供給される。

 

「武装とのコネクター接続を確認。エネルギーバイパスを形成。これより砲撃を行います」

「殺れ」

 

向けられた筒からは無数の魔法弾が発射された。それはとてつもない速度で魔法弾を散撒き続けている。散蒔かれた弾丸はグレイハウンド達をミンチにしていく。

 

「これはこれで面白いのです!」

「とっても面白いです」

 

ララに与えた追加武装はガトリングガンだそれで全てを蹂躙していく。近づく事すら出来ない。もちろん弱点もある。エネルギー効率が悪いのだ。

 

「あ、弾切れです」

 

一秒間に何十発も撃つので新型の魔焔反応炉とて魔力不足に陥るのだ。よって、燃費が悪くていろんな意味でかなり危険だが充分仕えると思う。だが、そのデメリットがあっても兵器としては充分だろう。

 

 

 

 

 

 

 

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