気づいたら魔法世界でAC(デバイス)になってました 作:傭兵はつらいよ
取り調べが終わった後、この体の事を解析したいと言われたので条件付きで承諾し、今はコードに繋がれている状況である。
マリエル・アテンザという人が俺…というよりNEXTの技術に関心があるようである。…変態技術者の匂いがするが気のせいか…そうでありたい。
「はえ~ミレイスさんの体っていうか、NEXTだっけ?すんごい技術の塊ね。肝が冷えるわよ。」
「一体どうゆう内容なんですか?」
「う~ん…言っちゃっていい?」
「データは開示するだけだからな、こっそり保存とかしなければ構わないさ。」
「よし、じゃあ許可もらったから言うけど、私の知る限りのデバイスの性能を遥かに超えてる。それも1個1個のパーツがトンデモナイ性能で、特に驚いたのがこれ。」
スクリーンに映し出されたのは、レイレナード社製ジュネレーター『マックスウェル』
「それ、なんですか?」
「ジュネレーターだ。ACが必要とする全エネルギーの発生源であり、機動力のみならず機体全体のポテンシャルに影響する、最重要とも言えるパーツだ。今映ってるのは、レイレナード社製のマックスウェルという。よく使うことがあるやつだ。」
へえ~ と言わんばかりの顔をするなのは達
「あんまり詳しくは教えれないけど、これは水素を使用した複合型燃料電池で発電効率は80%越えなのよ。」
「80越え!?とんでもない効率やん!!そんなもんを幾つも搭載してるACがいるとか、ミレイスさんとこの世界は恐ろしすぎやろ…」
「それだけじゃない、しかも魔力も生成してるのよ。このジュネレーターは。生成量だけで言えば、魔導士ランクSSS以上…とんだ化け物ね。」
「え!?」
――は?俺そんなの知らんぞ。俺は変態技術の塊になってしまったのか…キサラギとかアクアビットとかGAEとかトーラスなんかいたら絶対研究対象だろうな。下手すりゃ、ケミカルダインやアスピナまで出てくるんじゃねぇか!?いや、来ますね(確信)
「けど魔力生成してるのに魔法使えないんでしょ?なんでこんな意味のないのをつけたのかなぁ…」
「厳密にいえば使えないのではなく、使ったことがないだけだ。」
「じゃあ使えるんじゃ―「現状で事足りている。」そう…」
技術を取り扱う者の目じゃない感じがしたため断る。あれは変態の領域になっている。
「詳しいことも知りたいから模擬戦してくれない?メンバーは誰でもいいよ。」
「えぇ!!いきなり模擬戦て危なくないですか!?」
質量兵器を取り扱うということはデバイス特有の非殺傷機能などもないという事になる。いくら模擬戦だからといって危険伴う行為はしたくないのが普通だ。
「大丈夫大丈夫。実際に戦ってもらうわけじゃないのよ。私が用意した仮想空間で戦ってもらうだけ。」
「そんな物用意してたのか?」
「元はデバイスに搭載するAIの応答性とかを調べるためのソフトだったんだけど、それを弄って作ってみたから試してほしいのよ。」
「では対戦相手は―「私とやってくれませんか!!」フェイトがか?」
「はい。一度負けてる身ですがリベンジしたいんです。」
「テスタロッサがやるなら私からもお願いしたい。」
フェイトの横から、あの美人剣士が申し出てきた。
「別に良いが…名前は?」
「烈火の将シグナムだ。ミレイスだったな、あの時の剣筋を見てから1度お相手を願いたかったのだ。」
――さては戦闘狂だな、オメー(ポプテ感)近接二人ならアセン変えなきゃなぁ。どれにしようか。いや、NEXTじゃなくてV系でいってみようか。
機体名:アエーシュマ
HEAD:H07 Starlight
CORE:C03 Malicious
ARMS:Ar-P-K17(改造)
LEGS:L03 FreQuency
BOOSTER:BA-309
GENERATOR:SUZUMUSHI mdl.1
FCS:Fs-L-F03
RECON:RA-209
右腕:X099 ANOTHER MOON
左腕:X099 ANOTHER MOON
右ハンガー:AU13 Kobold
左ハンガー:KURENAI mdl.1
――本来はグラインドブレードを積む完全なブレオン機なんだけども、中距離できる人がいるから(フェイト)射撃武器を搭載。
「あれ?なんか姿が違くないですか?」
「別の形態だ。俺が最後に乗っていた機体の一つだ。NEXTが潰えてからはアレがACとして活躍したんだ。」
「二人ともデバイスを借りるね。」
フェイトとシグナムのデバイスを受け取ったマリエルは、コードに接続しデータを投影させる。
「ステージは市街地に設定するね。」
スクリーンに映し出されたのはALLOY GATE CITYというV世界に代表が支配していた生存可能地域だ。ミレイスはACVDで言う所の防衛側、フェイトとシグナムは侵攻側に立っている。
『この場所…懐かしいな。昔の感覚が蘇ってくる。』
「それじゃあ、模擬戦開始!!」
――まずは中央のビルまで
「知っている場所だからか動きに迷いがないな。」
「壁を登れるなんて凄すぎやろ。」
スクリーン上ではミレイスが中央のビルまで駆け抜けた後、壁のぼりをし始めた場面になっていた。
『上はとれた…リコンをで場所を特定するか。』
リコンを前方に向けて遠目に射出し、5個のリコンから周辺の探知を行う。
――いない?侵攻側なら1つくらい反応してもいいはず―――後ろか!!
咄嗟にビルの屋上から飛び降りると、先ほどまでいた場所にフェイトがサイズフォームのバルディッシュを振りかざしていた。
――音もないから油断した!!ACと同じ感覚でやっていると確実に落とされる!!
ブースターを切り、そのまま落下するとシグナムが着地と同時に切りかかってきて、それを"X099 ANOTHER MOON"通称「黒月光」で切り返す。
『おい!これ本人より強いとかそんな事ねえよな!!』
「それはないわ。だってそれデバイス内にある戦闘データを出してるだけだもん。」
『クソォ!!ACじゃねぇからやりにくい!!』
黒月光を振るってシグナムの攻撃を弾いても、後ろからフェイトが魔法で攻撃を当ててくるというコンボに苦戦していた。
――ハイブーストを駆使しないと当ててきやがる!!このままじゃENが切れちまう…どうせ仮想なんだアイツが使えるか試すか。
フェイトがフォトンランサー・マルチショットを繰り出しながらアークセイバーでミレイスの行動範囲を防いだ後、シグナムが真正面から刀身に魔力を込めて炎を纏わせて両断する「紫電一閃」を繰り出そうとしていた所を何かかシグナムを横から蹴った。
「え?なにあれ!?」
「ミレイスさんがもう1人?」
『違う。あれは
「へぇ~そんなのもあるんだ。出来ることならじっくり解体して調べさせてほしんだけどなぁ~。」
『ダメに決まってるだろ。』
デスよね~とガックシと項垂れるマリエル。
≪U1、オペレーションを開始します。≫
――よし、重量2脚型UNACを出せたのは好都合だ。機体構成もAPガチガチの撃ち合い系だからな!!
HEAD:HF-227
CORE:Co-D-S29
ARMS:AB-107D(改造)
LEGS:L14 Flame
BOOSTER:BA-214
GENERATOR:SUZUMUSHI mdl.1
FCS:Fs-L-E28
RECON:Re-X-A07
右腕:AM/RFB-215
左腕:ARAGANE mdl.2
右ハンガー:AM/SRA-217
左ハンガー:AU44 Kaleidoscope
『NEXTなら二人同時相手できるが、これは地上用とでも言えるACだからな。2対2でやらしてもらう!!』
「ミレイスさん本気でいく気なの…」
スキャンモードでシグナムにターゲット設定をしUNACの相手をさせると、自分は射撃武器をパージして新たにOWのグラインドブレードを装備する。
≪U1ターゲット了解。敵確認、中量2脚。≫
『グラインドブレード起動。仮想ジジッも無茶ザザーねぇな!!』
グラインドブレードを起動させたミレイスはGBで突撃しながら、フェイトが放ってくる魔法をHBで躱して距離を詰めていき、ほぼゼロ距離でグラインドブレードを放つ。
ギュワアアアアン!!
「ぁ――――」
パタリ
「フェイトちゃん大丈夫!?フェイトちゃん!!」
「あかん!!あまりにも強烈なもん見せられたから気絶してもうた!!」
グラインドブレードが仮想空間のフェイトに直撃したのを、リアルの方はショックで気絶してしまった。
≪U1オペレーション終了、作戦成功です。≫
『UNACでシグナムを落とせるのか…』
UNACの状態を見ると滅茶苦茶というか装甲の至る所に切り傷があるが、致命傷まで至らなかったのか撃ち合いで負けたようだ。
「いや~いいデータがとれたよ。ちゃんと後で消すから。」
「あぁ、それよりフェイト…大丈夫か?」
「う、うん…大丈夫…」
――凄く大丈夫には見えないけど!?顔真っ青だよ!?
「一通り調べ終わったけどミレイスさん待機状態とか無いの?」
「待機状態?」
「そうよ。いつもそんな姿じゃ動き回れないじゃない?私たちもデバイスを待機状態にして持ち運んでるのよ。なのはちゃんのレイジングハートなら宝石の玉だったりするのもそれ。」
「そんなのがあるのか…ん~ここに来るときも全体に布を被せられて運ばれたからなぁ…」
――待機状態って言われてもなぁ思いつくのは…あっ!!あれなら人の体だからいけるんじゃないのか?
「なれるか分からんがやってみよう。」
――ん~!!はっ!!
体が光り輝くと、光の中から現れたのは―――銀色の長髪に蒼い瞳、手と足は装甲がついておりガーターベルトのようになっている。胸は少しあるぐらいだがそこも装甲らしき物がついている。一言で言って美少女がそこにいた。
「「「―――――」」」
「どうだ?中々いけるだろ?」
美少女に変身したことで一同唖然状態
「ユーノくんは!!」「兄さんは!!」
「「見ちゃダメーーー!!」」
「「ウボアァァァァ!!目がァァァァぁぁ!!」」
突然の目つきが二人を襲う!!クリティカルヒットだ!!
「やっぱり感覚がいくつか死んでるから弄っても感じないなぁ。」
「平然と股を探ったりするのやめてもらえません?」
普通に股を弄りだすミレイスをはやてが止める
「すまんすまん。これなら感覚があるかと思ったんだが無理っぽいな。よしじゃあ出るか。」
「ちょ―――」
全員が止めようとする前に扉が開かれてしまう。
【なんだ――すげぇ美少女…可愛い…】
【なんて可憐な――】
「ちょっち待たんかい!!」
「うおっ!!」
急に部屋に引き戻されたミレイス
「ミレイスさん何考えてはるんですか!!自分から痴女になる気ですか!?」
「痴女て俺は男だぞ。そこは大丈夫だろ。」
「そうゆう意味じゃないですよ!!」
「そうですよ!!そんな恰好…襲われるかもしれないんですよ!!」
「それも―――」
大丈夫だ、と言おうとしたが扉の先が騒がしくなっていた。
――ちょっと男たち!!何女の子の着替え覗いてんのよ!!
――いや、誤解だ!!あの子が出てくるのが見えただけだ!
――そうそう!!俺たちは決して如何わしい事は考えてない!!
――つべこべ言わず!!大人しく鉄拳制裁を受けなさい!!
――ギャアァァァァァァァァ!!!
――ウソダドンドコドーン!!
「………分かったこの姿は変えよう。」
――ん~これの方が良いんだけどなぁ。他には―――あ、NEXTならアイツじゃん。
光を放つと凝縮され、先ほどより小さくなりそこから――猫がいた。
「えっと…ミレイスさん…デスよね?」
「そうだ。NEXT乗りはリンクスと呼ばれていたのでな、猫になってみたんだがどうだ?」
「可愛い!!」
突然持ち上げられると、持ち上げた人物フェイトだった。
「モフモフ…気持ちいい…」
「フェイトちゃんズルい!!私もやらしてなの!!」
「なのはちゃんズルいで!!私にもや!!」
――唐突なモテ期到来にお兄さん困惑だよ…もう首輪付きでいい…
なおミレイスが解放されたのは1時間後であったという―――
この時はまだ平成ですが、もう終わるんですね。さよなら平成。こんにちわ令和。
今回はグリン子とUNACが登場しましたね。グリン子はもう一回どこかで登場するんじゃよ。
これが平成最後の投稿です。次からは令和最初の投稿ですね。時間というのは過ぎていくのが早く感じますねぇ…GWは皆さん遊んでたりしますか?自分はGW初日から実家の壁が強風で崩れるとかいうせいで修復作業に明け暮れてますwさっさと終わらしてFGOのイベやらなきゃ(本音)10連休はゆっくりできそうで出来なさそうw
それでは読者の皆さん、次は令和の時代でお会いしましょう。