真剣で俺の弟子になりなさい   作:トラクベルク

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今さらながらまじこいをプレイし直しましたが、風間ファミリーはGWに旅行行ってるんですね・・・

なるべく、原作にはそって進めていきたいと考えていますがプレイしたのが大分前なのでおかしい部分が出てくると思います。


6話 2度目の学生生活

俺が川神学園に通い初めてちょうど一週間が経った。

二度目の学園生活は新鮮で未だに飽きは来ない。

今日は登校する学生が多い時間に学園に向かう。

早めに出て一子の修行に付き合うのも出来たが俺はあいつの師でもないので毎日相手をするつもりはない。

それに川神流があいつをどうするのか興味もあった。

 

 

 

 

教室に着くとある程度の人が来ていた。

 

「おはようございます。林道君」

 

「委員長、おはよう。」

 

俺に挨拶してきたのは甘粕 真与

このクラスの学級委員長だ。

これを皮切りに俺は今いるクラスメートに挨拶をしていく。

 

「熊飼、教えて貰った店にいったがお前の言った通り美味しかった。また、教えてくれ。」

 

今、話しかけたのは熊飼 満

美味しい店のことをクラスの奴に聞いていたらみんな口を揃えてそういうことはくまちゃんに聞いた方がいいと答えたのでくまちゃんこと熊飼に質問した。

答えて貰った店は本当に美味しかった。

俺は食べ物のことなら熊飼に真っ先に聞くことを決めたのだった。

 

「うん。いいよ。」

 

「教えて貰ったお礼としてマドレーヌを作ってきた。食べるか?」

 

訳あって作ることが出来る数少ないお菓子

 

「美味しそうな匂いはそれだったんだね。もちろん食べるよ。」

 

「何々?林道君の手作り?私にもちょうだい。」

 

話に入ってきたのは小笠原 千花

和菓子屋の看板娘でよく手伝いをしている。

一度行ったが美味しかったので度々いくことになるだろう。

 

「熊飼が食べたあとならな。」

 

「ごちそうさまー。」

 

「…食べるの早いな。」

 

俺が見たときにはもうそこにマドレーヌは無かった。

 

「くまちゃんに食べ物渡して余るわけないじゃん。あーあ、食べたかったなー。」

 

「気が向いたらまた作ってきてやるよ。」

 

「僕にもまた分けてね。」

 

「分かったよ。」

 

「でも、林道君がお菓子なんて意外。案外、料理できたりするの?」

 

「いや、人に出せれるのはクッキーとマドレーヌぐらいだ。後は肉とか野菜を炒めただけだったりする。」

 

「炒めるだけってのはイメージ通りだわ」

 

一体、俺はどんなイメージなのだろうか

料理が出来ないイメージだと自己完結した。

 

「おっはよー」

 

騒がしくドアが開いた。

元気すぎる挨拶をしたのは風間だった。

後ろには直江、島津、師岡、一子、椎名、フリードリヒの計7名だ。

聞いた話だとこの7名に百代と1年の黛で風間ファミリーと呼ばれているらしい。

 

「今日もファミリー勢揃いだな。」

 

「同じ寮だからだろ。」

 

俺の発言に答えたのは源 忠勝

よく憎まれ口を叩くが言葉の端々に相手のことを思う内容が見え隠れしている。

本当は優しい人間なのだ。

ちなみに源も直江達と同じ島津寮ということで直江に源のことを聞くとべた褒めした後、

 

「ゲンさんはツンデレだから。」

 

と返ってきた。

 

ちなみに島津と師岡にも運んでくれたことへのお礼を言い今ではクラスメイトとして良好な関係が築けている。

椎名もあの日以降、俺に殺気を向けることはなくなった。

無事にクラスに馴染むことが出来て一安心という感じだ。

 

 

 

授業については問題なくついていけている。

一度目の学生生活では最低限出来るようには勉強していた。

そのお陰で編入試験もそこそこの点数を取ることが出来た。

ちなみに俺の好きな科目には日本史がある。

だが、日本史の綾小路先生はなぜか平安時代のことしか授業でやらない。

理由を聞いたところ、平安時代こそ至高とのことだ。

どの時代を好きかは人それぞれだが、授業で贔屓するのはやめてほしい。

クラスのやつに聞いたところ綾小路先生に言っても無駄とのこと。

それでいいのだろうか。

 

体育の授業は川神院の師範代であるルー先生が担当だった。

師範代としてやることはないのかと考えたがそもそも総代が学園を経営している時点でそんなことを考えること自体が野暮だろう。

 

一番興味を引かれたのは人間学という授業だ。

川神学園が取り入れいている独自の授業らしく初めて名前を聞いたときは道徳のようなものかと考えてたが実際は違った。

授業内容は卒業後にどう社会に適応するか。

そんな感じの授業だった。

担当する宇佐美先生は飾らずに教職員らしからぬことも言うがそれが共感できたりもする。

本当に必要なのはこういった先生、授業なのかもしれない。

 

 

 

その日、親不孝通りにある自分の家に帰る際に竜兵と会った。

 

「おう、春風」

 

「なんだ。竜兵か。」

 

「今日、ここいらの不良共を集めて大会をやるんだがおめぇもどうだ?」

 

竜兵のいう大会とは不良が集まり、互いの強さを競い合う催しのことだ。

大体のやつはありあまる力を発散させるために参加している。

俺が親不孝通りに初めて来たときにも無理やり開かせて、全員返り討ちにした。

 

「俺は参加しない。お前らだけでやってろ。」

 

「チッ。なんだ来ねーのかよ。お前ともう一度やりたかったのによ。」

 

不良たちを更生させるためには止めるのが正解かもしれない。

しかし、禁止してしまっては暴れる場所がなくなる。

その結果、親不孝通り以外で暴れられては更生以前の問題になりかねない。

 

「あんまり派手に暴れるなよ。」

 

「だったら、お前が来て止めろよ。」

 

「知らないのか?学生は不良と関わっちゃいけないんだ。」

 

「どの口が言ってんだ。」

 

俺の学生生活は個性的な学園と不良達との関わりのおかげで楽しく過ごせそうだ。

 

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