東方晴天録   作:あおい安室

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3月………終わってしまいました。
本当にすみません。
なんとか………春休み中に一章は終わらせれるように努力します。
お話はふざけてますが、執筆する人は本気です。
それでは、どうぞ。


第26話+:なんで、旅が始まってそうそうにトラブルが………

「………なんで僕が怒ってるのかわかる?わからなかったらその綺麗な顔をこんがり焼いちゃいますよ?」

 

「お、怒ってる理由はわかってますけど、さすがに顔を焼かれたくないです………というか死にますよ!?せめて背中を踏むくらいにしてください………」

 

『ま、まあ………怒るのもそのくらいにしてあげてよ、晴』

 

ヤダ。今、僕は相当に怒っている。その原因は………

 

「ご、ごめんなさい晴お兄さん………」

 

この子、洩矢沙苗だ。今僕らはかなり平安京に近いところにいる。

しかも、守矢神社を旅立って一日でだ。体を風状態にしてにその上に無理やりエリカさんとエリカさんの持ってた守矢神社の皆さんからの差し入れだと言う大きな荷物を載せてなんとかあと一日ぐらいで平安京に辿り着くくらいにまで来た。

そして着いてから発覚した………

 

エリカさんの荷物の中身は沙苗ちゃんだった。あと食料が少し入っていた。

 

食料が入ってるのは別にいい。むしろ有難い。よく考えてみたら、沙苗ちゃんの能力は『風向きを操る程度の能力』。つまり風である僕の進む向きを操れるというわけだ。道理で早く行けた訳だ。

というか………冗談じゃない!!沙苗ちゃんは完全に旅の経験がないらしい。そんな素人を正直いって僕は旅に連れたくない!!

だけど今から連れて帰れる自信はゼロ。明日じゃないと無理。体力は空っぽです。

おまけにいろいろたちが悪いことをしてくれるし!!

なんで諏訪子さんも神奈子さんも沙苗ちゃんが旅に出るのを許してるのさ!?あ、これは沙苗ちゃん本人に吐かせました。もちろんやさしくね?

というか僕が許してくれるとは思ってなかったらしい。そう思っているのなら旅に出すのをやめてよ………

そもそも。なんで僕以外の人たちでこっそり決めてるのさ………夜もなんで関わってるのさ………

はあ。迷惑な………

 

「はあ………これは帰ってからOHANASHI………ううん、OSHIOKIだね」

 

『「「「「い、いやあぁぁっ!!!」」」」』

 

なぜか諏訪子さんと神奈子さんの声が聞こえたのは気のせいだよね………そんなに僕って怖い?

 

「………大体、なんで沙苗ちゃんは旅についてきたのさ………」

 

「え、えっと………エリカお姉さんも晴お兄さんも旅に出るって言ってたから旅ってそんなに楽しいのかなって思ったんです………わ、私も旅してみたかったんです。晴お兄さんもエリカお姉さんもいる今だから行きたいって思ったんです………」

 

旅は確かに楽しいよ?それは認める。だけどさあ………君経験も何もないじゃないか………

後なんで晴お兄さん………つまり僕に対してそんなに懐いているんだろう………ん?私には他の人みたいにお父さんがいない?だからこんな感じに頼れる男の人はいなかったから、晴お兄さんが好きなんだって………?

そう、か………早いうちにお父さんを亡くしたのか………はたまた逃げられたのか。そりゃあ諏訪子さんの外見が完全に子供だからなあ………逃げられてもあんまりおかしくないようなあ。

 

「………晴さん。なんとなくですけど勘違いしてると思います。諏訪子さんみたいな神様は結婚………というか、男の人と関わらなくても子供をつくれたりするんですよ………あと、本当に私を踏まないでください!」

 

さすがに今回は意識して踏んだ。沙苗ちゃんと話をしながらさりげなくエリカさんの後ろにまわりこむ。そしてそのまま蹴り倒す。

完璧である。何がかは知らないけど。

 

「断る。沙苗ちゃんもどう?意外と踏み心地がいいよ?」

 

「え、遠慮します………というか晴お兄さんとエリカお姉さんって長い間一緒に旅をしてるんですか?」

 

「いや?今日で………三日目の付き合いだよ?」

 

「それなのにすごく仲がいいですね………きょうだいみたいです」

 

「そう?じゃあ僕は………エリカさんの弟かな。夜は僕の双子の妹?」

 

『私は晴の姉さんの方がいいかな………?』

 

「そう。後沙苗ちゃんは末っ子かな。怒ると怖い」

 

「そ、そんな事無いですよー………でも、本当に家族になれたらいいかなって思ったりします」

 

空気がものすごくほのぼのとしてる。さっきまでとは大違いだ。

 

「………さっきまでのピリピリした空気はどこへ行ったんだろ………」

 

「知らないよ、エリカさん。まあでも………京都の周辺の奴を調べたら帰るつもりだし………ついてきてもいいかな」

 

「ほ、本当ですか!?」

 

「うん。ただし!僕とエリカさんの言うことは聞くこと!いいね?」

 

「はいっ!ありがとうございます晴お兄さん!!」

 

そういって嬉しそうな沙苗ちゃんを見ると僕も嬉しくなってくる。

 

『………ねえ、晴………晴ってまさか………ロリコン?』

 

「子供は基本的に好きだけど?」

 

『………性別問わずに?』

 

「うん。僕保育園とかの先生になりたいなーって思ってた頃があったし………」

 

『………晴って世話焼き?』

 

「別に悪いことじゃないでしょ?」

 

というか、僕の女の子友だちはほとんど身長が小さいから、それと付き合ってる僕は一体どうなるんだろう。

 

『………それもそうだね。とりあえず晴はそろそろ足を下ろしてあげたら?』

 

「あ、忘れてた………え」

 

下ろしてやってエリカさんの状態を確認すると………何故か気絶していた。

ものすごく恍惚とした表情を浮かべて。なんか気持ち悪い!!

 

「………そういえばエリカお姉さんってなんかいじめられるのが好きみたいですよ?」

 

「え、まさかのドM!?」

 

というか沙苗ちゃんも知ってるとか………沙苗ちゃん、本当将来が心配だよ………!!

 

「私の風砲をくらっても何故か無事だったこともありますしね………はっ、今考えてみるとエリカお姉さんも晴お兄さんと同じくらいキチガイですね!」

 

え、エリカさんって普通の人間のはずだよね………風砲を見たことがないからなんともいえないけど………実は相当強い?まさか………キレると強いタイプ?

恐ろしいなあ………というか沙苗ちゃん。僕をキチガイ扱いしたらダーメ。エリカさんはよし。

 

「ひ、酷いですよ晴さぁぁぁん………せ、背中が程よく痛んだりしてますよー………」

 

あ、エリカさんが起きた。やっぱりタフなのかも。というか、踏みすぎていたのかな僕。

 

「あと沙苗ちゃん………実は晴さんのほうがすっごく強いから………それこそキチガイレベルに」

 

「まだ踏まれたい?」

 

「ぜ、ぜひ………はっ!!」

 

その時、エリカさんはようやく気づいたみたいだ………沙苗ちゃんの好奇心いっぱいな視線に!!

 

「………あのー、エリカお姉さん。いじめられるのって………気絶しちゃうくらい気持ちいいんですか?」

 

「うっ!!さーそろそろ休憩所を探そうかー晴さん!!」

 

「そ、そうだねー!というか、そろそろ日が暮れそうだしねー!!」

 

「なんでそんなにわざとらしいんですか?あの、晴さんまでなんでそんな感じにわざとらしいんですか?ねえ、晴さーん!!教えて下さいよー!!」

 

とりあえず僕らは急いで逃げ出した。休憩所は確かに探さなきゃいけないんだけど………そのことについて教えちゃったら絶対沙苗ちゃんの将来に悪影響が!!

 

『もうわりと本気でエリカを始末したほうがいいと思うんだけど………』

 

「………非常に魅力的なんだけど、それをやっても沙苗ちゃんに悪影響があるよ?どういうわけかエリカさんは沙苗ちゃんにすごく懐かれちゃってるし………ほんとになんで懐かれちゃったんだか」

 

「私の評価がなんだかすっごく下がってませんか!?」

 

僕の中での評価は昨日の夢のこともあるけどそこそこ高いよ?友だち未満顔見知り以上かな。

でも今はドM疑惑のせいでだだ下がりだけどね!!

 

「はあ………本当にどうしてこうなったの………?」

 

『「自分のせいでしょうが!!」』

 

なんでこんなのが僕についてくるとか言い出したんだ!?本当に迷惑な………

 

『………が、頑張れ晴。というか………今まで起こったトラブルって大体晴が原因な気がする………』

 

そ、そんなことはないはずだよ!!

………ええと。夜がらみは………僕が夜を助けようとしたから始まった。うん、僕だ。

永琳がらみは………僕から別れを切り出したんだ。僕が原因だ。

エミリカさんがらみは………僕が人間を妖怪から守ろうとして妖怪を狩り始めた事が原因で始まった。………僕だ。

そして生体アンドロイドがらみは………もうすでにいなくなってる方の永琳だ。

 

………大きいトラブル4つのうち3つが僕が原因だ!!夜の言ってたとおりそんなことあったよ………認めたくないっ!

 

 

 

「………ようするに、世の中には知らなくてもいいことがある、ということですね、夜さん!」

 

『そうそう、そういうことだ。ものわかりのいい子は私は好きだよ?』

 

「はいっ、私はものわかりのいい子でいます!」

 

休憩所に辿り着いた僕達は晩御飯を食べていた。食べているその隣では夜による沙苗ちゃんの教育をしていた。というか夜がこの中だと意外とまともな分類に入るんだよね………

 

「………こんな教育会みたいなのをしてる原因といえばエリカさんが原因じゃないですか。なんでエリカさんってドMなんですか?」

 

「おーい、姉ちゃんご飯おかわりー!」

 

「はいはーい今行きまーす………いや、私がこうなったのにも一応事情があるわけでして」

 

「ふーん。例えば付き合ってた彼氏がドSでそれに合わせてドMになったとか?」

 

「そんなに………軽い理由じゃないんですよ………」

 

「はーるくん!この野菜炒めってどんな味付けをしてるのー?」

 

「焼く前に軽く塩を振ったりしてるのと少し野菜に焦げ目をつけたりしてますー!!………じゃあ拷問とかでものすごく傷めつけられたからその痛みを快感に変えれるようにしたとか?」

 

「エリィー!!酒!酒が足りないよぉぉぉ!!」

 

「知りませんよ!!………というかなんでそんなにピンポイントなんですかっ!!しかも少しあってるし!!」

 

「八意ー………水はどこだ?」

 

「外から汲んできてくださいー。もう僕らが持ってきた分は使い切っちゃいました………え、あってるの?僕にもエスパー属性が………」

 

「エーリちゃーん。私のだきまくらになってくれなぁーい?」

 

「嫌ですよ!!………それはないと思いますよ。もうエスパーなんだったらどんなトラブルも避けれるじゃないですか?」

 

「うふふ………私はもう止まらんぞぉぉぉぉ!!!」

 

「知らない、というかさっきからやかましーい!!………何やってんのさあの人ら!!」

 

………そう。ここは旅人の休憩所だ。だから他にも旅人はくる………んだけどさ。今回いたのが商人の一行。用心棒とかいるからすごく人数が多い。

最初は僕らの分だけご飯を作って食べてたら商人の人たちが興味を持ってしまったのでおすそ分けしたら………材料を提供する代わりに料理を作ってくれって言われた。

そして作っているうちに………このどんちゃん騒ぎ。

どうしてこうなった………

 

「………ああもう!!もう疲れた!!大体もう料理はもうほとんど作れないよねエリカさん!!」

 

「えーっと………多分もう無理なんじゃないんですかね?」

 

「よし。僕はちょっと散歩に出てくる」

 

「………え?なんでですか?」

 

「このどんちゃん騒ぎがやだ。こんなんじゃ眠れない………騒ぎが収まった頃に帰ってくるよ」

 

「はーい。ついでに私もごいっしょに………」

 

「ぜ・っ・た・い・に!ダメだからね!!」

 

「はーい………」

 

 

 

「………はふう。やっぱり空はいい………」

 

風になって、空を舞う。これが意外と楽しいんだよねー………

………空にいるのは僕だけ。夜もいない。だーれもいない。

………孤独がたまに心地よくなる。

………さみしーい。

 

「いやいやいや。考え方を変えよう。今、僕は一人。つまり………普段一人じゃないとできない事ができる。何をしようかなー………」

 

ふむ。意外と思いつかない。例えば………何があるかなあ。アニメとかの技の再現とか?………いいかもしれない。

じゃあ、とりあえず………

 

「空中から………片足を突き出して………斜め方向にすごいスピードで落ちる!!」

 

そう、これぞライダーキック!!………いや、空を飛んでるからフライヤーキック?………まあ、いいか。

思いついた中では再現が一番楽だった。やっぱいいよね、仮面ライダーとか特撮ものって。

 

「うぎゃあっ!!」

 

………ん、何かを蹴り飛ばしちゃった?とりあえず僕は無駄に華麗に着地する。蹴っ飛ばした相手は………地面に突っ込んじゃってる!?

 

「痛た………一体なによ!!………?子供?」

 

相手は………綺麗な、女性だった。緑のショートヘアに赤い瞳。そして………なぜか、夜が持ってた白のカッターシャツとチェックが入った赤のロングスカートとベストを着ている女性だった。

 

「………え、えっと………ごめんなさい?」

 

「………許すと思う?」

 

「ですよねー!!!」

 




………今の今になって女装関連について書き忘れていたことに気づきました。
エリカ登場前後にこんなことを他の作者さんの出した作品にたいして感想で僕が書いてたんです。(一部改訂)

晴「………あれ、夜?なんで実体があるの?」

夜「ふふふ………感想世界は全てを超越するんだよ………ねえ、晴………やらない?」

晴「………え!?な、何をするの!?」

夜「楽しい夜に………なりそうだね」

晴「いやぁぁ!!ちょっ、夜おかしいよ!?作者さんも何か言ってあげて!?」

作者「そうだね。今(感想を書いた時間)は朝だよ、夜。」

晴「ちがぁぁぁう!!!」

作者「わかってるって。ボケただけ。R-18な事するんだったらもっと遠くへ行って」

夜「え?この間の私の挿し絵で着てた服(風見幽香の服)を晴に着せて遊ぶだけだよ?」

作者「………よし。存分にやってこい」

晴「えええぇぇぇえ!?そ、それって女装とかになるよ!?僕そんな趣味には目覚めたくないからー!!助けてぇぇぇ………」

作者「………夜って怒ると面倒だからなあ。悪く思うな、晴」

………という会話があったんです。
書き忘れてすいませんでした。
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