Be determined!!   作:Kurokeiru

6 / 9
更新遅くなってすみません!少し前に熱中症になってしまいました。皆さんも気をつけてくださいね!
コメントで、ジャギィさんが台本形式で書いた方がいいとのアドバイスをいただいたので、頑張って書いてみます。何か改善してほしいところがありましたら、コメント欄にどんどん書いていってください。それでは、どうぞ!


唯と開

小大SIDE

 

私の名前は小大唯(こだいゆい)

個性は『サイズ』。触れたものの大きさを変えるだけの個性。お父さんからは、「お母さん似で可愛いぞ!」といつも言われていた。

小学校4年生までは、友達も少しながらいたし、学校生活も楽しかった。

だが、小学校5年生になるとクラス替えがあり、仲の良かった友達とも離れてしまった。

ある日、話したこともないような男子から呼び出された。その男子の名前は獅子山雄斗(ししやまゆうと)といって、学年でもトップクラスにモテていたしクラスの女子の何人かは彼に好意を抱いていた。

でも私は彼のどこがカッコいいかわからなかった。たしかに顔は整っていたし、スポーツもうまかった。でも何故か彼を好きにはなれなかった。

呼び出された場所に行くと、彼は「君の事がずっと好きだった!俺と付き合ってくれ!」と言われたが、話したことも無かったし好きでもなかったので「ごめんなさい」と断った。

 

そこから私の学校生活はどんどんおかしくなっていった。

クラスの男子や女子は私を無視し、事故に見せかけて足を引っ掛けたりもされた。お母さんに相談しようとしたがきっとお父さんにも話すに違いないし、両親を心配させたくない一心でずっと我慢していた。だが、いじめは止まずむしろエスカレートしていった。一番ショックだったのが昔から仲が良かった子から「もう近寄らないで!あなたと一緒だったら私もいじめられる!」と言われたことだった。

そんな中、また彼から呼び出された。彼はやめて欲しかったら自分と付き合え、そうすればまた元のような生活が送れると言ったが私は絶対に首を縦に振らなかった。せめてもの抵抗だった。

そしてついに私は暴力を受けた。呼びだされては暴力を受け、また呼びだされては暴力を受ける.....。彼は他の人にこのことがバレないよう顔だけは狙わず、体をひたすら殴った。痛かったし辛かったが、ここで根を上げれば自分の嫌いな男の女になってしまう。それが嫌で必死に我慢した。

ところがある日、彼は自分の腰巾着の2人を連れてきて私を袋叩きにした。最初は2人も若干抵抗気味だったが、次第に私の反応を楽しむようになった。それから、私を殴るメンツは1人から3人に変わった。

 

いじめを受けて5ヶ月ほどたったある日、1人の生徒が転校して来た。転校生の名前は閉金開(とじかねかい)と言うらしい。彼は瞬く間に人気者になった。長身でスポーツ万能で勉強もよく出来た。何より性格が良く全員に分け隔てなく接していた。いじめられている私にも優しくしてくれた。だが、彼は私をいじめている獅子山とも仲が良かったためこのまま私と仲良くしていては彼もいじめられてしまうと思い、すぐに彼から離れた。できるだけ彼と話さないように..........。

もう私はボロボロだった。心も体もなにもかも、もういっそ自殺でもしてしまおうか?そんなことも考えていた。今日もまた暴力を受ける。

 

お願いします。

 

誰でもいいから私を助けてください。

 

 

 

「おい!テメェら何やってんだ!」

 

声の主は、優しい転校生(閉金開)だった.....。

 

小大SIDEOUT

 

 

開SIDE

 

怪しいと思ったら、獅子山は女子を殴ろうとしていた。

 

「おい!テメェら何やってんだ!」

 

「「「⁉︎」」」

 

いきなり声をかけられて3人は驚いたようだ。

 

「閉金⁉︎なんでお前が此処に居るんだ?もう帰ったんじゃなかったのか?」

 

「おい雄斗!なんで閉金がいるんだ!」

 

「ま、まずい!見られた!」

 

3人はうろたえたり、焦ったりしているが自分は怒りで頭がどうにかなりそうだった。

俺はヒーローに憧れていた。

だから悪いことが嫌いだし、特にいじめなんて死ぬほど嫌いだった。

 

「なんで、小大を殴ろうとしているんだ?ましてや3人で!」

 

「ちっ......まぁいいや。見られたからには教えてやるよ!こいつが俺の女にならないからだ!」

 

は?こいつは何を言ってるんだ?小大が自分の女にならないから殴ろうとしただと?

 

「テメェ.....とんだゲス野郎だな!はっきり言ってその行動は、敵そのものだぜ?自分の欲しいものが手に入らないから暴力で手に入れようだなんて心底軽蔑したぞ!待ってろ小大!今助けてやるからな」

 

「なんだ?ヒーロー気取りか?この女は俺のもんだ!」

 

「言っても無駄なようだな!」

 

そう言って俺は獅子山めがけて走った。俺の個性は、『ジッパー』触れたものにジッパーを取り付ける個性だ。それに引き換え、獅子山の個性は『獅子』獅子に変身して戦うがまだ子供のせいか、完全に変身しきれていない。だがそれでもパワーは人以上。それに素早さも上がる。

相性が悪すぎて笑えてくる!だが、そんなことでここを逃げ出せばきっと自分は一生後悔する。なんとしてでも獅子山を倒すか、行動を封じるかしないといけない!唯一の救いは身長は自分の方が高いということだ。

「オラァ!どうした閉金?さっきまでの威勢はどうした?小大を助けるとか言ってなかったか?」

 

「くっ....」

獅子山の力は強く、防いでもダメージはくるし攻撃しても素早さが上がっているため全く当たらない。

悔しいが手も足も出ない。しかもコイツ一撃で仕留めずジワジワと攻めて来やがる!そして、最後に完璧に仕留めるつもりだ!その攻撃の仕方は本物の『獣』だった。

仕方がない!コイツを倒すには「覚悟」を決めなくっちゃあいけないみたいだ。

 

俺は獅子山の攻撃を全て受け、ついに押し倒された。

 

「どうだ?参ったか?今なら、“すみません獅子山様!今後あなたの部下として過ごします!だから許してください!”と言えば助けてやる!」

 

「・・・・・」

 

「おいおい、恐怖で喋れなくなったか?笑えるな!俺の個性は最強なんだ!お前みたいな弱っちい個性で俺を倒せると思うなよ!」

 

「くくく.....」

 

「どうした?今度は恐怖で気が狂ったか?」

 

「いや!お前に感謝しているんだ!獅子山雄斗!」

 

「・・・・・何?」

 

「お前は俺の左腕と首だけをつかんでいる!すなわち右手は空いてるんだ!」

 

「それがどうした?お前の力じゃ俺を押しのけることなんてできないぞ!」

 

「獅子山.....俺の個性は触れたもの(・・・・・)にジッパーを取り付けるんだぜ?」

 

「・・・・テメェ!まさか!」

 

「そのまさかだ!お前の胴体はガラ空きなんだよ!」

 

そう言って右手で獅子山を触れた。すると奴の胴体にジッパーが取り付けられ上半身と下半身は、切断された。

 

「ギャァァ‼︎テメェなんてことしやがる死んじまうじゃねえか!それになんだ!下半身が全然うごかねぇ!」

 

「安心しな!ジッパーは俺が解除しなけりゃずっとついたまんまだから、死にはしねぇよ!」

 

そう言って奴から離れた。これでこいつは大丈夫だろう。あとは.....

 

「おいテメェら!」

 

「「ビクッ!」」

 

一緒にいじめようとしていた熱島と香川は逃げようとしていた。

 

「テメェらだけ許されると思うなよ?こいつと同罪だからな!」

 

「すみません!なんでもしますから許してください!」

 

「あぁ!それに俺たちゃ、雄斗に誘われてやったんだ!悪いのはあいつなんだ!」

 

言い訳をものすごいスピードで行ってくる2人。

獅子山に誘われただと?

 

「なるほど.....理解した」

 

「だろ?俺たちは悪くないんだ!だから許してくれよ!」

 

「あぁ、理解したさ。テメェらがこいつ以上のゲス野郎ということをな!」

 

「「⁉︎」」

 

「何テメェらだけ助かろうとしてんだ?言っとくがお前らが1番最低だからな!いじめる理由もないのに誘われただけで獅子山に加担していじめやがって....だがお前らまでジッパーでバラしちまえばこのことを先生に伝えられねぇ。幸い今ならまだ先生はきっと職員室に残ってるはずだ.....だからテメェら2人のうちどっちか先生呼んでこい!いいか?途中で逃げようなら............わかってるよな?」

 

「「はいぃぃぃぃぃ!分かりましたぁぁぁぁぁ」」

 

そう言って香川が職員室に走って行った。

その間に俺は小大のところに行った。

 

「大丈夫か?あいつらにどこか殴られたか?」

 

「・・・・・」フルフル

 

「怖かったな...でもきっともう少しで先生が来てくれるから待ってな」

 

「・・・・す・・・れ・・」

 

「ん?どうした?」

 

「なんでたすけてくれたの」

 

「え?」

 

彼女は俺に今までのことを話してくれた。俺と仲良くすれば俺もいじめられると思って会えて避けていたと聞いた時には涙が出そうになった。

 

「話してくれてありがとう、そしてもっと早くに気付いてあげられなくてごめん」

 

「大丈夫.....助けてくれてありがとう」

 

そして彼女は俺の耳元で「あなたは私のヒーローだよ」と言って気を失った。余程安心したのであろう。俺はそのまま彼女を支えていた。

 

開SIDEOUT

 

 

数分後、先生が来た。俺は助けるためとはいえこ個性を使ったことを先生から怒られ、保護者を呼ばれた。母さんは、怒っていたものの、「よくやったね。」と褒めてくれた。俺はそれだけで良かったし、彼女も救われた。

彼女の両親も呼ばれ、「気付いてあげられなくてごめんね」と泣きながら誤っていた。彼女ももう大丈夫だから気にしないでと言っていた。すると彼女の両親がこちらに来た。

 

「この度は誠にありがとうございます。息子さんのお陰で娘は救われました!本当にありがとうございます」

 

「いえいえ、大丈夫ですよ。」

 

「なんとお礼を言っていいやら....開君と言ったかい?」

 

突然俺に話がとんできた。

 

「はい。そうですが.....」

 

「娘を助けてくれて本当にありがとね!」

 

「いえ、当然のことをしたまでですよ。」

 

「この歳で偉いねぁ!おじさん感心しちゃったよ!そして君にお願いがあるんだがいいかね?」

 

「はい、かまいませんがなんでしょうか?」

 

「それじゃあ遠慮なく。唯のことを任せていいかね?」

 

「え?」

 

「唯は友達が少なくてね、そして引っ込み思案だからあまり他の子と喋れないんだ。ましてや今回のことで男子に少なからず恐怖心を抱いていてもおかしくないからね....任せていいかね?」

 

「俺は大丈夫ですけど....俺も男ですよ?」

 

「君は唯のことを助けているくれたからきっと大丈夫さ!唯もいいかい?」

 

「うん!」

 

彼女はそう言ってくれている。ふと目があうと顔を赤くするが、きっと大丈夫だろう。何より俺は今回のことで彼女のことが放って置けなくなったのだ。

 

「わかりました!自分に任せてください!」

 

「あぁ!頼んだよ!」

 

 

こうして、小大唯は救われた。

 

余談だが、3人は校長先生や担任にしこたま怒られ、このことが近所にバレたらしく夜逃げしたみたいだ。

何故だか俺はみんなから避けられるようになった。きっと獅子山が夜逃げする前にみんなに俺のした事を言いふらしたんだろう。でも俺は気にしないことにした。なぜなら.....

 

 

「開くん、あそぼ!」

 

「唯!いいぞ何する?」

 

人見知りだが、俺だけに心を開いてくれる友達ができたからな!

 

 

ーto be continueー

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?開くんイケメンですねぇ。ちなみに開くんは、BLEACHの黒崎一護の髪を黒くしたものです。戦闘シーン書くのが大変ですが、頑張ります。
次回から中学編です!もう少しで雄英だ!
ありがとうございました!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。