7月某日
「えー明日から夏休み！安全に気をつけて楽しい夏休みにしてください。
ではさようなら。」
「さよーならー！」
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「ねえ、夏休みはどこ行くの？」
「僕は四畳半島の別荘へ」
「俺は殆どが店番だが商店街の福引で母ちゃんが当てたハワイに行くんだぜ！」
「私は沖縄へ旅行！のび太さんは？」
「ぼ…僕は…」
「無駄だよ、しずかちゃん、のび太は宿題も怪しいんだから」
「そうそう、行こうぜ」
「……」
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ーー
ー
「で、泣いて帰って来たと」
「ドラえもーーん！何とかしてよー！」
「そんな事言われてもなあ……そうだ！」
「何出してくれるの？！」
ただのパンフレットー
「何のパンフレット？」
「これは最近未来に出来たアスレチックパークなんだ」
「面白そう！良し直ぐに行こう！」
「ちょっと待って。この施設は最低6人で行かないと行けないんだ」
「え…と言うことは
1.僕
2.ドラえもん
3.しずかちゃん
4.スネ夫
5.ジャイアン
で一人足りないじゃないか」
「出木杉くんは？」
「えー、アイツ？まあ良いやじゃあ誘ってくる。」
「行ってらっしゃい」
「皆んな揃ったね」
「おう！」
「じゃあ行こうか」
オーーーーーーー
「2112年フィードへ！」
「？ドラえもん、フィードって？」
「あ、まだ行ってなかったか。
今から行く施設の名前だよ」
「feed…与えると言う意味だね。」
「正解！流石！今回の施設とは関係は無いけど、どこかの誰かとは違うなぁ」
「どう言う意味だよ！」
ーーー
ーー
ー
「着いた！」
「いらっしゃいませ」
「おお！何だ？」
「これは案内ロボット」
「お客様のお部屋にご案内します」
そうして連れて来られた場所は
「何？ここ広ーい」
「制限時間は35日、面積100k㎡。ここで陣取りゲームをしてもらいます。
陣地の大きさは終了時に等間隔に置いてある旗100枚をこの特殊なペイント弾で
多く塗っていた方の勝ち。
勿論、ペイントの塗り替えしも可です。
怪我が無いように最新式の防力着を来てもらいます。
これで怪我はしませんが、気絶する程のダメージを受けた場合、
フィールドの端にある本拠地にワープします。
でははい、チーズ」
カシャ
「着せ替え完了」
「なんか何言ってんのか分かんない…」
「バカだなーのび太はw」
「ねえ、ドラえもん」
「ナンダイ？出木杉くん」
「今の説明を聞いていたら物足りないんだ」
「うん」
「だから、君の秘密道具をこのルールに組み込まない？」
「確かに良いかも！」
「でもその前にチーム分けじゃない？」
さーいしょーはグーじゃーんけんほい！
チームドラ(赤)
ドラえもん(リーダー)
ジャイアン
しずか
チーム出木杉(青)
出木杉(リーダー)
のび太
スネ夫
「これで決まりだね」
「のび太が相手なら楽勝だな！」
「じゃあ出木杉くんにはスペアポケットね」
「ありがとう」
「そして、道具を出すのは道具を使う時だけ。
一回出した物はもうポケットには入れない！」
『ok！』
「ではワープ開始。よーいスタート」