前回までのあらすじじゃ......。
やるべきことをほっぽり出して朝潮と共に出撃する提督こと、孫悟空。
後に朝潮とその妖精さんは人間が何か分からなくなったという......。
sideナレーション(界王)
二人が出撃してまず向かったのは鎮守府より少し離れた『鎮守府正面海域』であった。
「ッ!シ...悟空さん!敵影を確認しました!」
「あぁ、オラにも見えてる。アイツがアサシオの言ってた深海棲艦か。確かに禍々しい気を感じる...」
何時になく真剣な声音の悟空。
深海棲艦も二人の存在に気がついたのか海面から大きく飛び上がり吠えた。
「グギャアアァァァァッ!!」
一通り吠えると再び海中へと消えていく深海棲艦。後には大きな水柱が上がっている。
油断なく構える艤装を構える二人。
「アイツは...駆逐イ級...。悟空さん、ここは私「いくぞ!!だああぁぁぁぁぁっ!!」が...。えっ...?」
朝潮が何かを言う前に悟空がイ級目掛けて飛び出していく。
これには朝潮も言葉を失う。
「ちょっ...司令官!?下がってください!!」
すぐに我に却って慌てて呼びかけるが、悟空の耳には届いていないようでズンズンとイ級へと突っ込んでいく。
「グギッ...!!グギャアアァァァァッ!!」
イ級も接近してくる悟空に気が付き砲弾を悟空目掛けて撃ち放つ。
悟空目掛けて放たれる怨念が纏わり付いたその砲弾は真っ直ぐに悟空に向かって突き進んでいく。
「司令官っ!!」
そして悟空に砲弾が直撃しようとしたその時だった。
「司令官っ!!」
朝潮が悲痛な叫びをあげる...。しかし
《ピシュンッ!!》
砲弾の直撃の寸前、風を切るような音と共に、悟空の姿が一瞬消えたのだ。
その消えた瞬間に砲弾は悟空を通り過ぎ、彼方へと飛んでいき、遠くくらい海へと着水し、大きな水柱を立てた。
「えっ...」
「グギャッ!?」
これには朝潮もイ級も驚きの声をあげる。
それを見逃す悟空ではない。
「はっ!!」
瞬時に海中へと潜っていく悟空。
「グギャッ!!グギャアアァァァァッ!!」
慌てて辺りを見回すイ級だったが、突如その身体が浮上を始めた。
「グギャッ!?グギャギャァァァッ!! 」
突然の事に慌てて暴れるイ級だが、浮上していく身体は止まらない。
やがてイ級の身体が完全に海面から出たところで悟空がその下から出てくる。
「よっと!下がガラ空きだ!だりゃっ!!」
両手で持ち上げていたイ級を、軽々と更に上空へと蹴り飛ばし、すぐ様その尾のような先端を掴んで空中で捕らえる。そしてそのまま......
「だあぁぁっ!!でりゃあぁぁぁっ!!」
自身の体を軸に勢い良くイ級の身体をジャイアントスイングし始めた。
空中で振り回されるなどいう経験がないイ級もこれには溜まったものではないらしく......
「グギャッ!!グギャッ!!グギャアアァァァァッ!!」
必死に叫びながらその身体をクネクネと捩らせ逃げようとしている。
だが、ガッシリと掴んでいる悟空からは逃れられるはずもなく、ただただされるがままで振り回されているしかない。
「でえぇぇぇっ...りゃあぁぁぁっ!!」
しばらく振り回した後、一際大きな掛け声をあげてそのイ級の身体を投げ飛ばした。
「グギャッ!?グッギャアアァァァァアッ!!!!!????」
最早可哀想になる勢いで吹っ飛んでいくイ級。
その勢いは先程イ級自身が悟空に放った砲弾のような速度で飛んでいく。
飛ばされたイ級はやがて落ちた先にあった岩に激突し、その身体を粉微塵に爆散させたのであった......。
これをずっと見ていた朝潮は後に......。
「あれは深海棲艦が可哀想に見えてきてしまいました...。もう最後の方はあの声が泣き喚いているようにしか聞こえなくて見ていられませんでした...」
と語っている。
そしてそれをした本人はというと......
「んー...これで終わりかぁ...もうちっと強えかと思ってたんだけどな...」
と、不満げな表情をしていた。
朝潮はそれを聞きながらイ級の爆散した後に落ちていた水晶のようなものを疲れた表情で拾っていたという。
「......さあ、悟空さん、とりあえず帰りましょう」
「ん?あぁ!」
オッス、オラ悟空!
深海棲艦との戦いちょっと楽しかったぞ!けど、もうちっと張り合いがあって欲しかったな......
ん?朝潮、なんだこれ?へっ?コウショウに行け?何処だそれ...?
次回!異世界の英雄は
新たなる艦娘!新たな仲間は駆逐艦!
ぜってえ見てくれよな!
悟空の指揮下にいて欲しい艦娘達は?
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駆逐艦達一択!ロリロリ艦隊結成!
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軽巡、重巡選り取りみどり!
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空母、軽空母の空から特攻!
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男なら戦艦!!ガンガンせめて強くなれ!!