異世界の英雄は艦と海を往く   作:榛猫(筆休め中)

7 / 8
前回(約3ヶ月前)までのあらすじじゃ......。

悟空が撃破した深海棲艦、『駆逐イ級』が落とした記憶の水晶を手に、工廠へと向かった悟空と朝潮。

明石へと挨拶を済ませ、水晶の復元を頼む二人。

そして水晶から復元された艦娘は、なんとまたも駆逐艦の文月であった。


提督業開始!仕事を覚えろ孫悟空!

sideナレーション(界王)

 

 

「にしても不思議なもんだな...おめえあの石ころにどうやって入ってたんだ?」

 

新たに仲間となった、駆逐艦の少女『文月』に悟空はそんな疑問を投げかける。

 

 

「えっとぉ〜それはねぇ〜...って、どうしてしれーかんさん、わたしのおでこをコンコンするのぉ〜?」

 

...どうやら悟空は、文月があの水晶の中に入っていると勘違いしたらしく、答えようとしている文月に近づき軽く額をコツコツと叩いていた。

 

 

「んー...あの石から出てきたんならもっと硬い(かてぇ)かと思ったんだけど...そんな固くねえぞ...」

 

 

「ええぇ〜...」

 

 

「いや水晶から出てきたからって硬いわけではないですからね!?!?」

 

それに盛大に困惑する駆逐艦『文月』。もうなんと言ったらいいのか分からないと言った表情である......。

 

そしてその悟空のボケに、勢いよくツッコミを入れる朝潮。

 

まだまだ悟空との接し方を掴み切れていないようである......。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆閑話休題(そんなこんなで)◇◆◇◆◇

 

 

 

 

「さて、そろそろ執務室に戻りましょう悟空さん!!」

 

 

「ん?あぁ、そうだな!」

 

 

「やっと戻るんだぁ...。なんだかどっと疲れたよぉ〜」

 

口調こそのんびりとしたものだが、文月の言葉からはとても疲れが感じられる。

 

それも当然だろう、つい先程まで、水晶の話(悟空の勘違い)をしていたのだから......

 

入りたてにこんなことがあれば疲れもするだろう......。

 

そんな文月を差し置いて、二人は執務室へと歩き始め、少し離れたところで声を掛けてくる。

 

 

「?...何してんだ文月、そんなとこにいねえで行こうぜ」

 

 

「あ、待ってよぉ〜!!」

 

文月もそれに気が付き急いで後を追いかけていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆閑話休題(場面は変わり)◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「また戻ってきちまったな、この部屋...」

 

執務室へと戻ってきた悟空は床に胡座をかいて座りこむ。

 

 

「シレ...悟空さん、床に座るなんてはしたないですよ!!」

 

 

「へっ...そうなんか?」

 

 

「あはは...けど、仕方ないんじゃないかなぁ〜...。このお部屋、これしかないんだし...」

 

そう話す文月が見るのは、申し訳程度に一つだけ置かれた『みかん』とが書かれた段ボール箱である。

 

これでは確かにはしたないと言えど仕方のないことであろう......。

 

 

「うっ...ですが...」

 

 

「まあいいじゃねえか!ないもんは仕方ねえんだし、床に座っててもよ!!」

 

 

「そうだよぉ〜、ね?朝潮ちゃん」

 

能天気な悟空の言葉に文月が追撃を掛ける。

 

 

「うっ...わ、分かりました...。もう少しまともな家具を手に入れるまでは我慢します...」

 

ここで遂に朝潮も折れてしまうのだった......。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆閑話休題(そんなこんなで)◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、司令官!そろそろ任務を片付けましょう!!」

 

執務室で寛いでいた時、唐突に朝潮が声を上げた。

 

 

「へっ...?にんむ...??」

 

しかし悟空は何も分かっていなさそうにキョトンとしている。

 

 

「出撃する前に説明しました、あの任務です」

 

そう言って朝潮が一枚の紙を取り出し見せる。

 

 

「いいっ...!?それやるんか!?いや、でもよ...」

 

 

「でももヘチマもないです!!さあ、やりましょう!!」

 

ジリジリと迫る朝潮にタジタジの悟空......。

 

 

「...っ!!お、オラちっと海に行ってくる!!」

 

そう言って逃げ出そうとドアに向かって駆け出すが......

 

 

「しれ〜か〜んさ〜ん...

 

 

お仕事...ちゃんとやらなきゃダメだよ?

 

 

 

「......っ!は、はい!!」

 

・・・・・・・悟空よ、女は怖いな




オッス!オラ悟空!!

いやぁ〜!!フミヅキの奴怖ぇなぁ...!

怒った時のチチみてえだったぞ......

にんむしょるい?ってのをやらなきゃなんねえみてえだけど...ん〜...これどうすりゃいいんだ?

......ん!?なんだおめえ?

次回!異世界の英雄は(ふね)と海を往く!

悟空に救世主!?任務娘大淀!!

ぜってえ見てくれよな!!

悟空の指揮下にいて欲しい艦娘達は?

  • 駆逐艦達一択!ロリロリ艦隊結成!
  • 軽巡、重巡選り取りみどり!
  • 空母、軽空母の空から特攻!
  • 男なら戦艦!!ガンガンせめて強くなれ!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。