【艦隊これくしょん】「雨」合同作戦誌【合作】 作:ウエストポイント鎮守府
空襲を受けたが、伊藤軍曹に助けられた私は地下の臨時医務室に向かいつつ大石少尉に患者の状態を聞いていた。
「率直に言ってかなり不味い状態です。右足の破片に切り裂かれた傷からかなりの出血があったようでショック・パンツを使いましたが血圧は低いままです。先ほどの爆撃の衝撃でまた傷が開き出血しています。幸いにもそれ以外は問題ありません」
応急処置もかなり腕のいいものがやったらしく移動には耐えれたが爆撃がこっちにも被害を及ぼしているとは……。破片は大きいものはショック・パンツ──空気圧によって脚部から腹部圧迫し血流を上昇させるもの──を履かせる際に摘出したようだが、小さいものが中に刺さったままのようで摘出しなければならない。
「よし、わかった。早急に治療を行う。準備を整えてくれ」
「すでにある程度整えています。一番準備できていないのはあなたです」
指をさされ自分の体を確認すると土まみれで汚れていた。むぅ、このままでは患者に細菌が入ってしまいそうだ。
「ああ、すまない。着替えたらすぐに向かうから簡易処置だけでも先にしててくれ」
大石少尉は頷くと部下とともに大佐の治療に入った。さて、急いで着替えるとしますか。
*
私が着替えて臨時医務室に入ると大石少尉が誰かと何やら言い争っているのが聞こえた。何事かと思い慌てて駆け付けると陸上戦闘服を着た海軍の中佐がなにやら命令書を掲げ言っていた。
「再度繰り返す、この大佐は我々海軍で引き取る。我々が管轄している医務室で処置するため応急処置を施した後、移動させる。わかったな」
「ちょっと待ってください」
大量出血で死ぬかもしれない患者をこの期に及んで移動させるだと、ふざけているのか。都合よく大石少尉が私の名を呼んでくれたおかげで海軍中佐が振り返り私が言葉をつないだ。
「第二十一医療中隊隊長の
振り向いた海軍中佐はこれまた患者同様見たことのない顔で掲げていた命令書には司令官の印だけではなく海軍の連合艦隊司令長官の印も押してあった。
「この命令書の通り私はここに運ばれた石橋大佐を硫黄島要塞内の海軍医務室への移送を実行させるために来た。理由としては機密保持の観点から説明は行わない」
「医療士官として申し上げますが現状、大佐の状態はよろしくありません。ショック・パンツを前線の応急用のものではなく救急車内のものを使用しても血流が不足しています。傷も大きいため止血は困難です。移動はお勧めできません」
海軍中佐はこの返答に満足できなかったのか頭を振りつつ、顔に手を当てた。
「中尉、君ならできると上は判断している。司令部の医療品も提供するからやれ」
あの司令官が医療品の提供を許しただと? そこまでして移す必要がわからない。本当に何がしたいんだ。
「中佐、私は面子や機密のために一人を優先するのではなくその手間を他の多くの人間に割こうとする人間です。命令とあらば実行しますが司令部からは多くの医療品を提供していただくことを期待していると司令官にお伝えください」
*
「いいか、射撃命令が来るまで撃つなよ」
薄暗いトーチカの中で
深海棲艦の中でも駆逐艦以下にはM2重機関銃が効率よく通る。装甲は無いに等しい上、深海棲艦の中では大型とはいえせいぜい数メートルの体は狙いやすい。ベルトをノルウェー製の
「はっ」
機関銃手は短く返事をして両脇ハンドルを再度握りしめた。他の部下はMINIMI軽機関銃の機銃手以外は機関銃と無反動砲の再装填支援についてもらっている。ミニミならバラ撒けるからいいが小銃じゃあ余程近くないと大して役に立たない。64式小銃があればよかったが、あるのは89式小銃だけだ。しかし、既にかなりの数が南の砂浜に上陸しているがまだ攻撃命令は出ない。摺鉢山の砲兵陣地と水際の防御陣地壊滅後は散発的に自走砲が射撃するだけでこちらは大して撃ってない。ようやく司令部が頭を働かせある程度上陸してから射撃することにしたらしい。深海棲艦は陸上では途端に動きが鈍くなる。どれもせいぜい人間が走る速度か遅い車程度だ。今、目の前では対戦車地雷や大型のチェコの針鼠擬きで海岸からなかなか侵攻出来ない深海棲艦がうじゃうじゃいる。後ろからは詰まっていることなどお構いなく上陸しようとする奴らが海岸線上にズラっと並んだ。そろそろかもしれん。
「司令部より各防御陣地へ。攻撃開始、攻撃開始」
「射撃開始!」
機関銃手がトリガーを押し機銃手とともに射撃を開始した。狙っていた駆逐級は12.7mmx99弾に貫かれ爆発炎上、ATM手が
観測のためにペリスコープ越しで見ているが、これは二度と見れない光景かもしれないと頭の片隅で考えていると戦車隊に砲弾が殺到し爆炎がひとつ上がる。視界の左手、海岸側にのそりと駆逐級の姿が映った。
「機関銃手、あの近い駆逐級を殺れ」
2つ目のベルトを装填し終えた機関銃手に命令をだし、復唱した機関銃手が近距離の駆逐級に射撃を集中した。側面を見せていた駆逐級はこちらを振り向くことすら出来ず頭部をズタボロにされ炎上した。
「その後ろの……」
後続の駆逐級への射撃命令を出そうとしたが、近くへ砲弾が着弾し首を竦める。刹那、耳が痛くなる程の轟音が聞こ耳を抑えた。今度はなんだ! その方向を顔をしかめながら見ると近くの野砲を置いた陣地から爆炎が上がっていた。
「っくそ、近いものから殺っていけ!」
再びペリスコープを覗き込むと、外側が砂か何かで若干汚れ視界が狭まった。外に出て拭きたくなる衝動を抑えつつ海岸線を見ると大きな爆炎が上がった。戦艦級が一隻爆ぜたようで周囲の駆逐級や軽巡級が煽りを受け誘爆したり損傷したりしている。鏡とガラス越しでも衝撃を感じ気分が高揚した。
「銃身交換!」
M2の機関銃手がそう宣言し彼はカバーを開きベルトリンクをエキストラクターの上に置いてカバーを閉めてコッキングハンドルを引いた。耐熱グローブをつけたやつが銃身を外し新しい銃身に交換した。
銃身交換が完了したのを確認し俺は再び射撃命令を出した。
*
三十分程同じことを繰り返し、一度本土からやってきた戦闘攻撃機が弾薬が尽きるまで深海棲艦を攻撃したがこちらは押されている。深海棲艦は防御陣地を少しずつ破壊し前進を続けていた。
「分隊長、M2の残弾はベルト二本だけです。パンツァーファウストは一発残っていますが、焼け石に水です」
副分隊長の伍長がそう言ってくる。
「分かっている! まだ小銃擲弾は残っているな?」
「はい、各員に四発ずつ残っています」
「四十発もあれば後退はできるはずだ」
まあ、当たればの話だがな。それを突っ込んでくるほど伍長は馬鹿じゃないのが幸いか。弾薬不足による後退を許可してもらおうと備え付けの電話で司令部に繋ぐ。
「こちら第四一六トーチカに展開中の第二八補給中隊第二小隊第一分隊、弾薬不足のため後方の防御陣地への後退許可を要請する」
「こちら司令部、第二八補給中隊第二小隊第一分隊は隣の第四一七トーチカの部隊後退後に後退せよ。第四一七トーチカは既に弾薬切れだ。五分ほど援護せよ」
こっちだってもう殆どないんだと怒鳴りたいが隣は完全に弾切れか。戦友を見捨てる訳には行かない。
「了解、後退支援を行い五分後に後退する」
通話を切り、部下共に命令を伝える。
「野郎共、隣の後退支援だ。五分間支援した後我々も下がる。機関銃手はそれまでに撃ち切っておけ、パンツァーファウストもだ。ほかは小銃擲弾の用意をしておけ」
部下は了承して行動を始めた。俺はペリスコープを覗きつつ箱から小銃擲弾を取り出し小銃に差し込んだ。弾倉を抜いて弾が入っていることを確認し再度挿入する。第四一七トーチカの連中は丁寧にこちらに一報いれ急いで後退した。機関銃補助手が最後のベルトを入れてコッキングハンドルを二回引いて撃ち始める。ATM手がパンツァーファウストを放ち成形炸薬弾が戦艦級の盾を片方破壊した。戦艦級がこちらに撃ったが被弾の衝撃で上手く狙えないのか至近弾すらなく飛び越えていく。
「第四一七トーチカ後退完了。第四一六トーチカ、後退せよ」
「了解、事前の計画に従い後退する」
機関銃手が全て撃ち切ったのを確認し伍長を先頭に立てこもっていたトーチカから久しぶりに外に出た。硫黄の匂いと硝煙の匂いの中に若干血の匂いを感じる。最後の部下が出たのを見て殿に着く。トーチカの中では機関銃の射撃が篭ってよくわからなかったが頭上や近くを沢山の砲弾が飛んでいた。空には暗い雲が立ち込め偶に曳光弾の光が見え綺麗だった。
「進め進め、急ぐんだ!」
百メートルも無い距離に駆逐級らしい影を見て部下の尻を叩く。地下を通ってもいいが周囲の地下道は必要最低限以外は工兵が爆薬を仕掛けているため邪魔になる。塹壕の中を後退場所の飛行場付近まで進むしかなかった。
飛行場付近まであと半分といったところで地面が揺れた。
「地震か?」
「いや、後ろだ!」
振り返ると、海岸線一帯で土煙が上がり轟音がなった。海水が海岸に向かい流れていく。土や砂が雨のように降ってくる。
「工兵が地下道の一部を爆発したようだ!」
伍長が叫び歓声が湧く。銃を掲げる者もいた。俺も喜ばしいがそれよりもこいつらを比較的安全な場所に行かせることを優先。
「喜ぶのはいいが、足を止めるな。一部深海棲艦は既に近づいているぞ」
その時だった。ヌルリと駆逐級が後ろの丘から出てきた。一瞬心臓が止まるかと思ったが、動いていた。幸いまだ気がついていないのか横っ腹を向けている。
「総員、擲弾用意。よく狙え」
駆逐級がここから見えない位置に向け砲撃し、動きが鈍っている。深海棲艦独特の生臭さが漂ってきて非常に不快に感じた。部下が構えたのを確認してハンドサインで射撃を指示する。
一瞬だけ部下に遅れて俺自身も引き金を引き、頭部に向けて擲弾を放った。
擲弾は距離が近かったこともありうまいこと頭部に集中しいくつもの穴を穿った。脳を破壊されたのか駆逐級は動きを止め倒れ、体を痙攣させている。よかった、上手くいった。正直五分五分だったがなんとかなった。
もうこんなに浸透されているのかとも思い、一刻も早く飛行場付近まで後退した。
車体を埋めた七四式戦車トーチカの脇を通り飛行場付近の防御陣地へたどり着いく。
「第二八補給中隊第二小隊第一分隊だな? この塹壕で待機しろと命令だ」
「了解、少佐殿」
戦車トーチカの先の塹壕にいた少佐と話して塹壕に入り、その中を歩いた。既に後退した部隊がいくつもの塹壕の中に展開していて皆不安そうな顔をしている。多くの深海棲艦を撃破したがまだうじゃうじゃいやがるから押されている。援軍とやらが来ない限りここで玉砕することが容易に想像できてしまう。指定場所までもう少しという所で連続して衝撃が起きた。
ドスンという音が聞こえまた連続した衝撃と轟音が聞こえ、振り返る。戦車トーチカの首が吹っ飛び火炎が上がっている。少し離れた場所では走っていた機動戦闘車が綺麗に爆散した。
「伏せろ!」
誰かが叫び頭を押さえ伏せた。砲撃か、塹壕の中に伏せながらそう考える。飛行場の方で爆発が連続して発生し、焦げ臭さが漂う。
「軍曹、こっちだ!」
先任軍曹が塹壕の先の地下道入口から手招きをし、招かれた。部下もその中に退避させ先任軍曹とともに入口で外を見た。
「どうやら戦艦級が後退したのと鬼級がさらに後方に出現したらしい。摺鉢山の残存部隊が見つけたようだ」
「鬼級ですか?」
「ああ、軽巡駆逐級を前に出して戦艦級と鬼級で支援砲撃って感じらしい」
その結果がこれか。重巡級が確認されてないのが気になるがこの状況じゃあどうでもいい。着弾の衝撃で土がパラパラと落ちてくる。この砲弾の雨が降やむ頃には防御陣地や地下に逃げれなかった戦闘車両は生き残れないかもしれない。そうなればもう、勝てる要素など全くない。
先任軍曹が地下に降りていってこの入口から外を見ているのは俺だけになった。少しでも気分を上げようと消毒のため、気付けの為に忍ばせておいたスキットルに入れたウォッカを呷る。砲弾を見ながら呷る酒は案外いいものだ。……ここが死に場所か。そんなに楽しめなかったがいい光景はそこそこ見れた。願わくばもう一度家族の墓参りに行きたかったが、こちらが行く番らしい。
「もうちょっと、度を強くすべきだったか……」
いまいち気付けの役に立たない酒をもう一度呷り、空を見上げる。ん、今なにか光らなかったか? また光った。首から下げていた双眼鏡を取り出し光源を見ると……。思ったより、俺は酔っているらしい。よく分からん機械をつけた変な服の少女が空挺降下だと?
「は?」
もう一度覗き込み苦労して見つけるとパラシュートを開き機械から何かを撃っていた。ミニスカ巫女服? あ、白い。もっとよく見ようと塹壕に出て空を見ると飛行場付近に六、南に十二のパラシュートが見えた。巫女服擬き少女をもう一度見るとパラシュートを上手く操作しながら機械から撃っていた。狙われた駆逐級は消え、軽巡級は一撃で爆散する。着弾した弾はここで一番大きい一五五mm榴弾砲よりも大きな土煙を上げ、深海棲艦の重巡級から戦艦級レベルのものだ。彼女は地表近くでパラシュートを切り離すと丘の影に隠れてしまった。
「あれは、一体……」
「まさか、本当に来るとは……」
声がして振り返ると先程の先任軍曹が呆けた顔でまだ降りているパラシュートを見つめていた。気がつけば砲撃音は聞こえるが砲弾の雨は止んでいた。
「ありゃ、艦娘だよ。南西で戦果をあげた特殊部隊。で、見た目は少女だけど正に一騎当千さ」
「艦娘……」
俺は艦娘という言葉を噛み砕きながら、先程目にした少女達のことを思い浮かべる。既に彼女たちの働きで飛行場付近の深海棲艦は殲滅されたらしい。生き残った機動戦闘車は移動をしている。戦場の女神とも艦の化身とも取れそうな彼女達は我々をこの地獄から救ってくれるかもしれない。お、司令部から通信か。
「第二八補給中隊第二小隊第一分隊、こちら司令部。弾薬を持ち前進せよ。鎮魂の丘まで前進し次の命令に備えよ」
「了解。補給後前進します」
通信を切るとどうやら隣の先任軍曹にも前進命令が出たらしい。トーチカを再度利用するのか? まあ、いい。部下共と弾薬を補給しなければ。
伍長が地下道入口から出てきてこちらに駆け寄ってきた。
「分隊長、攻勢に出るようですね。援軍が来るとは思ってなかったですが、分隊長の墓参りに行かなくて済みそうです」
「お前はどうやって生き残る算段なんだ? っと、すまないな」
伍長が消費した擲弾筒を渡してきて受け取った。伍長はニヤリとするし、口を開いた。
「分隊長の肉を食って籠城します。運が良ければ助かるでしょう」
「俺の肉は上手くないぞ、さあ行こう」
部下共が出てきたのを確認して塹壕を来た道を辿って撃破された戦車トーチカの傍を通る、他の部隊も弾薬を背負い前進している。丘を越えれば彼女たちの勇姿が見えるかもしれないそう考えると足取りは軽かった。丘の頂上にたどり着き海岸線を見ると、何かがこっちに飛んでくるような感じがした。
あれは一体、ぐぅっ………。
*
司令部近くの医療室がやっと本格活動を始めたお陰でここに運ばれてくるのは余程の重傷者か近くで負傷した人だけになった。あの海軍中佐は思ったより権力を持っているのかもしれない。
砲弾の雨は援軍のお陰で止んだが、普通の雨が降ってきたようでここに来た患者がずぶ濡れであることが多い。そう、目の前の彼もそうだった。同じぐずぶ濡れの伍長が運んできた時にはもう手遅れだった。
「伊藤
彼の分隊は前進の際に戦艦級もしくは重巡級が放った砲弾が本来の目標である
私もたった一瞬の付き合いだったが命を救って貰えただけあって、非常に、とても悲しい。
彼が生きていれば、この戦いの後に一緒に酒が飲めたかもしれない。彼の分隊も喜びのまま切り抜けられたかもしれない。いい人を無くしたと感じ、目を拭いた。
ふと、彼のヘルメットに家族写真が入っていることを思い出しヘルメットを外して確認した。そこには今よりは若く喜びに満ち溢れた彼と奥さん、そして小さな娘が写っていた。写真をひっくり返すと、《二〇一九年 五月十三日 いわき市小名浜にて》と書かれた写真が入っていた。
この写真を彼の家族の墓に供えよう。それが私ができる彼への最大の恩返しだ。そう感じた私はその写真を胸ポケットにしまい彼の記録を書き終えた。
*
『番組の途中ですが、速報をお伝えします。先程国防省が本日二十時頃に硫黄島防衛に成功したという発表を行いました。繰り返します、国防省が本日二十時頃に硫黄島防衛に成功したという発表を行いました。これにより──』
これでこの物語は終わりだ。彼の写真は今、家族と共にある。今でも周忌の時には墓参りをしているんだ。
騒いでどうしたんだ? テレビを見ろ? これは──
参加しちゃいました。
提海さんは素晴らしいお方なので断れませんでした。讃えましょう。
私は今この瞬間、若干繋がりのある(実質ほぼ無い)二作目をほかの参加者が締切を守らなかった尻拭いのため頑張って書いてます。艦娘と銃のイイ作品だよ! 楽しみにどうぞ。あ、先に言っておきます。私は艦娘が好きだけど自分の登場人物には死に方を作る人です。因みに千畝中尉は家族に見守られて死ぬ良いルートです。艦娘にもそう死んで欲しいけど欲しくないなあって。
艦娘登場以前の通常兵器対深海棲艦というのを書きたかったんで書きました。本当は智畝中尉の手術シーンも書きたかったんですが、無理でした。
深海棲艦の設定は兵器よりな生命で数メートルサイズが普通。艦娘は人造人間です。
最後に、他の人の作品もよろしくお願いします。
追伸:某魚(マグロじゃないほう)はさっさと書け。