【艦隊これくしょん】「雨」合同作戦誌【合作】 作:ウエストポイント鎮守府
迷走重ねすぎて何書きたいのか全然分からん!
多分作者の性癖モリモリなので精神に支障をきたした方は、すぐに読むのをやめましょう。そんなことにはならないとは、思う……ゾ。
1話 プロローグ
ここは横須賀にある私立
そんな学校に通う堤和也は、この4月で2年生に進級した。とは言っても特に友達も多くないが、それなりに充実した生活を送っている。
そんな彼には一つ懸念すべき問題があった。
「やっほーカズヤン!」
学校に続く桜並木の向こうから走ってくる、薄緑色のロングが特徴的な一人の美少女。彼女こそが和也の抱える問題であった。
「いい加減その呼び方やめてくれない? 鈴谷」
「別にいいじゃん。幼馴染なんだし」
その正体は彼の一つ上の幼馴染の鈴谷であった。
和也と鈴谷は家が隣同士であり、物心ついた頃から一緒にいるほどの仲である。中学生の一時期は離れ離れになっていたこともあったが、現在は元に近い関係にまで戻っている。
「いやー、カズヤンももう2年生かぁ。時間が経つのは早いなー」
「鈴谷もそんな変わらないでしょ」
「そうかなぁ?」
鈴谷はわざとらしくとぼける。これには和也も頭を抱えるしかなかった。
そうしているうちに二人は昇降口に着く。
「じゃ、またあとでね!」
最初から最後まで振り回しっぱなしの鈴谷であった。
和也は、新しい教室の扉に張り出された座席表を確認すると、静かに教室に入っていった。彼自身友達は少ないことを自負しているため、誰が同じクラスであるかなんて考えるだけ無駄だと思っている。
彼の席は教室後ろの廊下側だった。とても良い席とは言えないが、仕方がないことを彼は悟った。
そのまま荷物を机の横に引っ掛け、顔を机に伏せる。誰とも関わらないようにする方法の一つ、寝たふりだ。
しかし、その寝たふりを阻止した者がいた。
「和也君?」
声を掛けられ、仕方なく顔をあげてみると、そこには黒の短髪が似合う少女の姿があった。
「速吸か」
「良かった、知り合いがいて……。一人だったらどうしようかと思ったぁ」
女子テニス部のマネージャーをしている彼女は、去年一緒のクラスだった。活動的な見た目に反して人見知りな部分があり、和也同様あまり友達は多いとは言えない。むしろ部活以外では彼しか友達がいないような状況である。
「席もちょうど隣だし、また一年よろしくね」
「はいはい」
和也の素っ気ない返しに、速吸はニコッと笑いかけた。
和也は部活には所属していない。その代わり委員会に所属している。彼は図書委員なのだ。
彼が図書委員になった理由は一つしかない。やることが簡単だったからである。そもそもこの学校の図書室は人の出入りが少ない。勉強のために訪れる者もいるが、大抵は受付のところに座っているだけでよいのだ。
そんな理由で入った図書委員会であるが、この日は新しく委員会に入った新入生との顔合わせがあった。
今年は2人が入ってきた。一人は関口という男子だ。まだ中学生の気分が抜けきっていない。
もう一人は女子だ。白に近い銀色のボブヘアーが特徴的な愛らしい容姿をしている。
「浜風です。よろしくお願いします」
礼をした姿からは根っからの礼儀正しさを感じられた。
顔合わせのあと、さっそく委員会の仕事をしてもらうことになった。二人にはそれぞれ上の学年の委員がつくように組まれる。
この日の担当は俺と浜風に決まった。
「今日はよろしくお願いします、堤先輩」
「あぁ、よろしく」
なんと淡白な会話なんだろうと和也は思った。
それぞれの話は時系列順に並んでますが、互いに独立しているので好きなルートから読んでください。