いじめの逆襲   作:ミルクティー365

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いじめの逆襲

A

男はいじめられていた、学校では物を隠されたり、落書きや暴力をされた。

先生は見て見ぬふりをする、親は男に対して無関心。

いじめあるあるのようなことをされてきた。

男は今日もいじめられていた、クラスの奴らも助けはしない。

どのかの主人公になったのか、正義のヒーロー気取りのやつが現れて、助けてくれるということもなかった。

まず男は助けを求めてなかった。

自分が行動せずに誰かが助けるわけないと、今までの人生で味わってきた。

だけど俺は助けを求めることもしない、だからと言って逃げて死ぬという選択をする訳でもない。

だけどやり返したら、こちらの立場も危うい。

しかも相手は複数人いる、そんな相手に単独で立ち向かうのは自殺行為だ。

男はパソコンを開き、作業を始める。

そしてとある物を取り出す、USBメモリーだ。

 

ある日の放課後の学校で、男はとある物を見つけた。

いじめのリーダーのスマホだ。

男はすぐさまにそのスマホを手に取り、カバンの中からアルバイトで使う専用のノートパソコンを取り出した。

男はスマホの電源を入れたが、パスワードを入力しないと行けなかった。

パスワードとして1番無難な誕生日を入力してみた、0125。

パスワードが解除された。

4桁のパスワードで1番使用されてるのが自分の誕生日だと言われてる、案の定今回はビンゴだった。

すぐさま男はバックアップを始めた。

バックアップの間、男はとあるサイトにて捜し物をしてた。

男は目当ての物を見つけるとそれを直ぐにダウンロードした。

ちょうどスマホのバックアップも終わり、バックアップデータをUSBに移動した。

そしてパソコンとスマホを繋ぎ、先程ダンロードした物をスマホに移す。

移し終わったことを確認し、問題はなかった。

廊下の方からいじめてる人達の声が聞こえた。

まずいと思いスマホを元の場所に戻し、ノートパソコンを片付けた。

いじめてる人達が入ってきた、リーダーが気づき睨みつけてきたが、時間がなかったのかスマホを取って帰って行った。

男は笑った、一人教室の中で。

 

これはその時に入手したUSBだ。

男はデスクトップパソコンに繋ぎ、バックアップデータを確かめ始めた。

LINEなどのやり取りバックアップしたため、全てが丸裸状態である。

どんな家族構成なのかもわかる、どんな話をしてるのかもわかる、どんな写真を持ってるかもわかる。

男はニヤリと笑った、記憶力がないのかメールアドレスとパスワードがメモしてあった。

電話番号なども全て見れる。

男は少し心配になってきた、ここまで都合よく行っていいのかと。

情報を丸裸に出来たし、アカウントも乗っ取れる。

それにあいつのスマホには、こないだダンロードしたGPSも着いている。

とある場所からずっと動かないことを考えると、そこが家か。

あらゆる情報を乗っ取った男はどうするかを考えた。

男はいじめられていた時のことを思い返し、考えて、一つの案が浮かんだ。

アイツらを殺したいが、リアルで殺すとまずい。

ならば社会的に殺すことは出来る。

男はまずバックアップデータから数枚の写真を取り出した、そこには卑猥な写真や悪事が写っていた。

いじめられている時に撮られた写真もあった

男はFacebookにログインをした、もちろんリーダーのアカウントで。

すぐさま男はパスワードを変えた、フォロワーを見ると、人数はそこそこ居た。

男は勝ち誇ったように笑った、とりあえずいじめの写真だけをタグ付けしてFacebookに投稿した。

すると男は次に、とあるサイトに行って、そのサイトの仲間たちに、写真を投稿したFacebookを拡散してくれと頼んだ。

すぐさまそこのサイトの人達は食いつき、瞬く間に広まった。

男は作業を終わらせ、リーダーのFacebookを見た、早く消した方がいいぞとか、いじめはやっては行けないことだぞ、しかもそれをネットにばら撒くとかバカなのかというチャットも来てたが、面白がって拡散するやつもいた。

タグ付けし、学校の名前、リーダーの名前、その仲間の名前、リーダーの住所などを書いてたが凄まじいことになってた。

リーダーのFacebookは炎上した、こちらもチャットしてるヤツらに失礼な言葉使いをしてるため、炎上は収まることをしれず、広がって行った。

 

B

家に電話が沢山かかってくる、いたずら電話など沢山だ、しかもみんな知らない人で何故か私の本名を知ってる。

親からは、何をしたとすごくお説教をされた、俺は何もしてないからわからない。

LINEの人達に聞いてみた、帰ってきた言葉はFacebookで炎上してるという言葉。

それ以外にも何か言っていたが、俺は理解出来ずとりあえずFacebookにログインをしようとした。

「パスワードが違います。」

パスワードが違う、打ち間違えたのか、何度も何度も確かめた、メモも見て打ったがやはりパスワードがちがう。

とりあえず別のアカウントでログインしてみる。

「ログインできた。」

とりあえず安心した、そして俺は自分のメインアカウント名を検索した。

「なんだこれは…。」

そこには投稿した覚えのない写真や動画ななどがあった。

しかも個人情報も全て盛れてる、Facebookが乗っ取られた。

すると自分の携帯が鳴った、学校からだった。

学校には個人の電話番号を持ってたら、緊急の時のために教えるようになってた。

恐る恐る電話に出ると、先生の怒鳴る声が聞こえた。

 

「何やってるんだ!さっきから学校にいたずら電話がなりっぱなしだ!しかも全員お前の名前を言っている!これはどういうことだ!」

 

俺も何があってるのか分からず混乱していた。

 

「それに電話の主がFacebookとかどうとか言ってたから、電話の主が言った名前を検索したらな。」

「お前達がいじめてる写真や、動画が投稿されてるじゃないか、お前どういうことをしたか分かってるのか。」

「明日学校に朝早くからこい、それなりの処分が下ると思え。」

 

そこで通話が切れた。

「俺はこれからどうすればいいんだ、何故こんなことになったんだ。」

「俺は死んだ、社会的に死んだ。」

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