いじめの逆襲   作:ミルクティー365

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なりすましメール

「次のターゲットは誰にするか。」

次は誰をターゲットにするかを男は考えていた。

男はいじめっ子のリーダーを社会的に殺してから、ものすごい満足感を感じた。

だけどその満足感は直ぐに無くなった。

だから男は、またその満足感を感じるために、次のターゲットを探していた。

ただ無差別的に人を苦しめるのは罪悪感を感じてしまう。

男は次のターゲットを思いついた、いじめのリーダーの仲間をターゲットにするか。

 

「ねぇ。」

 

男の席の前に1人の女の子がきた、この子は確か。

 

「こないだはありがとうございました、ずっとお礼を言いたかったのですが、またいじめられるのが怖くて。」

 

男は目の前の女の子のことは知っていた、昔いじめっ子達にいじめられていた人だ。

 

「私がいじめられている所を助けてくださり、本当にありがとうございました。」

 

男はこの女の子がいじめられているところを助けたんだ、そして男はいじめっ子達のターゲットになった。

「気にしなくていい、もう終わったことだ。」

男はいじめられていたことはもうどうでもよかった、今はどうやって次のターゲットを苦しめるかを考えるのに忙しいからだ。

 

「あの、助けてくれたお礼をしたいので、今度の日曜日時間ありますか?」

 

男はめんどくさいと思ったが、お礼という事で貰えるもんは貰っておこうと思った。

ちょうど日曜日は今のところ予定は無い。

「日曜日は暇だよ。」

 

「じゃあ日曜に月見公園前で1時に待ち合わせで。」

 

暇とは言ったが、行くとは言ってないんだがな、まぁいいか。

 

「それと、雰囲気変わりましたか?以前と比べたら。」

 

「以前と比べたらなんだ、不良になったと言いたいのか?」

実際最近やってることは、悪い事だと理解はしてるしな。

 

「いえ、そんなんじゃないんですが、以前と比べたら、少しミステリアスな雰囲気になった?」

 

ミステリアスな雰囲気ってどんな雰囲気だよって突っ込みたくなったが、ここは黙っておこう。

「雰囲気が変わったかよく分からないが、まぁそう思うなら変わったんだろうな。」

 

「だけど私は今の雰囲気の君の方が好きかな。」

「あ、決して恋愛感情で好きというわけではないよ。」

 

目の前の女の子は少し焦った表情でそう言った、何に焦ってるかは知らないがどうでもいいことだ。

今はそんなことよりも、ターゲットを苦しめる作戦を立てるのが大変なんだ。

 

「何か考え事?」

 

まだ居たのかと思ったがとりあえず答えておくか。

「まぁそんなところだ、どうすればいいかを悩んでる。」

さすがにどうやって苦しめるかを考えてたなんて言えないしな。

 

「ふーん、まぁ何が悩んでることがあったらいつて相談しに来ていいからね。」

 

女の子はそう言った、悩んでる事ね、まぁその事で話しかけることはないだろう。

男は適当に返事をしてそこで話は終わった。

 

 

 

男はパソコンを突き、とある人物にメールを送っていた。

 

「どうしたの?あやみ?」

 

あやみとはいじめのリーダーの名前だ、男はこのあやみになりすまして、こいつの仲間の1人にメールを送っていた。

メールアドレスもパスワードも全て奪った男にとっては、とても簡単な事だった。

「ちょっとアカウント貸してくれない?」

疑われないように、こいつのLINEのやり取りと同じように送る。

 

「なんで?」

 

やはりそう簡単には貸してくれないか、さすがに直ぐに貸すほどのバカではなかったか。

「今私ピンチの状況じゃん?だから解決するために貸してくれない?刃向かったらわかるよね?」

 

「分かったよ、私のメールアドレスとパスワード、ちゃんとメインアカウントだよ。」

 

するとメールアドレスとパスワードが送られてきた。

「ありがとう、感謝する。」

男はそう言ってメールを閉じた、そしてすぐにFacebookを開いた。

メールアドレスとパスワードを打ち込み、ログインした。

今回はアカウントを乗っ取ることはしない、今していることは情報集め。

リーダーと、このアカウントの持ち主とのやり取りを見ていたが、こいつはFacebookで活発に動いてるようだった。

毎日のようにFacebookに何かを投稿していた。

それに男はこいつが何かを撮影してたことを確認してた。

こいつはGoogleアカウントだし、スマホの種類はAndroid。

男はGoogleドライブを開き、アカウントとパスワードを入力した。

こいつが保存してた動画や写真を確認した。

「マジかよ。」

男は呆れた声で言った、色んな写真や動画が保存されていた、いじめのときの写真まで。

こんな所にいじめのときの写真を保存するなんてバカなのか。

男は笑った、大きな声で、その笑い声は薄い壁を通り越して外にまで響くほどだ。

ここまで計画が上手くいって、ここまでスムーズに進むとは男は思ってなかった。

そして男は計画を進めた。

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