「よし、編集完了っと」
ガルジャムが明けた休日
どこかに出かけることもなく撮影してた動画の
編集作業をしていた。
最初はNFOだけの動画だったけどほかの携帯アプリ
などの動画もあげている。
広告収入がつけられるくらいは再生数があり
割と、稼いでると思う。
ちなみに知っているのは母さんと燐子さん
それにあこちゃんぐらいである。
Afterglowのみんなに知られると、
めんどそう(主にモカとひまり)なので言ってない
「特にやることもないし、何本か撮り溜めでも
してやろうかなー…」
───ピンポーン
なんて思ってた矢先の来客である
母さんは仕事…何か頼んだ覚えもないし誰だ?
「やっほー、かーくん。出かけるよ!」
「あ、すみません。販売なら間に合ってます」
バタン、ガチャッ
うん、なにもなかった。
今日は─ピンポーン─引きこもるって─ピンポーン─
決めてるんだ─ピーンポーン─
「うるせぇぞ!ひまり!」
「いきなり閉めるのはひどいよ!かーくん!」
「そうだぞ、奏」
「ありえない」
「蘭、巴。どうしたんだよ」
急な来客の後ろには蘭と巴もいた
聞くところによるとつぐとモカはバイトらしい
後で顔出しに行くか
「で、今日の俺は引きこもる予定なんだけど」
「そういうのいいから早く準備して」
「俺の予定は無視ですか…」
「どうせ暇だろ?」
「巴まで…」
動画のことを言っても後でめんどくさくなるだけなので
諦めて出かける準備をする
─────────
「で、結局羽沢珈琲店かよ」
結局連れてこられたのは羽沢珈琲店である
どうせまた何かひまりが思いついたのであろうと入店する
「イラッシャイマセー!何を握りやしょー!」
「じゃあ、マグロでお願いしようかな」
「イヴちゃん、だからここお寿司屋さんじゃないから
奏君も乗っからないでよぉ…」
「悪い、つぐ。いつものノリで」
店に入って出迎えてくれたのは若宮イヴちゃん
フィンランドと日本のハーフでスタイルも良く
現役モデルで活躍中である
日本の文化を学ぶために日本に来て
モデルをやりながら羽沢珈琲店でバイトしてるらしい
好きな言葉は“武士道”らしい
「で、ここに集まって話すことってなんだ?」
「ほら!もうすぐゴールデンウィークじゃん!
Afterglowのみんなでどっか遊びに行きたいなって!」
「それグルチャでよくないか…」
「そうするとどっかの誰かさんが返事しないからって
こうして集められたんだよ…」
たぶんこれ蘭と巴も連れまわされたパターンか
苦労するな…。他人事じゃないけど。
ちなみに返事をしないのは俺だけである
用件があるときにしか使わないから、ライブなどの話には
参加するけれども…
まぁNFOに熱中しすぎて返事しないというのもある
「で、どこか行くあては?」
「遊園地!」
「却下」
「なんでよー!」
休日の遊園地なんて滞在時間のほとんどを
並ぶことに費やされる。
ましてや大型連休となると人の数は
とんでもないことになるだろう
「ゴールデンウィークは練習以外は引きこもるって
決めてるんだ俺は。」
色々撮影もしたいしGWにもNFOには
イベントがあるので時間のあるときは
そっちにつぎ込みたい
「かーくんの引きこもり!ニート!」
「俺はまだ健全な高校生だぞ…」
「私は奏君と出かけるのが好きだから、1日だけでも
空けてくれると嬉しい、かな…」
つぐまでひまりの味方か…
「蘭と巴は?」
「あたしは遊園地は微妙だけど、みんなと
どこかに出かけるのは賛成」
「アタシは遊園地でもどこでもいいけどな!」
あぁこれ俗に言う四面楚歌ってやつか
1対4ではさすがに敵わない
「はぁ、わかったよ。1日だけな」
「やった!ねぇ、つぐ!?」
「え、あぁ、うん!」
つぐ、大丈夫か?ひまりに言わされてないか?
ていうかモカ抜きで話してて大丈夫なのか?
「あ、ちなみにモカにはもう言ってあるから
大丈夫だよ!OKだって!」
「そうですかい…」
初めから勝ち目のない戦いだったらしい
─────────
『ということがあってさ(´・ω・`)』
『いいないいなー!あこも遊園地行きたいー!』
『あこちゃんは練習でしょ( ^∀^)』
『うぅー、りんりんー!』
いつも通りにチャットであこちゃん、燐子さんとで
会話をしていた。
『バンドのメンバーとは行かないんだ?』
『うぅー、聞いてよ、りんりんー!
リサ姉と一緒に誘ったんだけど、友希那さんも
紗夜さんも「そんな暇はありません」って…』
『あははは…』
まぁ確かにあの2人には無縁の場所っぽいな
『今回はAfterglowだけって話だしあこちゃんは
また今度行こうな?』
『やったー!約束ですよ!あこと、彼方さんと
りんりんの3人で行きましょう!』
『あこちゃん、私も?((((;゚Д゚)))))))』
『うん!』
頑張れ、燐子さん…
『さて、この辺でおひらきにしますかね』
『うん、そうだね』
『はーい!明日も練習だから頑張らなくちゃ!』
ふぅ…と一息ついてからリビングへと向かう
母さんが仕事から帰ってきてた
なにやらポスターを片手に
「おかえり、母さん。そのポスターは?」
「ただいま。あのね職場の人からもらってね!
あの白鷺千聖ちゃんと丸山彩ちゃんと若宮イヴちゃんが
アイドルバンドをやるんだって!
せっかくだからポスター貰って来ちゃった!」
「へ、へぇ…」
相変わらずの熱心ぶりで…
そのポスターを見せてもらうと
バンド名はPastel❇︎Palletes
母さんがよく応援してる白鷺千聖、丸山彩、
イヴちゃんの他にドラムは見たことない人で
ギターは……ん?
「氷川、さん?」
「あぁ氷川日菜ちゃん?最近オーディションで
受かった子なんだって!ドラムの子も可愛いし
ほんっと楽しみだわぁ」
あぁ別人か、顔が瓜二つだからてっきり
アイドルも掛け持ちするのかと思った
いや、ありえないか。あの堅物がアイドルなんて
天地がひっくり返ってもありえないだろう
「今月末ライブあるから、行くでしょ、奏?」
「え、今月末!?早くないか?」
「あら?蘭ちゃんたちと予定でもあった?」
「いや、それはゴールデンウィークの5月だから
問題ないんだけどさ」
結成間もないはずなのにもうデビューさせるのか
イヴちゃんがキーボード出来るなんて話
一度も聞いたことないし…
「気になるから行く」
「あら、めずらしいわね」
「色々あるんだよ」
氷川さんに似てる人も気になるし
とりあえず行ってみるしかないかな
ガルスタ祭1日目ふらっといるので
行かれる方は楽しみましょう
2日目はAqours 5th loveliveにいます