※読む前の注意点
注意点
このサブイベントは本編とあまり関係ないもので、アリーシャが強くなるには結局なにが必要なの?とかを別の世界に転生した転生者に教えて貰ったり貰わなかったりするサブイベントであり、ゲーム的な話をすればサブイベントを進める事によりゴンベエの第三秘奥義が使えるようになり、最終的にある事を知ることが出来てアリーシャ達の好感度とかがなんかスゴい事になり更なるサブイベントが解禁されたりされなかったりします。
そしてこのサブイベントでアリーシャが槍を使える様になり精霊装擬きを使える様になるとかそういうのはない。所詮はサブイベントだから。
「ふ〜しかし寒いね」
クロウカードを封印すべくメイルシオを出たオレ達。ブッキーは寒冷地用の厚着を着るのだが真っ白な息を出しながら寒さを訴える。
「別にあんたが居なくても問題は無いわ。フィーが封印すればそれで解決するんだし、今からでも残っていいわよ」
「ううん、こうして僕が別の世界に飛ばされたのもなにかの縁だし手伝わせてよ」
文句があるならば帰れというオーラを出しているベルベットを軽く流すブッキー。
まぁ、確かにこうして転生者の16期生が一緒になるのもなにかの縁……縁は意外とバカには出来ない。
「ま、船頭を多くしても山に登る事態にならなければいいがの」
ブッキーがくるならばそれはそれで仕方ないとするマギルゥ。
ベルベット、ライフィセット、アイゼン、ロクロウ、マギルゥ、エレノア、アリーシャ、オレ、ブッキー、黛さんと圧倒的なまでの戦力過多……誰かメイルシオに残っていたらいいんじゃないかと言うのは無しである。
「相手は異世界の魔法だ、異世界の住人が居てくれるだけ心強い……フブキ、お前魔法の力が宿ったタロットカードについて心当たりがあるか?」
「あるよ……ただ……この世界では無い概念の属性の魔法かもしれない」
「この世界の属性っつーと、聖隷の地水火風に光だな」
先ずは敵の正体を探ることとしてブッキーになにが居るのかをアイゼンは聞く。
ライフィセットの格好と封印の鍵の形からして地脈の中にあるのは間違いなくクロウカードだろう。そしてあの時、モアナ達を襲撃したのは木の化け物だった。ロクロウが言うこちらの世界の概念もとい属性とは異なる。
「
「樹……四大元素でなく五行思想とかいうやつに分類される属性か」
「え、この世界に五行思想の概念があるの?」
「ゴンベエからチラリとは聞いている」
あくまでもこの世界は四大元素の考えであり、五行思想の考えは存在していない。
前にアリーシャにチラリと森属性がなんなのか尋ねられたので木属性について教えた際にアイゼンもその場に居たのでザックリとは説明をしている。
「木属性となると……地属性の天族のアイゼンが相性悪いな」
「そう、なんですか?」
「地属性の霊的な存在とかに木属性がぶつかると力を吸い取るんだよ。分かりやすく言えば植物は土から栄養を吸い取って成長するでしょ」
「ああ、確かに言われてみればそうですね」
ブッキーの分かりやすい説明にエレノアは頷く。
にしても、木属性のカードか……水とか風とか炎とかだったら楽に対処する事が出来たんだが……これもまたアイゼンの死神の呪いの一種なんだろうな。
「相手が植物なら話が早いわ。燃やせばいいのよ」
火の神依の様な形態に姿を切り替えるベルベット
「それはダメだ」
割と冗談抜きで危ないので先に止めておく。
「植物なら燃やすのが手っ取り早いでしょう」
「そうなると今度は火生土、火で燃やし尽くした物が生み出す灰によって土の力がパワーアップする。更にはこの辺りの雪がとけて水生木、木が雪溶け水を吸ってしまう……植物を燃やすのは悪くないんだが、場所がなぁ」
ベルベットが仮に木を燃やしたとしてその木の灰が土と混ざり合う。
木を燃やすと同時にこの辺りの雪が溶けて水に変わりそれを土が吸い取り、更には木が吸い取る。メイルシオが豪雪地帯でなければベルベットの力で襲いかかってくる樹を燃やせばそれである程度は解決するのだが……雪がな。これもまたアイゼンの死神の呪いの一種なんだろう。
「ややこしいわね……燃やせないとなるとどうすればいいのよ」
「木属性と相性が良いのは金属性、つまり刃物だよ」
五行思想の概念の入口で手こずるベルベット。まだこんなの序ノ口だが、勉強をしている時間は無いのでブッキーは答えを教える。
木生火の考え通りにやれば他も巻き沿いがくらうのでここは至ってシンプル……襲いかかってくる樹を刃物でぶった斬る。
「おぉ、そりゃわかりやすくていいな」
色々と言ったけどもぶった斬っておきさえすれば万事問題ないと分かると笑顔を浮かべるロクロウ。
斬ることしか考えられないけど、こういうときには便利である。
「封印の役目を担っておる坊はともかくワシは刃物なんぞ持っておらんぞ……チヒロも持っておらんのではないのか?」
「つーか、帰っていいか?」
「黛さんが居てくれないと話進まないっすよ」
「あのな……オレはお前みたいな戦闘タイプの人間じゃねえんだぞ。無理矢理連れてきやがって、怪我したらどうすんだ」
突然変異型の転生者であり、戦闘力は皆無に等しい黛さん。
さっさと恋姫の世界に戻りたいのかメイルシオに戻りたいのか若干だが苛立っている
「んな事を言ってもあんたホントは戦えるの知ってるからな」
「え、そうなの?僕の記憶に間違いが無ければ黛さんって突然変異タイプで戦闘力皆無に等しい人だよね」
黛さんは実は戦うことが出来る。
マクリル浜で愚っさんに殺されかけた時、愚っさんは黛さんに対してビビっていた。ゴッドマキシマムマイティXなんて万能チートを持っている愚っさんがビビるとなれば……黛さんはとんでもない力を持っている。
「オレは戦うつもりはない……それでもなんか言うなら、コレでも使え」
「コレは……ドラゴン?」
めんどくさそうにしている黛さんはドラゴンの頭に似た形をした鍔の剣を取り出す……コレは……
「リュウソウケンだね」
ブッキーは黛さんから剣を受け取り、ジッと剣を見つめる。
黛さんが取り出した剣は騎士竜戦隊リュウソウジャーのリュウソウジャー5人の基本装備の剣であるリュウソウケンだった。
「リュウソウ……ドラゴンの力が宿る剣なのか!?」
「ドラゴンじゃねえ、ダイナソーの力が宿る剣だ」
名前からドラゴンをアリーシャは連想をするがこれは騎士竜の剣、ドラゴンの剣じゃない。
そういえばスーパー戦隊はドラゴンをモチーフにした戦隊を出したりはするけどドラゴンだけのスーパー戦隊は無いんだよな。
アリーシャ達が首を傾げているので使い方を教えようと黛さんを見つめると黛さんはモサチェンジャーを取り出した。
「お前はこっちの方だろう」
オレ、本音を言えば猛る烈火のエレメントの天空勇者がいいんだけどな。
ゴールドリュウソウルを黛さんから受け取るとモサチェンジャーにセットする。
『ケ・ボーン!』
モサチェンジャーから音声が鳴り響くと黄金色の騎士の様なものがオレの周りに現れる。
『ノッサモッサ!モッサッサ!ノッサモッサ!モッサッサ』
「リュウソウチェンジ!!」
『リュウ!SO!COOL!』
「へ、変身した!」
「栄光の騎士、リュウソウゴールド」
決まった……珍しくカッコよく決まった。
オレは黛さんが取り出したモサチェンジャーの力でリュウソウゴールドにリュウソウチェンジした。
「おぉ……いいな、それ!!」
リュウソウゴールドを見てテンションを上げるロクロウ。
残念な事にモサチェンジャーは1個しかないので使うことが出来ない。代わりにとリュウソウケンを受け取り、リュウソウチェンジャーを手にアライズするとブラックリュウソウルをリュウソウケンにセットする。
『わっせい!わっせい!そう!そう!そう!わっせい!わっせい!それ!それ!それ!それ!』
「リュウソウチェンジ!!」
『リュウ!SO!COOL!』
「ふぅ……いいな、これは!!」
リュウソウブラックへとリュウソウチェンジをしたロクロウはテンションを上げる。
「男ってどうしてああいうのが好きなのかしら」
「さぁ……ロマンとかじゃないのですか?」
リュウソウジャーに変身する事に全然テンションを上げていないベルベットとエレノアは一線を引いている。
リュウソウジャー……強いんだぞ。ブラックホール的なの操ったりすることが出来るんだ……最強の戦隊はゴーカイジャーだけど。
「よしっ、私も……アイゼンはしないのか?」
「……黄色はないのか?」
ピンクリュウソウルを手にリュウソウチェンジをしようとするアリーシャだがアイゼンの手が止まっている事に気付く。
アイゼンはどうやら色に不満があるようだ。残っているのは赤と緑と青で、ピンクはアリーシャが使おうとしている。アイゼンの色的には黒だが黒はロクロウが使ってしまっているので黄色が無いのか黛さんに尋ねるが黛さんは首を横に振る。
「騎士竜戦隊リュウソウジャーは赤、青、ピンク、緑、黒のイエローのいない戦隊で追加戦士がゴールドなんだ」
「っち……ならばオレはリュウソウチェンジしない。そもそもでオレに騎士竜なんてものは合わん。オレに恐竜が合うというならばそれはそうだな、ブラキオザウルスだ」
なんかアイゼン、変な電波を拾っていないか。
アイゼンがリュウソウチェンジャーとリュウソウケンを黛さんに返すとアリーシャがリュウソウピンクにリュウソウチェンジした……アリーシャはピンク色だな、うん。
「僕、あっちの方が良かった……」
「ほら、イジケないの。あんたのその格好、様になってるわよ」
「かわいいって意味ででしょ!僕はカッコいいのになりたいの!!」
リュウソウジャーにリュウソウチェンジしているオレ達の姿を見て羨むライフィセット。
残念ながらライフィセットは今回はカードキャプターライフィセットになる
「さて、そろそろ厄介な地点に入ってくるんじゃないかな」
リュウソウジャーに変身してみたものの、ソウルが上手く使えないと判明したので元の姿に戻ると危険地帯に入る。
今まではなにも出てこなかったが、ここからは違う。ポケモンのオーロットの様な見た目の木の魔物がウジャウジャと居る……それら全てを燃やさず斬らなければならない。
「ベルベット、喰らうなよ」
アレも一応はクロウカードの力の一部だ。喰らってしまえばなんかとんでもない事になる可能性がある。
やることは金属性の物で斬ることで燃やしたりしてはいけないとクロガネに作ってもらったオリハルコンの刀を取り出して闇を纏う。
「ここは僕に任せて」
「フブキ、貴方あんな変な魔法を使っていましたが戦えるのですか?」
「ゴンちゃんほどじゃないけどね」
そういうとブッキーの周りに冷気が漂う。
ブッキーもなんだかんだいって転生者であり、地獄の転生者養成所の訓練を終えたんだ……黛さんみたいな突然変異タイプの転生者でない限りは弱くはない。ブッキーは足元を凍らせていき、スケートの様に滑って木の化け物の前にいく。
「真アイスグランド!!」
さっきまでのは完全にふざけていたと思わせるかの様に木の魔物をカチンコチンに凍らせた。
「この辺りは寒冷化が激しくなっていて植物が生えにくい、仮に生えても寒さに強い植物だが……それを一瞬で凍らせるとは」
「さぁ、僕が動きを封じるから皆、思いっきり叩き斬ってよ!」
ふざけていた時とは一転し、ブッキーは頼もしさを見せる。
木の魔物はブッキーを睨んできて、腕である木の枝を振るってくるがブッキーはイナバウアーをして避ける。無駄に綺麗に動いているな。
「真スノーエンジェル」
木の魔物の中心部に向かい、スノーエンジェルを使ってカチンコチンに氷漬けにする。
流石の植物も氷漬けにされてしまえばどうすることも出来ない。オレ達はブッキーが凍らせた木の魔物を砕いて破壊していく……いやぁ、便利だ。
「ブッキー、相手の動きを封じるだけじゃなく自分も攻撃していいんだぞ」
「うん……じゃ、ちょっと本気になろうかな」
ブッキーはベルトのバックルに触れるとベルトのバックルからサッカーボールが出てくる……コナンの映画でお馴染みのボール射出ベルトじゃねえか……超次元サッカーを武器にしているブッキーには最高のアイテムだな。
「吹き荒れろ……エタァーナル、ブリッザァアアアアドッ!!」
吹雪士郎の代名詞とも言うべき必殺技であるエターナルブリザードをブッキーは撃った。
氷漬けにされて冷気を纏ったサッカーボールは木の魔物を凍らせると同時に貫いて破壊していき、猛吹雪を巻き起こす。
「あいつ……あんなに強いの……」
ベルベットはふざけていた姿からは見えないブッキーの強さに言葉が出ない。
オレの目に間違いが無ければ全力を出したベルベットでもブッキーには敵わない。アリーシャも同じだ……それだけブッキーは強い。まぁ、オレの方が遥かに上なんだけども。
「コールスロー!」
冷気を纏った拳で氷漬けにしつつ殴り飛ばす
「必殺クマゴロシ・斬!」
熊をも殺す勢いの二度蹴りを加えたシュートを飛ばす
「必殺クマゴロシ・縛!」
「ひょえ〜、ワシ達完全に不要じゃのう」
圧倒的な力で木の魔物を圧倒していくブッキー。
一方のオレ達はというとブッキーが氷漬けにした木の魔物のおこぼれを貰っている状態であり、マギルゥの言うとおり不要なのかもしれない……ただな……
「クソっ、全然減らない」
ブッキーはかなりの数を凍らし、蹴散らしていっている。それなのに木の魔物は全然減らない。
仏の話が本当ならばクロウカードは地脈の力を吸い取っていて、この近くに地脈の力が地の底から溢れている地脈湧点がある……無尽蔵に木の魔物が溢れ出ている。
「ブッキー、このままずっと戦っていたら音を上げるのはオレ達の方だ」
「じゃあ、誰かがずっとぶっ通しで戦っている間にクロウカードの封印にいくのかい」
「それもありだが、それを誰がするかだ……お前もうキツいだろう」
バンバンとブッキーは必殺技を撃っている。そうしないといけないぐらいに木の魔物はいる。
顔色は変わっておらず汗はそこまでかいてはいないのだが、それでもブッキーが疲れている事は感じ取れる。ブッキーは外気功が使えないから……そのうち、ガス欠を起こしてしまう。
「大丈夫だよ、まだ戦えるっ……」
「ライフィセット、魔法の力が宿ったタロットカードはまだか?」
「……まだだよ。まだ、もう少し奥にある……行くには、ここを切り抜けないと」
空元気を見せるブッキー。早いところ決着をつけたいところだが、まだまだある。
些か不安が残ってしまうがここはオレが残って道を作るべきか……
「アルティメットサンダーを使えば切り抜けられるんじゃないのか?」
どうやってこの場を切り抜けようかと考えていると黛さんが提案をしてきた。
「アルティメットサンダー……確かにそれならば切り抜けるけど無理だ。僕とゴンちゃんならいけるけど、後3人足りない」
「私達ではダメなのか!?」
アルティメットサンダーを撃つには5人必要だ。
アリーシャ達は……いけるか。最後のサンダーの部分をオレがどうにかすれば……全員の力を合わせればはず。
「マギルゥはエレノア、エレノアはアメッカに、アメッカはロクロウ、ロクロウはアイゼン、アイゼンはベルベット、ベルベットはブッキーにボールを蹴り飛ばせ!」
「皆、ジグザグになるんだ」
フォーソードでの分身も考えたが、ベルベット達に賭ける事にした。
オレがベルベット達にパスの順番を教えるとブッキーがジグザグになる様に指示を出し、それぞれが分かれてブッキーはマギルゥに普通のサッカーボールをパスする。
「ほぉれ、受け取れぃ!」
「いきます!」
「頼んだぞ!」
「オラァ!」
「ふん!!」
「吹っ飛べ!!」
マギルゥ、エレノア、アリーシャ、ロクロウ、アイゼン、ベルベットの順にボールにパスをする。
ボールを蹴る度にボールはバチバチとエネルギーを溜め込んでいきバチバチと火花を散らしていく。
「これならイケる……ゴンちゃん、頼んだよ!!」
「あぁ……必殺タクティクス、アルティメットサンダー!!」
ブッキーからのパスを受け取り、木の魔物の群れ目掛けてボールを蹴る。
バチバチと火花を散らしエネルギーを纏ったサッカーボールは通常の何倍もの重さであり油断をすると逆に吹き飛ばされる可能性がある……だが、ここでやらなきゃ戦闘タイプの転生者じゃねえ。オレは足に力を集中してボールを蹴り飛ばした。
飛んでいったボールは木の魔物の群れの中心に飛んでいき、バチバチと電撃と衝撃波を放出して木の魔物達を一掃した。
「しゃあ!」
アルティメットサンダーが成功した事で熱くなってきたのかブッキーはガッツポーズを取る。
「まだ油断をするんじゃねえ、本体は残ってるんだ」
カードを封印するまではこの戦いは終わらない。
暫くすれば木の魔物達が増殖をしてしまうのでこの場から先に進むとオレ達は更に奥へと突き進んでいった。
吹雪士朗の術技
エターナルブリザード
説明
両足でボールを挟むように囲って回転、ボールに冷気を注入、ボールが凍らせてバウンドして浮かんだボールに回転して蹴りを叩き込むシュート
アイスグランド
説明
フィールドを凍らせてアイススケートの様に滑ってジャンプ、地を踏んで氷を出して敵を凍らせてイナバウアーを決め込む
スノーエンジェル
説明
雪風を纏いながらが回転ジャンプをし、地を踏んで巨大な氷を出して敵を凍らせる。
コールスロー
説明
冷気を纏った氷の拳で相手をぶん殴ると同時に凍傷を起こさせる拳
必殺クマゴロシ・斬
説明
熊を殺す程の蹴りを交差させて入れたシュート。
必殺クマゴロシ・縛
説明
熊を蹴り殺す威力の蹴りの力を応用し絞殺する防御技
番外編
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続 異世界プルルン転生記
-
ちょっと昔のゴンベエ達(地獄)
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ザレイズ 総力戦 決戦KCグランプリ
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まゆゆんの貧乏くじ
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スペシャルスキットの続き