テイルズオブゼ…?   作:アルピ交通事務局

157 / 229
この話書いたの、や ら な い か 言いたいが為なんて口が裂けても言え(ないのと淫夢要素は)ないです


サブイベント 姫騎士アリーシャと導かれし愚者達 その6(後編)

「やっぱりこれは短すぎではないのか!?」

 

 ベルベットもエレノアもアイゼンもロクロウも私も、誰一人としてテンノウジさんに勝つことが出来なかった。

 約束通りアイドルと呼ばれる存在のコスチュームに身を纏うのだがスカートが短くて色々と露出している部分が多くて恥ずかしい。そもそもで私にスカートは似合わない。

 

「似合ってるよ、アメッカ」

 

 スカートの裾を抑えて恥ずかしがっているとライフィセットが側に寄ってくる。

 アイドルの衣装は私達女性陣の分しかなく、ライフィセットは何時も通りの格好をしている。

 

「そ、そうか……色々と露出し過ぎかと思うのだが」

 

「……アメッカはさ、前に僕が魔法少女の格好をさせられた時、止めてくれなかったよね」

 

「……根に持っているのか?」

 

「まさか……気にしてなんかいないよ」

 

 コレは気にしている。前回のフブキと色々とあったのをライフィセットは気にしている。私としてはとても似合っている姿だったが、ライフィセットにとっては屈辱的な格好だった……今ならば分かる。ライフィセットはこんな事を思っていたのだと。絶対に怒っている。

 

「はいこれ、歌詞だよ」

 

 サウンドワールドの住人、正式名称はロムビアコとチヒロさんは言っていた。

 今こうしている間も段々と大きくなっていき、今ではレディレイクの城よりも高く大きくなっており、何時動き出して暴れるかヒヤヒヤしている。チヒロさんやゴンベエが言うには綺麗な音楽を聞かせる事が出来れば小さくする事が出来るらしいのだが……にわかに信じがたい。ゴンベエもチヒロさんも悪ノリをする時はあるが、くだらない嘘はつかないので信じるしかない。

 

「えっと……巻き戻しは出来ないこと」

 

 歌わなければならないのだが私達はなにか歌を知っているわけではない。

 ゴンベエやチヒロさんは色々と知っているので、その中から選ばれた歌を歌うことに。私はライフィセットから渡された歌詞カードを手に、歌詞を覚える。歌詞を口ずさむが……中々にいい歌詞だ。

 

「ヤバい、ヤバいニャ!!流石にあの大きさはヤバいニャ!!」

 

 私達が歌詞を覚えようとしている間にもロムビアコは巨大化する。

 かなりの大きさになっており、私達を確実に踏み潰すぐらいの大きさの足になっている。

 

「待たせたな!トップバッターはオレが貰う!!」

 

「アイゼン、もう覚えたのか!」

 

「ああ、中々にいい歌詞で頭に直ぐに入った!……ミュージック、スタート!!」

 

 慌てるねこにん達の元にアイゼンがやって出る。

 ギターやドラム等を演奏してくれるねこにんに合図を送ると演奏がはじまる。

 

「吹き荒れる風 立ち止まる者

 さまよえる心達よ

 縛られた正義 鳴り止まぬsorrow

 次の一歩踏み出せない

 

 視界曇らせた涙を葬り去って

 闇を抜け出した希望はより一層その輝きを増して

 

 鮮やかなIt's a brand new day 駆け抜けろGo ahead the way

 またとない命燃やして戸惑いはTake it all away どこまでもJust believe your way

 世界という名のフィールドに一心に放つ光で 焼き付けてみせるよ 想いを

 

 溢れてるようで なんか足りないや

 騒々しい夜に漂えば何となく不安で かき乱すtomorrow見極めなくちゃ生けない

 

 時に目に見えるものより 見えないものの方が 大切だったりして

 

 明日は一体どっちだい わかってるようで勘違い 答えを見つけられずに

 奮い立つ心がある 揺るぎない想いがある

 それさえ確かならいい優しく照らす月が微笑む

 

 鮮やかなIt's a brand new day 駆け抜けろGo ahead the way

 またとない命燃やして戸惑いはTake it all away どこまでもJust believe your way

 世界という名のフィールドに一心に放つ光で 焼き付けてみせるよ 想いを」

 

「あ、小さくなってく!!」

 

 アイゼンが綺麗に歌い切るとロムビアコは何処か嬉しそうにしており、二回りほど小さくなった。

 ホントに美しい音楽を聞いたら小さくなった……異世界というのは本当に不思議に溢れている。

 

「いやぁ、森川さんボイスでBURNとかエエなぁ……」

 

「2つの声重なる時、誰よりも強くなれる……」

 

 本当に小さくなるのが分かるとなれば私達の責任は重大になってくる。

 綺麗な歌を聞かせれば元に戻すことが出来る……なんとしてでも歌いきらねば!

 

「肩に力入れすぎやで、曲がりなりにもアイドルの衣装を着とるんやからもっと笑顔にならんと」

 

「テンノウジさん」

 

「そんな気難しい顔をしとったらええことあらへんで」

 

「ですが、今は一大事です。ヘラヘラと笑っていてはそれは失礼ではないのですか?」

 

 ねこにんの里が滅ぶか滅ばないかの瀬戸際なところにいる。

 それをどうにかしようとしている私達が変に笑っていたらそれは真面目にやっているとは思われずねこにん達に対しても悪印象を及ぼす。

 

「ゴンベエは辛い時には泣いてもいい、逃げてもいい、無理に笑えとは言いませんでした」

 

「なるほどな……確かにニノ、じゃなかった、ゴンベエの言うことにも一理はあるわな。辛い時は泣いて発散しなアカンし嫌やったら逃げるのも手や」

 

「それに……色々とあって、笑うに笑えないです」

 

 つい昨日にザビーダ様とテオドラの一件があった。

 これからザビーダ様は殺すことを救いと考えを改めてしまう。そうせざる負えない程のなにかが待ち受けている。人は良くも悪くも心を、在り方を大きく変えてしまう……そう考えると笑顔になるなんて不可能だ。

 

「私は旅を経て強くなる事が出来ました……けど、強くなる代わりに大事な物を失った」

 

 人はそうやって成長していく生き物なのかもしれないが……

 

「これから私は前に進む、その代わりに……笑顔を失う」

 

「はぁ……なにを言い出すかと思えば、前に進む代わりに笑顔を失うやと?笑わせんなや」

 

 テンノウジさんは私の発言に呆れていた。

 力を得るたびに前に進むたびに強くなるために笑顔を失った……それはおかしいことなのだろうか。

 

「強くなれば偉くなればそれに伴う力を持っている事を自覚する義務とか責任とか色々とある。それ等が原因で気難しい顔になってしまう……だからこその笑顔やねん。アメッカ、お前はコレからどういう道を歩みたいんや?イケメンで女子力のある旦那さん貰って幸せに暮らす平穏な道か?」

 

「いえ……平和な世の中を築き上げる道です」

 

「せやったら笑顔を失うわけにはいかんやろう……君は先導者かそれに近しい存在になるつもりやろう」

 

「……そう、ですね」

 

 今のところ、この旅が終わればスレイの力になろうと思っている。

 その為にはゴンベエを動かしたり、ハイランド内部にいるヘルダルフと繋がっている人物を探し出したりと色々としなければならない事がある。特に現状では天族が見える人間はスレイ1人で、スレイが倒れればその時点で世界は終わってしまう。

 

「先導者や開拓者はあんま難しい顔や屁理屈並べたらアカン……笑顔やないと。真剣な時には真剣な顔を、本気には本気で返さなきゃと思っとるけどもあんま難しくするとその道が辛いと思わせてしまう。折角道を作っても導いても、その道が険しくて辛いものやと思われれば誰も歩んでくれへん。後に続く人がおらんかったら、歩いてくれへんかったら開拓する意味も先導する意味も一切無い……」

 

「先導者……マオクス=アメッカ(笑顔のアリーシャ)

 

 私が歩もうとしている道は、導師スレイの力となること。スレイは導師で、先導者の道を歩んだ。

 スレイは導師として天族の信仰の文化を復活させたり布教したりしなければならず、天族の信仰どころか存在を信じない人達は沢山いる。それをどうにかするのがスレイの役目で、それをフォローしたいと私は思っている。ならば……笑顔は大事か。

 

「天王寺の旦那……口で言うのは簡単かもしれねえけど、ソレが出来るのはあんたか八木俊憲ぐらいだろう」

 

「せやけど言っとる事には間違いないやろうが。苦しい時でも笑えとは言わん、けど苦しい顔よりも楽しい顔の方がエエって、楽しまんと……一人よがりになってまう」

 

「楽しもうぜって人を傷つける酷い言葉の1つだからな。特に未経験の仕事を必死になって覚えようとしているところで『肩の力を抜こうぜ』とか『仕事を楽しもう』とか言ってくるのは殺意を抱く。必死になってるのを馬鹿にしてる感がある」

 

「それ完璧にお前の私情挟んどるやろ」

 

「……っふ」

 

 ゴンベエとテンノウジさんのやり取りで思わず笑ってしまう。明らかにゴンベエの私情が混ざっているがやけに説得力がある。

 

「なんや、笑おう思ったら笑えるやないか」

 

「ああ……私は笑えるんだ」

 

 笑わなきゃいけないんじゃなく純粋に笑顔を浮かびあげるのはいつ振りだろうか。

 ゴンベエがテンノウジさんの事を旦那と呼んでいるのが分かる。この人はスゴい人だ。

 

「ニノ、プトティラ歌うぞ」

 

「いや、オレ、革命への前奏曲(ブレリュード)を歌うんすけど」

 

「歌は幾らでも歌って損は無い!」

 

 テンノウジさんはゴンベエを引っ張っていく

 

「強くなればなるほど 何のために力 使うべきか ジャッジが 重要になるさ(君自身の)

 振りかざして 恐怖で すべて手に入れたら…間違うな! 祈る人の 中身は ただのエゴイスト そうだろう?

 その瞬間 飲み込まれる ダークサイドの危険な欲望

 

 POWER to TEARER 心の強さ

 たった今 試されるとき

 破壊者を守護者に変える その願いでコントロール

 POWER to TEARER さぁ手なずけろ

 太古から続く力をその身体に纏うのなら 喰うか喰われるかのミッション Wow... POWER to TEARER

 

 いつも通り おんなじ方法じゃいつかは 考えろ

 追い込まれて 戸惑い その後どうする? 逃げるな!

 

 イチカバチか 最後の手段 試す時だろう 危険を冒し

 

 POWER to TEARER 挑むのならば

 微かでも 光はあるさ

 制御不能な現実も チャンスはある見逃すな

 POWER to TEARER ねじ伏せてみろ

 暴れ出す未知の力を

 自分のものに出来たとき 次のステージに行ける

 Wow…POWER to TEARER

 

 胸の中にある 願いや夢を 固く強く 守るんだ

 これから君が進む 未来 見失うな

 

 POWER to TEARER 心の強さ

 たった今 試されるとき

 破壊者を守護者に変える その願いでコントロール

 POWER to TEARER ねじ伏せてみろ

 暴れ出す未知の力を

 自分のものに出来たとき 次のステージに行ける

 Wow…POWER to TEARER

 Wow…POWER to TEARER」

 

 ゴンベエとテンノウジさんはデュエットで歌う。とても深い意味のある歌で私の心に響く……自分をものに出来れば次のステージに……

 

「ゴンベエ、变化する事が出来る魔法の粉は持ってるか?」

 

「持ってますけど……なにに使うんですか?」

 

「こう使うんだ……モシャス!!」

 

「……ゔぇ」

 

 ゴンベエから变化する事が出来る魔法の粉を借りたチヒロさんはゴンベエを变化させる。

 赤い髪のオッドアイが特徴的な170cmぐらいの男性に姿が変わり、テンノウジさんは嫌悪感を剥き出しにする。

 

「黛さん、なんでよりによって赤司の姿にするんや!」

 

え、オレ、今、赤司……神谷さんボイスになっている……」

 

「次はオレとのデュエットだ」

 

 チヒロさんはゴンベエを連れていく

 

「「 ALWAYS WIN

  どんなに足掻いても無感情に奪い取るさ

  このチームは揺るぎはしない

 

  誰かのためにだけなんて面白くはないだろう しっかり見せつけやるオレのスタイル

 

  見出したポテンシャルにふさわしい舞台だろう 違いは歴然だね 覚悟はいいかい

 

  光と影を創り出そう 幻を超える幻になれ

  この役割が楽しめるうちはコートの上、潜んでいるさ

 

  ALWAYS WIN

  絶対の前で無表情に勝ち取る この試合(ゲーム)を支配しよう

  Pride and Pride 無意味な情熱で可能性を叫ぶなら 思い知るがいいさ 全部摘み取ろう

 

  理解は求めていない 壊しても仕方ないさ それでいも挑むなら己の意思だね

 

  手に入れた戦い方 気配無き存在感 眩しさの境界から 牙を剥こうか

 

  光と影が交錯する 幻の枠は1つしかない あの影さえも光にできたら その決意を称えてやろ

 

  ALWAYS WIN

  どんなに足掻いても無感情に奪い取るさ このチームは揺るぎはしない

  Pride and Pride 勝ちたいと願う ありふれた思いも ここでは許されない 全部塗り潰せ

 

  息をするくらいに これは自然な渇望だろう 誰の目にも疑いがないような必然だ

 

  ALWAYS WIN

  絶対の前で無表情に勝ち続ける この試合(ゲーム)を支配しよう

  Pride and Pride 無意味な情熱で可能性を叫ぶなら 思い知るがいいさ 全部 摘み取ろう」」

 

 ゴンベエとチヒロさんは歌いきった。

 中々に独特の歌だったがロムビアコは満足したのか更に小さくなっていく。

 

「……私達の歌は無くてもどうにかなったんじゃないの?」

 

「べ、ベルベット!」

 

 自分が歌う歌の歌詞を覚えたのかやって来るベルベット。

 ライフィセットはベルベットの格好を見て少しだけ顔を真っ赤にしている……やっぱり、恥ずかしいよね……

 

全く、天王寺といい黛さんといい予定に無い歌を歌わせて、勘弁してくれよ」

 

 ゴンベエは元の姿に戻ると写し絵の箱を取り出してベルベットの写真を取る。

 ベルベットは左腕を喰魔化させてゴンベエの写し絵の箱を破壊しようとするがゴンベエは巧みに避ける。

 

「撮るんじゃない!……目に焼き付けるだけにしなさいよ……」

 

「デレとるな……めっさデレとるな……」

 

「デレてなんかないわよ!変な事を言わないでちょうだい」

 

 ニヤニヤしているテンノウジさんにも攻撃をするがすべていなされる。

 

「ここに戻ってきたって事は歌詞を覚えたんだろう……さ、歌うんだ」

 

「ええ……さっさと終わらせるわ」

 

 ベルベットはそういうと音を反響させる道具であるマイクを手に取った。

 

「頑張れベルベット。お前の中の佐藤利奈を出すんだ」

 

「そうだベルベット。お前の中の佐藤利奈はすごいんだ……録画開始」

 

「誰よ、その佐藤利奈って!!」

 

 ベルベットはゴンベエとチヒロさんにツッコミながらもベルベットは歌う

 

「SAY☆いっぱい輝く 輝く星になれ

 運命のドア開けよう 今未来だけ見上げて

 

 そっと鏡を覗いたの(覗いたの)ちょっとおまじない自分にエール

 

 だってリハーサルぎこちない私 鼓動だけがドキュンドキュン ファンファーレみたいに

 

 慣れないこのピンヒール 10cmの背伸びを 誰か魔法で変えてください ガラスの靴に

 

 SAY☆いっぱい輝く 輝くSUPERST@Rに

 

 小さな一歩だけど キミがいるから

 

 (せい)いっぱい 輝く輝く星になれるよ

 

 運命のドア開けよう 今未来だけ見上げて

 

 ちょっと気後れ フリーズしちゃう

 だって仲間はみんな眩しいきっと誰もが認められたいの

 

 私どうかな?イケてる?祈るようなキモチ

 カボチャの馬車はないけどキミがここにいるなら

 ねえ行けるよね?夢の向こうの新しい世界

 SAY☆いっぱい羽ばたく 一人に一コずつ

 抱えたこの(きらめ)き信じているから

 

 (せい)いっぱい羽ばたく 遥かな憧れにホラ リアルが近づいてる Let's goあのヒカリ目指して

 

 私思い込んでいた 微笑みはかわすけれど 泣くときには一人きりだって

 だけど今は知ってるよ 涙流すときも キミと一緒 キズナ 私の背中押している魔法

 

 SAY☆いっぱい輝く 輝くSUPERST@Rに

 小さな一歩だけど キミがいるから

 (せい)いっぱい輝く 輝く星になれるよ

 運命のドア開けよう 今未来だけ見上げて

 

 Yeah 羽ばたく一人に一コずつ 抱えたこの(きらめ)き 信じているから

 (せい)いっぱい羽ばたく 遥かな憧れにホラ リアルが近づいてる Let's goあのヒカリ目指して……」

 

 ベルベットは歌い切った。ロムビアコは更に小さくなっていく。

 

「ほれ、ワシ達も混ぜい!」

 

「歌だけでなくダンスも覚えてきました!」

 

 マギルゥとエレノアとも合流を果たす。

 ベルベットも加えて手には★型のタンバリンを手に持っている。

 

「あまたの星たちの中で キラリ光るシルエット

 その姿ひとめ見た夜に 焼きついてしまったわ

 まるで無重力の中で フワリ浮かぶシチュエーション

 

 不覚にも恋に落ちたのよ この空もウワの空

 1人だけじゃ切ない気持ちも

 2人でなら 分けあえる

 3人なら 背中を押されて

 友情→愛情 あなたに直行

 

 3、2、1、0! ダッシュするから あなたの その隣 キープして

 ほらいつの日か 辿りつくのよまだ遠い あなた★(アナタボシ)

 

 1、2の3でワープするから 私の この想い かなえてね

 今すぐそこに 辿りつくのよ 何千億光年の まだ遥か 彼方★(カナタボシ)

 

 アタマの中開いてみりゃ 四六時中カレのこと

 その姿ひとめ見ただけで バレバレよ『しまった!』わ

 

 まるで興味が無いフリして 通り過ぎるストリート

 

 フシゼンな歩き方をする この恋は叶うのか?

 

 1人すこし深呼吸をして

 2人きりで『話さない?』

 3人だけのヒミツ会議して

 友情→愛情 あなたに行動

 

 万がイチでも 奪取するから

 あなたの その隣 エンリョして

 ほらいつの日か 辿りつくのを

 祈ってた 流れ★(ナガレボシ)

 

 イチかバチかの ジャンプするから

 私の この想い 受け止めて

 もうすぐそこに 辿りつくのよ

 ウン千憶光年の 距離を越え あなた★(アナタボシ)

 

 ベルベット達は歌って踊って、綺麗に舞った。

 ロムビアコも満足しており更に小さくなっていく。

 

「ゴンベエ、歌おう!」

 

 この勢いは途絶えさせてはいけない。ベルベットからマイクを受け取り、ゴンベエと共に歌う。

 

「「未来にいる オレが見れば 今の自分は多分 考えなし ただ無邪気 愚かに見えるかも…

 

  Right now 手にしてるもの それはかけがえないもの だけど人はいつだって 振り返るまで気付かない

 

  それぞれに結ばれた 今 感じなきゃ絆 そこにあるもの全部が奇跡かもしれない

 

  こぼれ落ちる砂のように この手から 消える前に

  動き出そうぜ Double-Action『オレが』『私が』2人で戦う時

 

  巻き戻しは出来ないこと 知ってるなら きっと 先送りも 出来ないと気付かなきゃいけない

 

  Right now 想い伝えて どこにある?『いつか』なんて だけど人は疑いも しないから後悔する

 

  運命が呼んでいる

  離れないと信じる

  未来 急ぐより先に『今』を守り続け

 

  ふたつの声 重なるとき 最高に強くなれる

  ずっとずっと Double-Action 『気持ち』『2人』誰にも止められない

 

  いつでもマイナスからスタート

  それをプラスに変える

  そんな出会いがきっと

  誰の胸にもあるはず…さ

 

  こぼれ落ちる砂のように この手から 消える前に

  動き出そうぜ Double-Action『オレが』『私が』2人で

  ふたつの声 重なるとき 最高に強くなれる

  ずっとずっと Double-Action『気持ち』『2人』誰にも止められない」」

 

 歌う、とにかく歌った。

 私達の後に続くようにライフィセットがロクロウがエレノアがマギルゥがそれぞれ1人で歌い、その度にロムビアコが嬉しそうにしており段々と小さくなっていき最終的には一般的な民家程の大きさになった。

 

「後、一手だ。後、一手でオレ達と同じ大きさになる」

 

 後どれだけ歌えばいいのかをチヒロさんは教えてくれる

 

「よっしゃあ!最後は俺がやったるわ!ゴンベエ、变化の粉を貸せ!」

 

「え、なにに使うんすか?」

 

「まぁ、見とけや」

 

 ゴンベエから变化する事が出来る魔法の粉を受け取るテンノウジさん。

 チヒロさんになにか伝えてねこにん達に合図を送ると音楽が演奏され、テンノウジさんは魔法の粉を自分に浴びせる

 

「           _  -───-   _

            ,  '´           `ヽ

          /                 \

        /                    ヽ

      / __, ィ_,-ァ__,, ,,、  , 、,,__ -ァ-=彡ヘ  ヽ

       ' 「      ´ {ハi′          }  l

      |  |                    |  |

       |  !                        |  |

      | │                   〈   !

      | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ

     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !    や ら な い か ?

     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |

    | | /ヽ!        |            |ヽ i !

    ヽ {  |           !           |ノ  /

     ヽ  |        _   ,、            ! , ′

      \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'

        `!                    /

        ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |

            |\      ー ─‐       , ′ !

           |  \             /   |

      _ -‐┤ ゙、 \           /  ! l  |`ーr─-  _

 _ -‐ '"   / |  ゙、   ヽ ____  '´   '│  !  |     ゙''‐- 、,_」

 

 

「ええっ……」

 

 エレノアが歌ったバラライカという歌をテンノウジさんは歌う

 

「ゆらり ゆらり 揺れている (おとこ)心ピーンチ☆

 かなり かなり ヤバイのさ 助けてダーリン くらくらりん (やらないか)

 何もかもが 新しい 世界に来ちゃったZE☆ たくさんの ドキドキ☆ 乗り越え 踏み越え イクぞ☆ (やらないか)

 

 やらないか やらららいか やら やらかいかい この想いは 止められない♪

 もっと☆(おとこ)チック♂パワー☆きらりんりん ちょっと危険な KA・N・JI (やらないか)

 

 やらないか やらららいか やら やらかいかい もう ドキドキ 止められない♪

 もっと ドラマチック 恋 ハレルヤ 2人だけで やらないか(アーッ)

 

 よかったのか?ホイホイついてきて...

 

 すごく すごく 大きいです (おとこ)心チャーンス☆

 ハート『とか』 飛び出そう お願いダーリン ハラハラりん (やらないか)

 

 お前だけを 見つめてる 俺には知らんぷり 気付いて欲しいんだ ☆ときめき☆ ☆くそみそ☆ ☆好・き・さ☆ (やらないか)

 

 やらないか やらららいか やら やらかいかい そのヒ・ミ・ツを教えろよ☆

 もっと☆(おとこ)チック♂モノ♂ ぶーらりんりん やっぱ笑顔が ス・テ・キ (やらないか)

 やらないか やらららいか やら やらかいかい よそ見してちゃ ダメダメよ☆

 もっと ロマンチック 恋 シャーラランラ♪ 奏でたいぜ やらないか♂

 

 Oh

 

 Ah

 

 Oh Yeah

 

 (おとこ)の子はいつだって 夢見る『漢女♂(おとめ)』なの☆

 ピュア☆ピュアな心で 恋して 愛して S、O…SO、アーーッ♂

 

 やらないか やらららいか やら やらかいかい この想いは 止められない♪

 もっと☆(おとこ)チック♂パワー☆きらりんりん ちょっと危険な カ・ン・ジ (やらないか)

 やらないか やらららいか やら やらかいかい もう ドキドキ 止められなアーッい♪

 もっと ド♂エロチック 恋 ハレルヤ 2人だけで やらないか♂

 

 お前、俺のケツの中でションベンしろよ

 

 それじゃとことん悦ばせてやるからな

 

 やらないか

 

 腹ん中がパンパンだぜぇ☆

 

 俺はノンケだって構わないで喰っちまう人間なんだぜ?

 

 や ら な い か ?」

 

 テンノウジさんは歌い切った。

 途中で何故かゴンベエとチヒロさんが加わって謎のダンスを踊っており、2人は何処となく満足な顔をしている……が

 

「大きくなっちゃったよ!!」

 

「なんやて!?」

 

 今まで小さくなっていったロムビアコはテンノウジさんの不快な歌を聞いて巨大化していく。

 

「あんな変な歌を聞かせれば、大きくなるのは当然です!」

 

「なにゆうとるんや。ニコ生で皆が踊った由緒正しい歌やぞ」

 

「クソみたいな歌に変わりはないわよ……1からやり直しなわけ?」

 

 大きくなったロムビアコを見てベルベットはため息を吐いた。今までの努力が水の泡になってしまったから仕方がない。

 エレノアはテンノウジさんを叱るのだがテンノウジさんは後悔も反省もしていない。しかし、1回のミスでこんなになってしまう。雑音を聞けば巨大化してしまうロムビアコにずっと歌を聞かせ続けるのは不可能に近い。

 もう一度やり直さなければならない事に全員が少しだけ気分が沈んだ空気が流れていると灰色のオーロラの様なものが現れる。

 

「お、やっと来たか」

 

 オーロラの様な物が揺れ動くとそこには1人の男性がいた。

 テンノウジさんは知っているのか笑みを浮かび上げた。

 

「おいおい、マジかよ……あんなのが来るとか……言ってたな、仏」

 

「ゴンベエ、知り合いなの?」

 

 立っている男性についてゴンベエは知っているのか驚いている。

 いきなり現れた人なのでライフィセットは誰なのかゴンベエに聞いた。

 

「あの人は」

 

「俺の名は京極誠……通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておかなくていい……とは言い難いな」

 

 ゴンベエが紹介しようとする前に男はピンク色のカードを取り出し、名乗る。

 

「あんた、何者なの?」

 

「何者かと聞かれれば俺は俺だ……仏からなにも聞いていないのか?」

 

「…………確か、迎えにハンターを寄越すとかどうとか言ってたような」

 

 色々な鬼から詰め寄られている印象が強かったが、ホトケが迎えを寄越すと言っていたことをロクロウは思い出す。

 何時もならばホトケにそっくりな人が迎えに来るのだが今回は違う……この人がホトケの言っていた迎えか。

 

「俺はコイツ等を迎えに来ただけだ……と言いたいんだがな」

 

「えっと……すみません。途中までは順調に小さく出来たのですが、最後の最後でミスをしてしまいまして」

 

「その事についてはどうだっていい、今は……そうだな……いや、話さないでおこう」

 

「なんじゃ勿体ぶりおって」

 

「ここにいる本物(オリジナル)のお前達に話をしたとしても意味は無い。ティル・ナ・ノーグには別にお前達がいる……天王寺、黛さん、帰るぞ」

 

「チヒロはさん付けなのか……」

 

 チヒロさんとの力関係がアイゼンはよく分からない。

 マコトは灰色のオーロラの様な物を出してロムビアコを飲み込むとロムビアコは消え去っていく。

 

「やっと帰れるか」

 

「ほんの少しだけの時間やったけど、楽しかったで……お土産言うのもなんやけどレプリカの妖聖剣キーホルダーやるわ」

 

 テンノウジさんは5つの剣の形をしたキーホルダーを最後にゴンベエに託すとマコトに連れられて灰色のオーロラの中にチヒロさんと一緒に入っていった……元の世界に帰ったのだろう。

 

「……笑顔が自然に出てくる様に頑張ろう」

 

 テンノウジさんの言葉で少しだけ私は前向きになれた。




エレノアはバラライカ
ベルベットはSTAR
アイゼンはBURN
ライフィセットはWake UP YOUr Heart
ロクロウは勇気があれば
マギルゥは完璧ぐ〜のね
ゴンベエは革命への前奏曲と熱の欠片
天王寺は日出ズル場所とFIRE GROUND


ゴンベエの術技


サモン・リバイバル(with天王寺)

説明

ゴンベエ版サモンフレンズ。日本刀のクレストに入ると発生。
転生者業界の中でもトップクラスの最強の漢である天王寺麟童を召喚し、無数のてっぽうをくらわせた後、妖怪ウォッチオーガの力を使い、フドウ雷鳴剣で不動明王になり雷鳴鉄槌割、スザク蒼天斬でスザクとなり蒼天十字衝、ゲンブ法典斧でゲンブになり法典断獄斬、アシュラ豪炎丸でアシュラになり豪炎覇王刃、ビャッコ大霊槍でビャッコとなり霊槍牙王閃をくらわせる。

妖聖剣キーホルダー(レプリカ)

説明

幻獣の力が宿った聖剣のキーホルダー(レプリカ)
不動明王の力が宿るフドウ雷鳴剣、朱雀の力が宿るスザク蒼天斬、玄武の力が宿るゲンブ法典斧、阿修羅の力が宿るアシュラ豪炎丸、白虎の力が宿るビャッコ大霊槍の5本

番外編

  • 続 異世界プルルン転生記
  • ちょっと昔のゴンベエ達(地獄)
  • ザレイズ 総力戦 決戦KCグランプリ
  • まゆゆんの貧乏くじ
  • スペシャルスキットの続き

使用楽曲コード:13520806,14899817,16920759,20742878,22049070,24389269,70281301

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。