ヘルダルフと繋がっているハイランドの間者がマルトランもとい老害なのが分かった。
あのオバハンが、間者……戦争推進派の中に紛れ込んでいるのかと思ったのだがビエンフーの時と同様に内側に敵は居た。なんともまぁ、めんどくせえ事だ。だがまぁ、ものは考えようだ。犯人が分かり絶海の孤島に置いてきた。位置を覚えているのはオレだけだからヘルダルフが救い出す……いや、多分やらないだろうな。他人を蹴落とそうとするタイプだし。
「これぐらいだな」
「うわぁ……読めねえけど……」
オバハンが黒なのが分かれば、オバハンの身辺調査をした。
その結果、ローランスに情報を流し込んでいる痕跡を見つけたのだがローランス側の痕跡も残されているのか思った以上に物的証拠が集まった。
アイゼンが詳細を纏めたリストを見せてくる。アイゼンの事だからキチッとその辺はちゃんとしている、ビッチリと沢山の文字が書かれている。オレは当然の如く読むことが出来ないが文字量からして相当な闇取引が行われたのが予測出来る。
「こりゃブラックリスト作らなきゃならねえな……」
マルトランが特定の人物、ローランス帝国側のヘルダルフの間者に情報を流していた……だけじゃねえ。
重役を消したり、物資を届けなくする為に橋を壊したりと色々とコスい手を使っているとアイゼンは言うのでブラックリストを考える。
「これら全てを
「……裏切られた気持ちは分かるけど、向き合いなさい。ここには私もゴンベエも居るんだから」
オレは読めないけども、やっぱり悪事の証拠は酷かったみたいでアリーシャは顔を歪める。
自身の尊敬する人が裏で数々の悪事を働き、世界なんて滅びればいいのだと願っていた。素直に受け止めろと言うに言えない感じの空気が出来ているがベルベットは向き合うことを言う。例え挫けそうになってもオレやベルベットが支えて歩けるようにしてくれる。
「それで……ここからが問題でしょ?戦争の火種を起こそうとする連中は見つけたわ。貴方なら殴って解決する事が出来るけど、もう既に戦争の火種は投下されているわ」
「そうだよな、実際のところ1回戦いが起きてる……裏で今の災禍の顕主が手引きしてだ。人間、キッカケがあれば変わる……そのキッカケを与えちまった。ここからもう一度別方向に変えなきゃならねえ」
オバハンの裁き方に関してはアリーシャの最終手段に委ねる。
ここからが問題、既に事は起きてしまっており未然に防ぐことは出来なかった。戦争推進派の思惑通り1度だけ戦争が起きている。エドナとザビーダはその辺に関してオレ達に言及してくる。どうすればいいのか、極端な話穢れ云々が無いんだったらオレが戦争に出て全員叩きのめすのが1番だがな。
「戦争を止めるにはか…………こっちの国が豊かで戦争するのが厳しくて貿易をした方が良いって思わせるのが1番平和的だ」
いや、だからそれが1番難しいんだってば。
アイゼンは自国の強化を測る、世に言う富国強兵政策を考えるのだがそれは1日2日で出来るわけじゃないし下手に軍事力を高め過ぎれば戦争推進派の思う壺……
「やっぱスレイの存在が地味に大きいな……」
「アレは無しよ」
平和の象徴的存在が抑止力が必要だ。
どっちの国の人間でもない第3者的な立ち位置の人間が必要不可欠であり、その為には天族の信仰等を復活させる導師の存在が必要だ。
スレイの役割がここに来て地味に大きい、スレイが不況の中で布教の旅をしてくれるならばそれでありがたいが……
「スレイの噂って聞いたっけ?」
「いや、ローランスとハイランドが一発おっ始めようって時に戦争するなってブチギレて以降は……教会が
導師の噂を全然聞かない。
ザビーダに噂話はあるのかと聞けば、オレがスレイがやったことだと言い切った押し付けた案件以降は噂は0に近しいと言う。
天族を信仰さえしておけば、ぶっちゃけた話導師の存在は不要だが……肝心の天族は全くと言って見当たらない。ムルジムぐらいしか見ていない。ザビーダもアイゼンも幾ら災禍の顕主が暗躍している災禍の時代でも異常なまでに少ないと言っている……なんか裏があるのは確かだろう。
「セキレイの羽はどうなってるんだ?」
「状況的証拠は多数存在している。しかし、物的証拠が何処にも無い……現行犯で捕まえなければならず、向こうも気付いている……悪の根は深い」
「そうか」
スレイやアリーシャを襲撃した馬鹿もといロゼ達、風の骨。ああ言うのがこの世界には大事なのだが変革を遂げる為のこの時には不要な存在だ。
うちの領地はセキレイの羽はお断りだと出禁にしており、アリーシャはセキレイの羽が居た時間と場所を風の骨が居た時間と場所を照らし合わせてセキレイの羽=風の骨だという状況的証拠を作っているが物的証拠が無い。それどころか裏社会のネットワークを通じてロゼ達は潜んでいる。
過去に血翅蝶の力を使って色々と調べたり逆に調べられていたりしたから、悪の根の深さはアリーシャは熟知しておりどうすることも出来ない事を悔やんでいる。
「…………ただ純粋に領地経営してても無理か」
アイゼン曰く初期費用が赤字だったが、これからちゃんと利益を上げることが出来るのならばオレに与えられた領地は黒字になる。
赤と黒の絶妙なラインを行き来する黒字でなく、ちゃんと皆に利益が行き届くレベルの黒字になる。天族無しでもどうにかする事が出来ているのはいいことだ…………だが、あくまでもオレの領地のみが豊かになっているわけでハイランド全体が豊かになっているわけじゃない。
普通に領地経営してても無理、なにかしらのアクションを加えなければならない。この世界は天族に依存している厄介な世界でトライフォースで世界ごと書き換えると絶対に目に見えない気付かないところで綻びが生まれる。
「こっちにもキッカケが必要だが、なにがいいのか…………」
ただ殴って敵をぶっ倒すだけならばどれだけ気が楽だったんだ。
停滞している事は自覚しているが重い、他の試練神殿に行ったとしてもパワーアップ出来るのはザビーダとエドナで2人を器にしているアリーシャだけ、戦力と言う点でも人間的な意味合いでもコレ以上のパワーアップは別にしなくてもいい…………まさかヘルダルフは寿命勝ちを狙いに来たのか……いや、オレ達が寿命とかで死ぬ頃には災禍の時代は終わりを告げることが出来る、停滞してても前に進むことが出来ているのだけは事実なんだ。オレが寿命とかで死ぬまでになんのアクションも起こして来なければ災禍の時代は確実に終わりを迎えて、暫くの間平穏な時代が訪れる。
「あ〜もう無理、ホントに無理…………もう休む」
しておかなきゃならない内政の方はとっくの昔に終えているんだ。
これ以上は完全にお手上げ状態、ベルベット達も特になにかいい感じの案が浮かぶわけでもない。完全に嫌な方向に向かっていってる。
ベルベットが夕飯にオムライスを作ってくれたのでありがたくいただき、風呂に入ってベッドでオレを真ん中に右にベルベット、左にアリーシャが寝転ぶ…………エロいことはヘルダルフを倒してからだ。アリーシャの事が異性としても大好きだって気持ちを自覚しても特になにかが激的に変わるわけじゃねえ。
「明日も元気に過ごせればそれでいい……じゃ、ダメなんだよな」
なんでオレは転生先で無双じゃなくて苦悩しているんだろう。
もっと明るい未来が待ち受けている筈なのにやっぱり二次小説みたいなオレTueeeeは難しいか。ゆっくりとゆっくりと意識を落として眠りにつこうとするのだが眠りにつけなかった。何故か眠るなとオレの野生の勘が言っている。
「……」
とりあえず意識を起こしておく。目だけは閉じているので気配探知を高める。
アイゼンがザビーダと飲んでそのまま潰れている。エドナは自分用の部屋でゆっくりと眠っている。アリーシャとベルベットはオレの隣にいる。
孤児の子供達は男女別だが別の部屋でちゃんと暖かく眠っている……何時もと同じだ。何時もと同じで頭を悩ませつつも最後は寝てスッキリになる。なにも間違いじゃねえが、なにも正しくねえ停滞の日々でも一歩ずつ前に向かっている。じゃあ、なんだこの胸騒ぎは?
「…………ネールの愛」
「がぁ!?」
胸騒ぎに従って、今だという時にネールの愛を使う。
するとどうだろう、スレイがアリーシャに会いに来た際の1番の目的であった暗殺されそうになっている事を伝える、つまりはアリーシャを暗殺しに来ようとした奴が、ハイエナの様なロクロウの様に人の形を維持している憑魔が現れてオレを殺そうとした。
「この野郎、最近大人しいと思ってたらオレを狙いに来やがったのか?あ?」
「っちぃ、理由わからねえ術を使いやがる。だったら」
「あ!!」
「うるさいわよ!って……だ、誰!?」
起きたら人がいるが世の中は怖いという説を水曜日のダウンタウンで言っていたな。
ベルベットを大声で無理矢理目覚めさせればハイエナの様な狐男の存在に気付いて意識を覚ます。それと同時にオレが警戒している事に気付くので敵なのだと気付いた。
「この野郎、自分達が仕事する機会が減ってるからオレを殺しに来たのか?それとも風の骨としての活動が出来にくくなっているから殺りに来たのか……いや、どっちでもいい、どうでもいいか」
敵だと認識した以上は、倒す殺すただそれだけだ。
話し合いの通じないならば相手がなにを思ってなにを背負っているなんてどうでもいい事だ。戦いは生きるか死ぬか勝つか負けるかで嘘が無い。
ベルベットは左腕を喰魔に変えて容赦無く殺しに行くのだが、ハイエナ男は軽々と回避していく、いや、逃げようとする。
「逃がすか!!」
「さぁ」「どれが」「本物」「なんだろうな?」
「っ!?」
逃げようとするハイエナ男を追いかける。というか部屋の窓から出ていこうとするので軽く追いかける。
コレで終わりだと思っていれば、ハイエナ男は突如として4人に分裂した。コレは幻術だが生憎な事に手元にまことのメガネは無い、フォーソードも手元に無い。どれが本物なのか分からないので4分の1に賭けようと思っていると津波が巻き起こる。
「アイゼン、エドナ、ザビーダ、誰かは分からないがナイスタイミング!」
バラバラに逃げられる前に津波で全てを飲み込んで本物を炙り出す。
コレでハイエナ男の正体が分かると思っていれば穢れの塊が飛び出ていった………………?
「大丈夫か?」
「……お前は…………」
穢れの塊が飛び出ていったのと同時にハイエナ男の気配が消えた。
それと同時に見た目だけならばエドナと大差変わりない女が現れてオレが無事かどうかを聞いてくる。突如として現れただけあってか、警戒心を剥き出しにしていると屋敷からアリーシャとベルベットとエドナが追ってきた。
「大丈夫か、ゴンベエ!!」
「ああ、大丈夫には大丈夫だ…………」
「まさか風の骨があんたを殺しに来るなんて……いい度胸してるじゃない」
オレの身を心配するアリーシャと何処に行ったのかと敵意を剥き出しにしているベルベット。
何処だと辺りを見回すけどもベルベットには探知能力的なのは無い、オレも気配探知をしてみるのだが……どうも感覚が狂っている。
この地に天族が居てくれれば憑魔が入ったと言ってくれるんだろうが、残念ながらこの地に居ないので無理。
「……どうやら噂は本当のようだったな」
「えっと…………誰?」
「いや、知らねえよ」
「じゃあ、アリーシャの知り合い?」
「いや、私もあんな人は」
「………………貴女、天族ね」
まじで誰なのか分からない、どういう風に対応していいのかも分からない。
どうしようかとベルベットとアリーシャと顔を突き合わせていればエドナが目の前に居る女が天族である事に気付いた。
「て、天族の方でいらっしゃいましたか……その、夜分故にこの様な格好で申し訳ありません」
「別に構わない……それよりも噂の真偽を確かめに来た。天族を従えている導師が居ると」
「あ〜もう、それでいいです…………」
天族を従えている人間=導師な風潮になっている。
時代が時代なのでもうそれでいいんだと素直に諦めておいて大きなあくびをする。割と眠いぞ、眠ったらダメだと思ったら逆に眠くなるタイプで脳みそイカれてるからなオレは……。
「詳しい話は明日にしない……襲ってきた奴は?」
「この手で始末した。既に人の形は保っていたが人ではない穢れの塊、浄化したとしてもただ消えるのみ」
「そうですか……ありがとうございます」
アリーシャは頭を下げてお礼を言う。殺すしか道は無かったんじゃないのかとか色々とあるのだが今はシンプルに眠たい。
天族の名前を聞かないまま屋敷に招いてエドナには申し訳ないけどもエドナが使っている部屋を使ってもらい、一夜を過ごす。眠り足りないのでゆっくりと眠り、10時ぐらいに朝食を頂く。アイゼンとザビーダ以外はだ。
「あんたら飲むなとは言わないけど潰れるんじゃないわよ」
「いや……色々と溜まるもんがあんじゃねえか、だからこう」
「はぁ……お兄ちゃん、一週間お酒抜きね」
「なっ……3日にならないか?」
「それじゃ飲まない日が出来ただけでしょう」
アイゼンとザビーダはどうも酒に潰れていた、全く情けない大人と言うかなんというか。
ベルベットとエドナが冷ややかな目で見つめており、2人は一週間の禁酒令を後で出すとしてこの天族についてだ。
「我が名はサイモン」
「名無しの権兵衛だ」
「アリーシャです」
「ベルベット」
「ザビーダだ、よろしくな!」
「アイゼンだ」
「エドナよ」
とりあえずは自己紹介をしておく。
天族の名前が判明、名前はサイモン……
「えっと……」
「なんでこんな僻地にやってきたのよ?」
「だから僻地言うな」
アリーシャはなにから聞こうか悩んでいると、ここに来た理由をエドナが聞く。
田舎と言われればそのとおりだけども僻地と言うのは止めてくれ、田舎と都会の中間ぐらいの感覚だからさ。
「導師がここに居ると噂を聞いて真偽を確かめに来た」
「悪いけど、うちには導師なんてものは居ないわ……導師として活動している何処かの馬鹿は今、この大陸の何処かに居るんじゃないかしら?」
導師と話題に出せばベルベットは嫌そうな雰囲気を出す。
「ここには天族を器にしている人間とよくわからないのが居るけど、導師は居ないわ」
よくわからないのってオレの事だろうな。
ベルベットは導師がここには居ないのだとキッパリと言い切ったがサイモンは表情を変えない。天族を器にしている人間=導師じゃないのか?等の意見を一切言ってこないし表情とかも特に変わらない。ミステリアスな空気を醸し出している。
「いきなりの事で申し訳ないが、私をここに置いてほしい……今はこんなご時世、災禍の顕主も当然の如く居て世界中の殆どが穢れに満ちている」
「……導師じゃねえから天族の信仰文化復帰とか地の主探しとかあんまりだぞ……」
「無論、タダではない。この地には加護領域が無い、私が地の主になってこの地に加護を」
「なに担当?」
「……なに、担当?」
「いや、サラリと言ってるけどもその辺を確認しとかなきゃ祀り方も色々とあるからさ」
サイモンがあっさりとこの地の主になると言ってくるので先ずはと聞いてみる。
その辺を無視したら色々とめんどくさいからな。
「アレだろ、天族によって加護内容って変わるんだろ?」
「ああ、合格祈願や豊作祈願等様々な加護が存在している。オレの場合だと災厄を呼び寄せる加護だな」
天族によって内容が異なる。安産の加護を与えるのに豊作祈願を願われてもそれは困るのだと八百万の神様は言っていた。
天族によってご利益の内容が異なると言うのならば、ご利益の内容を確認しておかなければならない。アイゼンに一応の確認を入れれば、天族によってご利益は変わるものだと当然の如く言ってくる。
「ゴンベエ、そういうのを堂々と聞くのか?その、失礼じゃないか?」
「いやだって、無病息災担当なのに豊作祈願願われても困るだろ?天族の数だけ加護が存在しているって言うならば、天族という存在じゃなく、その人を正しく祀らなきゃならねえだろう?」
「つまりはサイモンを天族として祀るんじゃなくてサイモンという1人の神として祀るって事か……」
なに担当なのかを聞くことは失礼じゃないのかとアリーシャは考えているが、担当が異なるのにあれこれ言うのは筋違いだ。
天族=祀るは違う、◯◯だから祀る、所謂推し活の一種だ。ザビーダは言いたいことは分かってくれるのだと納得をしてくれている。
「で、具体的にはなんの加護を与えれるの?」
「………………いい夢を見せることが出来る」
「…………え、それだけ?それだけなの?もっとこう縁結びとかじゃないの?」
サイモンがなに担当なのかを聞いてみればそこそこ間があったが答えてくれた。
いい夢を見せることが出来る、縁結びとか長寿祈願とかベタなのをイメージしていたのでご利益が絶妙なまでになんとも言えない微妙な物だとベルベットは問い詰めるがそれがサイモンのご利益、加護内容である。
「う〜ん…………………どういう反応すりゃいいんだろうな。アイゼンみたいに厄災を呼び寄せないタイプのプラス方面の加護であるのは確かだけど」
「いい夢を見るのはいいことなの?いや、悪夢よりはマシだけど」
「我が国ではいい夢を見れたり変わった夢を見たりすればそれは縁起が良い、神様からの加護と言う感じのがあり一富士二鷹三茄子四扇五煙草六座頭って言う新年に見れたら最高な夢がある………………う〜ん……コレはアレだな」
「アレって?」
「1人じゃダメな感じだ……いい夢を見せることが出来るだけで、肝心の加護を与える事が出来ないパターンが多い。無病息災とかの加護を持っている存在と組み合わせる事でそれに合わせた縁起が良い夢を見せる事が出来る……と思う」
「最後は曖昧じゃない」
いや、だって八百万の神様基準での物事であってそれが天族で対応しているとは限らないだろう。
ベルベットは呆れているが、少なくともこのままだとただ単純にいい夢を見ることが出来るだけで終わってしまう。いい夢を見て加護を貰えてがワンセットだ。
「地の主の話は今は無しの方向で……………………………………………………………うん、そうだな」
「なにがだ?」
「今から色々と面接するわ。そこからお前を判断するよ」
「……は?」
こうして前代未聞の天族面接が始まる。
スキット ※男の娘とふた◯りと女装は異なるので微妙に喜びません
エドナ「貴方、信仰云々をしない割にはその辺はしっかりと考えているのね」
ゴンベエ「………………いや、だってお前等も人間とほぼほぼ変わらねえだろ?」
アイゼン「そう言われればそうだが、加護に合わせて祀る方法を変えるのか?」
ゴンベエ「変えるよ……うちの国の八百万の神も信仰のやり方を間違えたら加護与えないって怒るのも居るし、正しい祀り方をしてないって愚痴るのも居るし」
アリーシャ「例えば?」
ゴンベエ「1番シンプルなのは特定の食べ物を食べたらいけない系だな。牛は神様の使いだから神様の乗り物だから食ってはいけないという考えとかはある……普通に牛丼食うけど」
ベルベット「シンボルを食うなって事ね……まぁ、別に加護なんて欲しくないけど」
ザビーダ「言いたいことは分からなくもねえな……俺に奉納する酒が好みの酒じゃなかったら気分がな」
アリーシャ「気分の問題、なのですか!?」
エドナ「そりゃそうでしょう。私達の気分を損ねれば加護は与えない、気分がよかったら加護を与える……皆、色々と偉そうに言ってるけども、結局のところそんなものよ」
アイゼン「アリーシャ、オレ達も多少はズレているがその辺りは人間と大して変わらないんだ……ただ違いがあるとすれば力を持っているか持っていないか……力を持っていたとして、力を持っていない人間をどうして守る?守らなきゃいけない理由は、天族だからの義務はこの世に存在していない。信仰の力を得ることで天族も穢れから己の身を守っているだけに過ぎない」
ベルベット「強い奴が弱い奴を守るのは当然……なんて考えは一握りしかいないわよね」
ゴンベエ「でもまぁ、子宝関係の神様じゃなくてよかったよ。違った、天族じゃなくてよかった」
ベルベット「…………赤ちゃん欲しいって強請ってるのに一向に胸すら揉まない、キスだけの奴がなにかほざいてるわね」
アリーシャ「…………正式に夫婦であることを認めて互いに相思相愛ならば色々としたいと思ってるよ……おしりを揉んでもいいよ」
エドナ「未だに手を出そうとしないなんて、ホントにダメな男ね」
ゴンベエ「ちゃうわ!子宝関係の神様祀り方がエグいんだよ!男も女もどっちもエグいんだよ!後、ヘルダルフ倒したらヤることはヤるから!でも子供は数年待ってね!」
アイゼン「祀り方がエグい?」
ゴンベエ「いや〜その〜…………チ◯コの形をした巨大モニュメントを神輿で担ぐんだよ」
ベルベット「はぁ!?」
アリーシャ「な、ななな、何故!?」
ゴンベエ「いやだって、子宝に恵まれるって言うけども…………極端な話、セ◯クスやれって事だからな。加護を言い方変えれば勃起させる事が出来るって事らしいから」
ザビーダ「まぁ…………子宝って先ずは子作りだから間違いじゃねえよな」
アイゼン「男と女の2種類が存在している以上はそう言っていることだからな」
ベルベット「あんたら、納得してるんじゃないわよ!!」
ゴンベエ「いや〜でもね、実際そういってる事だからな子宝は……子を産む相手探しは縁結びとかだし……仮にエドナが子宝に恵まれる加護を与える場合、チ◯コかアワビを模したモニュメントとエドナを神輿で担ぐ?いや、いっそのことビリケンさんみたいに銅像を、大きなイチモツを携えたエドナの像を」
エドナ「グランドダッシャー!!」
ゴンベエ「甘い!ネールの愛!」
エドナ「ふざけんじゃないわよ!なんでそんな悍ましい物をつけられないといけないわけ!?」
ゴンベエ「お前のお兄ちゃんのをベースにするから、見慣れてるし悍ましくないだろ?」
エドナ「もう1000年以上見てないわよ!!」
ゴンベエ「大きなイチモツを携えたエドナ……ブッキーが見たら喜ぶだろうな」
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